心に刻む、覚えておく
「精神のメモを作る」が直訳。
- 他動詞 “make”(作る)
- 不定冠詞 “a”
- 形容詞 “mental”(精神の)
- 可算名詞 “note”(メモ)
転じて、
- 心に刻む
- 肝に銘じる
- 覚えておく
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単数形 “a mental note” と 複数形 “mental notes”
の両方を使える。
ただし、複数形の場合、「心に刻む」よりは、
「書きとめる代わりに、記憶する」の意味が強い。
若い人はあまり使わないフレーズ。
今や、時代遅れの表現に近い印象。
しかし、中高年(~1970年代生まれ)の英語ネイティブ
(とりわけ米国育ち)ならば、それなりに馴染み深いはず。
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◆ 意味を推測しにくく、初めて聞くと「メンタルな病気か」
と誤解してしまうかもしれないので、ここにご紹介した。
- “Please make a mental note of this incident.”
(この事件について、肝に銘じてください。)
– - “I’ve been making mental notes about his bad behaviors.”
(彼の悪行については、ずっと記憶してきたのです。)
– - “I will make a mental note about your birthday.”
(あなたの誕生日を覚えておきます。)