そんなに悲観しなくても大丈夫だから。
直訳は、「この世の終わりではない。」
“the end of the world” は、「この世の終わり」。
「死ぬわけじゃあるまいし」という感じ。
趣旨として、過剰に悩んでいると思われる人に対し、
「大丈夫だから」と安心させて励ますこと、及び、
「大げさだよ」とたしなめる意図に二分される。
相手や状況によって、どちらかに傾くが、
両方の感情が混じっていることも多いだろう。
アメリカ映画によく出てくる表現。
発言者の言い方と表情に注目すると同時に、
受け手の反応を観察すると勉強になる。
受け手が深刻に悩み、心に余裕がない場合、
逆ギレされたりする。
悩みへの感受性は人それぞれである。
また、事の本質は他者には分からない場合も少なくない。
確かに傍迷惑な騒ぎかもしれないが、
問題の詳細を理解しないまま、
やたらと使う表現ではないかもしれない。
“Cheer up. It’s not the end of the world.
(元気出しなよ。この世の終わりじゃないのだから。)