ご迷惑をおかけして、申し訳ございません。
文書やアナウンスにおける謝罪の常套句。
堅めのお詫びとして、口頭でも使う。
他意はなく、謝罪文としてシンプルかつ基本で万能に近い。
社外・社内通知(レター・メール)でも重宝する。
“apologize” には自動詞と他動詞がある。
いずれも「詫びる」の意で、多義ではない。
ここでは自動詞。
“inconvenience” は、接頭辞(prefix)の “ir”(不・無)
を “convenience” に加えたもの。
“convenience” とは、「コンビニ(convenience store)」のそれ。
名詞と形容詞がある。
ここでは名詞で「利便性」「好都合」。
接頭辞 “ir” を用いて、反意語「不都合」つまり「迷惑」に変換。
“the inconvenience” は「その迷惑」で、自ら招いた謝罪の原因を指す。
「迷惑」の程度は問わない。
よって、直訳は「我々はその迷惑を詫びます。」
“the” の代わりに、”any” や “your” が用いられることも多い。
【類似表現】
“We apologize for the confusion.”
https://mickeyweb.info/archives/4507
(混乱を招いてしまい、申し訳ございません。)
“It won’t happen again.”
https://mickeyweb.info/archives/15197
(今後は気をつけます)