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Get over

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克服する、立ち直る

“get over” は基本・重要・頻出、さらに多義の句動詞。

代表的かつ初歩的な句動詞なので、英語中級者を主な読者
と想定する弊サイトの対象外なのが本来である。

しかし、句動詞の解釈を考える上で役立つフレーズなので、
取り上げてみたい。

「句動詞」(phrasal verb)の定義は諸説あるが、
基本的定義は、

前置詞か副詞と一緒に用いることで、
元々の動詞とは異なる意味をなす複数の単語。

さらに、

句動詞を構成する個々の単語からは、
句動詞全体の意味を推測しづらいもの

とする「狭義説」が有力である。

例えば “get over” の場合、”get” と “over” の各単語から、
「克服する」という意味は推測しにくいことになる。

“get”(至る)+ “over”(向こう側)だから、直訳は「乗り越える」。
「乗り越える」→「克服する」→「立ち直る」
流れとして自然であり、推測しにくいとは言えないだろう。

多義の句動詞は、推測しやすい意味も合わせ含むことが多い。
“get over” の場合、いくつもの意味のうち重要かつ頻出なのが、
推測しやすい「克服する」。
よって、上述の「狭義説」の原則から外れるわけだ。

多義とはいえ、その大半は「乗り越える」から派生するため、
この直訳さえ押さえておけば、どうにか理解できる。

このように多義の句動詞のうち、その頻出分は直訳から
推測しやすいものも多い。

こうした句動詞は、大学入試や検定試験で狙われる。

“I can’t  get over my loss.”
(喪失感を克服できない。)

“I know you can get over it.”
(あなたなら克服できるはずだわ。)

“I have to get over my illness.”
(自分の病気を克服しなければ。)

【関連表現】
“Get it over with”
https://mickeyweb.info/archives/1142
(けりをつける)

 

 

 

 

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