私の覚えている限りはそうでありません。
“Not that I can remember.”と言うこともある口語。
いきなり “not” から始まり、これだけで回答として完結する。
文法的には微妙であるが、よく聞く決まり文句。
質問に対して一応否定しつつも、
その「根拠」をあくまで「自分の記憶」に限定することで、
後々覆る可能性を残す答え方。
逃げ道を自ら用意して使うこともあるが、
実際に確信できない場合が一般的であろう。
真偽を断定するには責任が伴い、リスクを負う。
自分の発言を「根拠」にされるのは、荷が重い。
そう感じる時に便利な否定表現。
【類似表現】
“Not that I know of.”
“Not to my knowledge.”
“Not as far as I know. ”
(私の知る限りはそうでありません。)
“Not that I recall.”
(私の記憶する限りはそうでありません。)
“I was under the impression that – ”
https://mickeyweb.info/archives/190
(私が受けた印象では~という感じでした。)