So-called
2018/03/17
いわゆる
「いわゆる」と言ったら、”so-called”。
新聞・雑誌・ニュースには欠かせない形容詞。
2語以上の語が他の語を修飾する場合、
その2語以上の語を合わせて「複合修飾語」
(compound modifier)と呼ぶ。
特に、修飾される語が名詞の場合が、
「複合形容詞」(
※ 複数名詞(compound nouns)兼用も含む
【例】 “laid-back“、”unheard-of“、”fill
“self-explanatory“、”
“long-overdue“、”well-done“、”unhea
”short-staffed”、”well-established”
裏付け不十分なものを表すのに便利。
真偽の程は不詳だが、「世間で言う」「俗に」
と話題性のある対象に使う。
時に、皮肉・軽蔑を帯びる場合も少なくない
(「~なるもの」「~とやら」)。
【関連表現】
- “would-be ○○” ※ 形容詞
(自称○○) - “allegedly” ※ 副詞
(申し立てによると、伝えられているところでは)
さらに、婉曲的に述べたり、引用(引用符の直前に置く)
や受け売り時にも重宝する。
“This so-called helper was no help.”
(この助っ人とやらは役立たずだった。)
“He is one of so-called ‘experts’.”
(彼は「専門家」なるものの一人だった。)
“My So-Called Life”
(90年代の米ドラマ『アンジェラ 15歳の日々』原題)