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That being said

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とはいえ、というわけで 

with that being saidの略 

前置詞 “with” 抜きで使う方が一般的。

<3語ワンセット>の副詞的な慣用句。

口頭中心だが、文面でも使う。
文頭が最多だが、文中もありうる。

頻出ではなく、会話や会議でたまに出てくる程度。

ところが、意味が推測しにくい。

直後に重要な主張が出てくる場合が多いため、
それを逃さないために知っておくとよい。


◆ これまでの発言や内容(”that”) を踏まえつつ、
一旦それを脇に置き、さらに主張を展開する際に用いる。

前の文脈を肯定的に受け止めている点で、
真っ向から否定する逆接とは異なる。

さらに、順接を意味する場合もある。

こちらはマイナー用法。

◆ 要するに、 <順接><逆接>も表現できる。

その後の内容を聞いて、初めて判別できる。

日本語から考えると、両方を兼ねる表現は
妙に感じるかもしれない。

話の流れが予想しにくく、最後までしっかり聞かない限り、
趣旨を把握できなくなる。

だが、そんなことは大した問題ではないようだ。

それより大切なのは、次の視点。

■ “(with) that being said” の後、
本人の強調したい内容が来る。

そのため、文脈に区切りを差し込み、

話頭を転じるフレーズとして、

聞き手の注意を喚起する働き

がある。

したがって「それを言った状態で」が直訳。

平たく言えば「そんなこと言いつつも」。
ニュアンスとしては「どうであれ」。

<逆接><順接>か。
これだけではよく分からない。

続く内容次第である。

that being said
「そんなこと言いつつも」

  1. <逆接>  とはいえ
  2. <順接>  というわけで

基本は<逆接>

どこかあいまいで、ふわふわしており、
かっちり訳すのには向かない表現である。

話題の<転換>を露骨にしないための
婉曲表現と考えることもできる。

前後の文脈が分からないと、適切な和訳は難しい。
順接(肯定)か逆接(否定)かすら不明。

会話であれば、その場にいなければ困難である。
無理難題に近い。

◆ “that being said” の雰囲気をつかむ目的で、
以下例文とその訳例を検討してみよう。

5文とも、私が直接耳にして書き留めたもの。
こんな感じで会話に出てくる。

順接・逆接のどちらもありうる。

 

【類似表現】
意味も使用場面も、表題とほぼ同じ

 

 

 

 

 

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