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Unbiased

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先入観のない 

ニュースやビジネスによく出る形容詞。
多義でなく単純で、自ら使うのも難しくない。

定訳は「先入観のない」「偏っていない」。

先入観の有無はありとあらゆる判断・評価に
影響するため、”unbiased” の大切さが
理解できるだろう。

よって、ニュースでも組織でも年中使われる
のは当然の単語である。

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“unbiased” =
fair and not influenced by your own or
somebody else’s opinions, desires, etc.
【同義語】impartial
【反意語】biased
(オックスフォード、OALD9)※ 下線は引用者

接頭辞 “un”(~ない)+
形容詞 “biased”(偏った、偏見を抱いた)

◆ よって、”unbiased” は文字通りで、
「偏っていない」「偏見のない」
「先入観のない」。
※「偏見」とは、非好意的な先入観

また、「偏っていない」から、「不偏の」
不作為の」をも意味する。
これも形容詞だが、主に統計で用いるため、
本稿では取り上げない。

◆ 名詞 “bias”(偏見、バイアス)の語源は、
中世フランス語「傾斜」(biais)。
動詞は存在しない(”biase” はない)。

いずれもあまり使われないが、
接尾辞 “ly” を加えると、副詞 “unbiasedly”(先入観なく)。
接尾辞 “ness” で、名詞 “unbiasedness”(不偏性)。

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◆「先入観がない」ということは、上記OALDの
“fair” や “impartial” が示す「公平」。

私情を差し挟むことなく判断することは
容易でないが、ビジネスでは普遍的な課題
と言える。

だが、”unbiased” かどうかの判断は難しい。
厳格な手順を経て検証される機会は、
日常的にはめったにない。それが現実である。

そのため、”unbiased” の実態は<理想>
に他ならないと考えられる。

生身の人間である以上、先入観はあるのが普通
だし、それを完全に排除するのは無理だろう。

それでも、理想を求め続ける姿勢は大切だろう。
さもなければ、社会の秩序も安定も保てない。

<人間社会に “unbiased” なんてない>
と分かっていながら、苦労してそれを追求する。
これが社会人に求められる基本的姿勢で
あったりする。

【例文】

“His opinion was relatively unbiased.”
(彼の意見は比較的公平だった。)
“We need unbiased information.”
(偏りのない情報が必要だ。)
“It will be difficult to find an unbiased witness.”
(先入観のない証人を見つけるのは難しいだろう。)
“Please give me unbiased advice.”
(先入観のないアドバイスをお願いします。)

 

 

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