関係ないです。どうでもよいです。構わないです。
投げやりな印象の言い回し。
◆ “care” には、名詞・自動詞・他動詞がある。
語源は、古英語「心配」(caru)。
名詞も動詞も頻出である。
語源に沿う意味合いが中心となるため、
多義だが難しくない。
日本でも「スキンケア」や「アフターケア」
などが定着しているため、イメージしやすい。
“care” の基本的意味
– 名詞「心配」「用心」「介護」「手入れ」
– 自動詞「心配する」「気にする」「面倒をみる」
– 他動詞「気にする」「したいと思う」
“I don’t care.” では、自動詞「気にする」。
“care” しないということだから、「気にしない」。
ひいては「関係ない」。
基本的に、無関心であることを伝える。
「私は構いません。」とも解釈できる。
この場合、中立的な表現と言えるが、
どこか突き放した印象が拭えない。
日本語同様である。
印象を和らげたければ、違う言い方を用いるはず。
自ら使う場合、要注意である。
荒い語調で言えば、もちろんネガティブそのもの。
実際には、これが普通。
- “I don’t care about what you think.”
(あんたの考えなんて、どうでもよいさ。) - “I don’t care about you.”
(お前のことなぞ、構ってられないよ。) - “I don’t care anymore.”
(もうどうでもよい。)※ 開き直りまたはやけくそ
< “care” 関連表現 >
“Take care.”
https://mickeyweb.info/archives/523
(お身体をお大事に。ご自愛ください。元気でね。)
“Thank you for caring.”
https://mickeyweb.info/archives/1986
(お気遣いありがとうございます。)
“caregiver”
https://mickeyweb.info/archives/15728
(介護者)
“Take good care of – ”
https://mickeyweb.info/archives/17451
(〜をきちんと手入れする、~を大切にする)