私は本気で言ってます。
ここでの “mean” は、他動詞「意味する」。
【発音】 míːn
【活用形】 means – meant – meant – meaning
だから、過去形なら “I meant it.”
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◆ “I mean it.” は、公私不問で、老若男女が使う。
主に口語で、平たく言えば「マジだよ」。
「本当」と「本気」のいずれの解釈も可能。
文脈から区別する。
もっとも「本当」と「本気」は、
「まこと」という意味で重なり、
区別があいまいなケースが多々ある。
よって、厳密に分ける必要のない場合も少なくない。
両方とも “I mean it.” で表現できる。
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さらに、このようなシンプル頻出表現の場合、
状況次第で意味合いが大きく違ってくる場合がある。
例えば、文面に落とす際、次のように和訳したりする。
- こっちはマジだぜ。
- お前、ふざけんなよ。
- 私、本気なんですけど。
“it” は訳出しないのが通例。
“it” の代わりに、”that” も使う。
“that” は指示代名詞、”it” は人称代名詞。
“that” は前の文の内容すべてを指し、
“it” は前の文の名詞のみを指す。
これが原則。
しかし、表題の用法では、両者の趣旨に大差はない。
さらに、”I mean what I say.” も同然。
過去形(【発音】mént)なら、それぞれ
- “I meant it.”
- “I meant that.”
- “I meant what I said.”
【類似表現】
“No kidding ! ”
https://mickeyweb.info/archives/404
(本当ですか! ウソでしょ! マジですか!)
“Give me a break.”
https://mickeyweb.info/archives/540
(いい加減にして。勘弁して。ばか言わないでよ。)
“No pun intended.”
https://mickeyweb.info/archives/4603
(しゃれのつもりはありません。)ー
“It’s not funny. ”
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(笑いごとではないのよ。)
ー
“It’s no joke.”
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(冗談ではない。冗談では済まされない。)
–
“Don’t be silly.”
https://mickeyweb.info/archives/1408
(ばか言うな。いい加減にしなさい。)
“for real“(本当に、本気で)