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Nitty-gritty

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核心、 本質、 実態

初めて見聞きすると、スラングか何かと勘違いしそう。

とんでもない。

ビジネス会議にも普通に出てくる、 真面目な単語である。

発音とスペルに特徴があるので、 一度学んでおけば、
次回はきっと自力でいける。

◆  まず、 発音から。

繰り返しつぶやき、 脳みそに刷り込んでしまおう。

【発音】 nítigríti

ティ  リティ 」 などと聞こえる。

軽やかに韻を踏んでおり ( 押韻 )、 耳心地がよい。

” nitty-gritty ” は、 末尾の  ” tty ” が韻を踏む
「 脚韻 ( きゃくいん ) 」 ( end rhyme )。

【参照】  Joce’s YouTube   ←  sassy “、 ” classy
( 図入り、 写真入り、 動画入り )

 

◆  逆に、 最初で韻を踏むのは 「 頭韻( とういん )」
( head rhyme、 alliteration )。

例えば、

有名な頭韻の商標名・固有名詞の例は、

first and foremost ”  で一覧にした。

◆  次いで、 ” nitty-gritty ”  の中身をチェック。

語源サイト  ” Online Etymology Dictionary ” が、

すっきり説明してくれる。

語源 ( etymology )を調べる上で、 重宝する英文サイト。


nitty-gritty (n.)

“basic facts of a situation or problem” by 1961, knitty-gritty,
American English, said to have been chiefly used by black jazz musicians,
perhaps ultimately from nit and grits “finely ground corn.”
As an adjective from 1966.


https://www.etymonline.com/word/nitty-gritty

※  2023年6月9日 アクセス


n. ” とは、 「 名詞 」 ( noun )。

意味は 「 基本的事実 」。

アメリカ英語。

名詞の初出は1961年で、 形容詞 ( adjective ) は1966年。

ジャズミュージシャン由来で 「 粉末状のとうもろこし 」
と成り立ちを推定 ( ” perhaps ” )する。

 

◆  語源不詳 ( ” unknown origin ” ) と記す英英辞書もある。

例えば、 OALD9( オックスフォード)。

” the nitty-gritty “

singular ( informal )

the basic or most important details of
an issue or a situation.

( OALD9 )


この辞書のように、” the ” つきで項目立てする
英英辞典も多い。

LDOCE6、 CALD4、 Macmillan  など。

singular ” とは、 「 単数名詞 」。

単数形で使われるのが一般的な名詞 のこと。

informal ” とは、 非正式なくだけた表現。

今回調べた全6点の英英辞書に  ” informal ”
表示があった。

うち3点に  ” singular ” 表示。

具体的な用途はこちら。

どれも 「 基本的事実 」 の範疇。

主な同義語は、 ” core “、 ” essence “、 ” focus “、
bottom line “、” reality “。

名詞も形容詞も、 これ以外の意味合いで使われる
ケースはないに等しい。

そのため、 次に挙げる代表例を押さえておけば、 基本はOK。

使用場面により、 先ほどの3つ 「 核心 」「 本質 」「 実態
で代替可能。

 

 

 

少ない語義。

個性的な発音と字面。

特に難しいことはない。

割と容易に身につく  ” nitty-gritty “。

覚えないと損である。

【発音】 nítigríti

 

 

 

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