前代未聞の
接頭辞 “un”(~ない) +
動詞の過去分詞 “heard”(聞いた)+
前置詞”of”(~について)
で「聞いたことがないこと」、
つまりは「前代未聞」。
ニュースによく顔を出す。
“unheard of” には、名詞と形容詞用法がある。
しかし、形容詞の記載しかない辞書も多く、
原則は形容詞である。
◆ ハイフンを入れ “unheard-of” として、
「複合語」(複合名詞 compound noun、または
複合形容詞 compound adjective)にすることもある。
【例】 “laid-back“、”so-called“、”wake-up“、
”self-explanatory”、”worst-case“、“long-overdue”
この場合、ハイフンを入れるのが原則だが、実際には
ハイフンのなしも少なくない。
ハイフンの有無で使い方は変わらない。
“unheard-of” は、複合名詞・複合形容詞ともに
使える。
名詞として使う場合は、直前に “the” をつけて、
名詞化する用法が多い。
“This is the unheard-of accident.”
(これは前代未聞の事件であった。)
繰り返すが、原則は形容詞である。
be動詞(am,are,is,was,were など)の直後
に置くのがパターン。
“The story was unheard of.”
(その話は前代未聞だった。)
“Her style was unheard of in the 1980s.”
(彼女のスタイルは、80年代には聞いた
ことなかったものだった。)
“Its price was unheard of at the time.”
(その価格は当時は前代未聞だった。)