差し支えなければ、よろしければ
押し付けがましさを避けるために重宝する表現。
口頭では頻出なので、ぜひマスターしたい。
メールなどの文書でも使える。
文頭、文末いずれも可。
文頭なら、”If you don’t mind, ” とコンマを後付けに、
文末なら、コンマを直前に入れることが多い。
ただし、コンマを使わずに済ませるケースも多い。
「もしよろしければ」と相手に選択権を与えることで、
反発を回避できる。
このフレーズをくっつければ、最低限のマナーはクリア、
と考えてよいくらい応用が効く。
ただし、妙な間のとり方や言い方をすると、
一転して皮肉めいて聞こえる場合があることは、
日本語と共通している。
“If you don’t mind, please tell me your email address.”
(よろしければ、メルアドを教えてください。)
“If you don’t mind, can I call you by your nickname?”
(もし差し支えなければ、愛称でお呼びしてよいでしょうか?)
“Please call me later, if you don’t mind.”
(差し支えなければ、あとでお電話ください。)
“I’d like to visit your office, if you don’t mind.”
(差し支えなければ、そちらのオフィスにお伺いしたいのですが。)