最終的には
直訳は「一日の終わりには」。
この意味で使われることもあるが、
それよりはるかに頻出なのが上記用法。
「結局は~」と、文頭に来る場合が多い。
文面でも口頭でも使う。
「最終的には」と結論を示す働きをするため、
- ~ですけど、結局、~なのです
- ~だったけど、結局、~となりました
と、説明的な使われ方をするのが一般的。
使用者の意図はそこにあったりする。
偉そうに聞こえることなく、帰納的に、
「やはり~ですね(でしたね)」
と事の本質を指摘する時に便利。
- “Health is the first wealth at the end of the day.”
(最終的に、健康こそ最高の財産。)
– - “At the end of the day, the beauty
may not be that important.”
(最終的には、美貌はそれほど
大切ではないのかもしれない。)
– - “At the end of the day,
she won the gold medal.”
(結局、彼女が金メダルを獲った。)
– - “At the end of the the day,
being honest is what counts.”
(最終的には、誠実であることが重要だ。)
– - “He became a rich man at the end of the day.”
(最終的に彼は金持ちになった。)
【類似表現】
“As it turned out”
https://mickeyweb.info/archives/474
(蓋を開けてみれば)
“The thing is”
https://mickeyweb.info/archives/17132
(要するに、実際には)
“When it comes down to – ”
https://mickeyweb.info/archives/24356
(~ということになれば、~となると)