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Just to be safe

      2019/04/16

念のため

◆ “just” には、形容詞副詞ある。

【発音】dʒʌ́st

語源は、ラテン語「公正な」(jūstus)。

ここでの “just” は、比較の副詞。
変な意図は一切ない
との本意を伝え、警戒を解く役割を担う語。

  • 単に~だけ
  • ただ~だけ
  • ちょっとだけ

この副詞 “just” は、 露骨さを軽減する婉曲用法で頻出

“just to be” では、副詞「単に~になるために」。

【参照】”Just checking in

◆ “safe” は、名詞・形容詞・副詞がある。

【発音】 séif

語源は、ラテン語「無傷な」「健康な」(salvus)。

ここでは基本的意味の形容詞「安全な」。

◆ よって、表題の直訳は「単に安全になるために」くらい。

“safe” の「安全」は、危害・損失のない状態ばかりでなく、

  安心をもたらす健全で好ましい様子 を幅広く表す。

迫り来る具体的な危険のおそれはないものの、

 心が安らぐように、より一層の注意を 

という意味で「念のため」

言動がむき出しにならないようにする表現が、既述の婉曲用法。

“just be safe” にも、相手の反発を回避する機能を伴う。
押し付けがましさを和らげることができるためである。

この点、日本語の「念のため」とかなり共通する

クッション言葉がもたらす効果とも重なる。


◆「念のため」同様、文頭に来ることが多いものの、
文中、文末でも使える。

この場合、カンマを直後に入れるのが通例。

  • Just to be safe, you should call him first.”
    (念のため、まず彼に電話しておく方がよい。)
  • Just to be safe, I’ll talk to him.”
    (念のため、彼と話します。)
  • “I will shut the window just to be safe.”
    (念のため、窓を閉めておきます。)

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◆ 次に挙げるように、「念のため」の英語表現はいくつもある。

この中でも、”Just to be safe” は、嫌味・他意がなく応用が効く

日本語からも連想しやすいので、ぜひ覚えておきたい。

【類似表現】

  • Just to be certain
  • Just to make sure
  • Just in case
  • Just to be on the safe side

【関連表現】
“Better safe than sorry.”
https://mickeyweb.info/archives/3457
(念には念を入れて)

“For safety”
https://mickeyweb.info/archives/651
(安全のために)

“as a precautionary measure”
(念のため)

“Reminder”
https://mickeyweb.info/archives/3312
(思い出させるための表現)

“In case you haven’t noticed, –”
https://mickeyweb.info/archives/2948
(一応言っておくけれど)

“Just so you know,–”
https://mickeyweb.info/archives/2160
(念のため、あなたに言っておきますけど)

 

 

 

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