またね。じゃあね。
親しい友人との別れ際の挨拶。
“I’ll” が略されている。
–
◆ “around” には、副詞 と 前置詞 がある。
以下、”Is he around ? ” と “push around” から再掲。
<語源>
中期英語「円に沿って」
■ 接頭辞 “a“(~の方へ、~に)
– 名詞につけて、方向を示す副詞・形容詞を作る
– 海洋語に多い用法
- adrift(流されて)
- aground(座礁して)
- afloat(浮かんで)
- astern(船尾に)
■ 名詞 “round“(円、輪っか)
“around” は、最頻出かつ最重要レベルの英単語。
・ 重要度:最上位 <トップ3000語以内>
・ 書き言葉の頻出度:最上位 <トップ1000語以内>
・ 話し言葉の頻出度:最上位 <トップ1000語以内>
すべて最高ランクである。
(ロングマン、LDOCE6 の表記より)
非常に多義だが、基本的意味は、
– 副詞「近くに」「あちこちに」「巡って」
– 前置詞「~の周囲に」「およそ」
基本的意味は、先の語源から推測可能な範囲である。
副詞と前置詞の境界があいまいなのが “around” の特色。
どちらとも解釈できる用法が珍しくない。
多義だが、基本的意味は、
– 副詞「近くに」「あちこちに」「巡って」
– 前置詞「~の周囲に」「およそ」
ここでは副詞「近くに」。
直訳は「あなたと近くにお会いしましょう」。
ゆえに「またあなたとお会いしましょう」。
基本的には、仲良い友達・同僚に対する挨拶。
下品さはないので、目上に使っても失礼でないが、
少々気安い言い回しなので、避けた方がよいかも。