ここから出て行け!
“get out” は「外に出る」で、
”go out” とほぼ同義の句動詞。
自動詞 “get” + 副詞 “out”。
命令形だと「出て行け」。
“of here” を足して「ここから出て行け」。
実際は、ひと言 “Out ! ”
と外を指差せば、事足りる。
この “out” は副詞だが、
間投詞とする解釈もある。
※「間投詞」(interjection)とは、
感動や応答を表す語で、
単独で文となりうる呼掛け言葉。
【例】”Oh ! “、”Alas ! “、”Oops ! “、”Whoa ! “、
“Gross ! “、”Welcome back ! “、”Well done ! ”
“Get out of here ! ” は、
日常でも映画でもよく耳にする。
怖い顔で「ゲラーラヒャ!」とどやされたら、
「失せろ!」と命じられている。
下手に逆らわない方が無難だろう。
“Don’t stick around. Get out of here ! ”
(ぶらつくな。出て行け!)
なお、命令形でない ”Get out of here.” は、
「まさか」「うそだろ?」という意味がある。
発言者の表情及び話の流れで区別できる。
こちらは冗談風なので、気にしないでよい。
【類似表現】
“Hit the road.”
https://mickeyweb.info/archives/3657
(出発する、さっさと出て行け)
“Pack your bags.”
https://mickeyweb.info/archives/1580
(出て行け。)
“Get lost ! ”
(失せろ!)
“Just go ! ”
(さっさと行け!)
“Don’t let the door hit you on the way out ! ”
(さっさと出ていけ!)
※ 退室次第、すぐドアを閉めてやるから、
そのドアにぶつかるなよ、との冷たい声掛け
“kick out”
https://mickeyweb.info/archives/22700
(追い出す)