鳥肌
「ガチョウのこぶ」が直訳の名詞。
“goose”(ガチョウ)は【鳥】で、
“bump”(こぶ)は【肌】にできる腫れ物。
「鳥」+「肌」で、視覚由来の語源が日英共通。
鳥肌は「こぶ」だらけなので、複数形 “bumps” が通例。
“goosebumps” と1語で表記する場合もある。
また、”goose pimples“(主にイギリス)
や “gooseflesh“(少し古い表現、複数形も同じ)
とも言う。
最頻出と考えられるのは、”goose bumps”。
深く感動した時、または不快や恐怖を覚えた時に、
皮膚がぶつぶつになる状態が「鳥肌」。
本来は、相手を威嚇するべく毛を逆立てて、
自らを大きく見せる動物的な現象である。
皮膚の毛穴が反射的に閉じられ、
立毛筋が収縮するために生じる。
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◆ 基本用法は、他動詞の “give” と “get”。
これだけ覚えておけば、基本は十分。
- “give – goose bumps”
(~に鳥肌を立たせる)
※ ダッシュ部に【人】を入れる
– - “get goose bumps”
(鳥肌が立つ)
“His disgusting behavior gives me goose bumps.”
(彼のむかつく態度には鳥肌が立つ。)
“She gave me goose bumps.”
(彼女のせいで鳥肌が立った。)
“I get goose bumps when I eat gross food.”
(まずい食べ物を食べると、鳥肌が立つ。)
“I got goose bumps watching the movie.”
(その映画を観て、鳥肌が立った。)