くだらない、ひどすぎ、くそ、くず
“crap” には、名詞・自動詞・他動詞がある。
【発音】 krǽp
– 名詞「うんこ、くそ」「くだらないこと」
– 自動詞「くそをする」
– 他動詞「たわごとを言う」
“crappy” は形容詞のみで、
「くだらない」「ぼろ」。
語原は、中期オランダ語「切りわら」(crap)。
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◆ “crap” も “crappy” も、「下品」な言葉。
日本のほとんどの辞書に、【卑】または【俗】と記載されている。
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英英辞典も同様で、”Slang” などとある。
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◆ 下品に違いないが、いずれも「禁忌語」ではない。
ほとんどのメディアにおいて、
放送禁止用語から外されている。
日本語では「くそ」から「くず」レベル
扱いも同等の感じで、社会的に許容範囲内の言葉–
日常のビジネス会話にも出てくるので、ペアで覚えてしまおう。
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◆ 組織で長年働いていると、「くそ」としか
表現しようのない、とんでもない(”very bad“)
成果物を目の当たりにする時がある。
理解不能なひどさに、”crappy” の称号はふさわしい。
【発音】 krǽpi
- “Cut the crap ! ” ※ 常套句
(でたらめ言うな!)(ばかげたことはよせ!)
– - “I don’t believe all that crap.”
(私はそんなくだらないことを信じません。)
– - “What is all this crap ? ”
(このくずは何?)
– - “He scared the crap out of me.”
(彼は私を死ぬほど怖がらせた。)
– - “No crap.”
(うそではない。)(本当だ。)
– - “I hate this crappy shirt.”
(こんなぼろシャツは嫌だね。)
– - “His story was crappy and vulnerable to ridicule.”
(彼の話はくだらなくて、笑われてもしかたなかった。)
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- “Her presentation was so crappy.”
(彼女のプレゼンはひどすぎた。)
– - “I feel crappy.”
(胸くそ悪いわ。)
– - “2016 was a crappy year.”
(2016年は最悪の年だった。)
– - “If you eat crappy food, then you feel crappy.”
(ひどい食物を食べれば、気分もひどくなる。)
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【類似表現】
“Sloppy”
https://mickeyweb.info/archives/880
(ずさん)
“dog waste”
https://mickeyweb.info/archives/41602
(犬のフン)