準備万端です。
アメリカ口語である。
グッツー ゴー
などと聞こえる。
アメリカ人と仕事をしているとよく耳にする。
会議中の進捗報告などに出てくる。
- ” We are good to go for the next step.”
(次の段階へ進む準備は万端だ。)
– - ” I am good to go for the examination next month. ”
(来月の受験の準備は整っている。)
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◆ ” ready to go “( 準備万端だ ) が類語で、
LDOCE の語釈でも ” ready ” を用いて説明する。
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” good to go “
AmE informalto be ready to do something.
( LDOCE6、 ロングマン )
–※ 赤字は引用者
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◇ AmE informal = American English informal
「 アメリカ英語のくだけた表現 」 の意
嫌みがなく、軽快でさわやかな語感 を伴い、
使う楽しさを実感できる表現である。
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準備万端
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しかし、 初めて聞くと意味不明だろう。
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◆ 基本表現は、 次の2つ。
これさえ覚えておけば、 あとは主格を入れ替えて、
応用できる。
- I’m good to go.
( 私は準備万端です。)
– - It’s good to go.
( それは準備できています。)
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◆ 手続き完了の通知にも使われている。
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※ 2022年5月 アクセス
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※ 2023年5月 アクセス
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※ 2023年9月 アクセス
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◆ マイクロソフト「 エクセル 2013 」のスペルチェックに
無事通過すると、 こんな表示が出る。
なぜか三角マークの–” warning sign ” ( ISO 7010-W001 )。
” You’re good to go ! ” ( あなたは準備万端よ! )
と安心させておきつつ、 同時に警告している。
不可解である。
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◆ 一方、「 ワード 2013 」「 パワポ 2013 」「 アウトルック 2013 」
は、それぞれ以下の通り。
いずれも、” information ” ( ISO 7000-2760 ) のシンボル。
こちらの方が的確と考えるが、 いかがだろう。
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【類似表現】
” All set. Let’s roll. ”
( 準備万端。 では始めよう。)