Book-smart:知識・学識はあるが、生活力に欠ける様子
Street-smart:世渡り上手で、抜け目ない様子
日本の英和辞典には載ってないことも多いが、
ビジネスパーソンなら知っておくとよい形容詞。
ハイフンを入れない表記もある。
(booksmart, streetsmart)
長年、社会人をやっていると、
幸せそうな人生やキャリアを可能にする要素は、
学歴などに限定されないことが見えてくる。
世の中には、いろんなタイプの人間がおり、
どれがよいというものではないことが、
経験上分かってくるのだ。
まず、”book-smart” は、
「机上の知識は豊富だが、それだけ」という、
どこか「残念な人」を表す。
<頭はよいと思うが、仕事はできない>
「ガリ勉」に似た語感。
よって、褒め言葉とは言えないだろう。
陰口として使われる場合が多い。
反意語は、”street-smart”。
学歴・職歴はともかく、世慣れている。
如才ないため、世渡り上手なこと。
「抜け目ない奴」くらいの語感で、褒め言葉になりうる。
親しい相手なら、やっかみ半分で、本人に直接言えるかも。
“street-smart” の本来の意味は、
「都会の生活に通じた」であり、”streetwise” と同義。
組織内で使われる場合は、上述のとおり、
“book-smart” の逆を指す。