一応、言っておくけれど ~
” in case ” は、「 ~の場合は 」「 念のため 」。
【参照】 ” In the event of – ”
” notice ” は、名詞・他動詞・自動詞がある。
【発音】 nóutəs
【音節】 no-tice (2音節)
ここでは他動詞「 気づく」。
“haven’t noticed” は “have not noticed” の短縮形で、
「気づいていない 」。
直訳 「 あなたが気づいていない場合は 」
口語中心の表現である。
発言の時点で、相手が実際に気づいているかどうかは不明だが、
気づいていないと考えるからこその物言い。
「 念のため 」「 一応 」
と一歩引きつつ、
思い切って意見する態度
同時に、
「 普通なら、自分で気づくよね 」
などと、いらつきを含む
場面が多い。
–
自ら好んで述べているわけではない。
よって、つっけんどんに聞こえがち。
–
「 一応、言っとくけど 」という感じ
–
本人に自覚させるためにも、
今、はっきり指摘してやろう
と総合的に判断した結果の発言。
言いにくいことを口に出すのは、
それなりの勇気なくしてできないこと。
「見て見ぬ振り」をする方が楽ちんであろうから。
- “In case you haven’t noticed, she doesn’t really like you.”
(念のため言っておくけど、彼女は君をそんなに好いてないよ。)
– - “In case you haven’t noticed, I am very busy now.”
(一応、言わせてもらうけど、今とても忙しいんだ。)
– - “In case you haven’t noticed, I’ve been waiting for 30 minutes.”
(言っとくけど、私は30分も待っていたのよ。)
– - “Just in case you haven’t noticed, I can hear you.”
(念のため言っとくけど、あなたの言葉、しっかり聞こえてるよ。)
【類似表現】
“Just so you know, -”
https://mickeyweb.info/archives/2160
(念のため、あなたに言っておきますけど)
“Just to be safe”
https://mickeyweb.info/archives/2895
(念のため)
“Reminder”
https://mickeyweb.info/archives/3312
(思い出させるための表現)
“That’s all I’ve got to say.”
https://mickeyweb.info/archives/2227
(自分には、それしか言いようがない。)
”Nothing personal.”
https://mickeyweb.info/archives/1402
(個人的な意味はない。悪気はない。)
“With all due respect”
https://mickeyweb.info/archives/3944
(お言葉を返すようですが、失礼ながら)
“Correct me if I’m wrong.”
https://mickeyweb.info/archives/4685
(私が間違っていたら訂正してください。)
“No offense, but – ”
https://mickeyweb.info/archives/11414
(悪気はないのですが)