プロ翻訳者の単語帳

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It means a lot to me.

      2026/09/17

・ Estimated Read Time ( 推定読了時間 ): 5 minutes

私にとって、 それはとても大切なものです。

本当にありがとうございます。
–

心から 大切にしているもの

を表す  決まり表現。

ひいては、「 心からの感謝 」 も表すことがある。( 本稿末尾 )

使い手の老若男女や相手の上下関係は無関係。

口頭・文面は問わないが、 どちらかと言えば 口頭優位の印象。

主格 にあたる 「 大切にしている何か 」は、 なんでもOK。

無生物・行動・状態でもよい ( 例文参照 )。

人称代名詞 (  personal  pronoun )の主格は、
I / you / he / she / we / they / it

便宜上、 表題には単数主格の人称代名詞  ” it “「 それは 」を置いた。

目的格  ” me ” 「 私に 」 も同じく任意。

“ me ” 以外の人称代名詞の目的格( objective )は、
you / him / her / us / them / it
ー
ー
◇  「 人称代名詞 」 の解説は、 ここが秀逸  ↓
ーちょいデブ親父の英文法 「  人称代名詞  」
ー

 「 とても大切なもの 」 を端的に表現する趣旨 

—- ■■  mean(s) a lot to  ●● —-
( ●● にとって、■■ はとても大切なもの )

–
英文は決まり文句だが、 定訳はない。

内容と主格・目的格の バランスを考えて和訳 する。

  • ” My job means a lot to me.”
    ( 私にとって、仕事はかなり重要なものです。)
    –
  • ” Our friendship means a lot to me.”
    ( 私たちの友情は、私には本当に大事なものです。)
    ー
  • ” English means a lot to them.”
    ( 彼らにとって、英語は大変重要なものです。)
    ー
  • ” This picture means a lot to me.”
    ( この写真は、とても大切なものです。)
    ー
  • ” My dog means a lot to me.”
    ( 私にとって、愛犬はとても大切な存在です。)
    ーー
  • ” Jogging means a lot to her.”
    ( 彼女にとって、ジョギングはとても重要なものです。)
    ー
  • ” Reading means a lot to us.”
    ( 読書は私たちにはものすごく大切なこと。)
    ー
  • ” Drinking alcohol means a lot to my father.”
    ( 父にとって、飲酒はかなり意義あるものです。)
    –

◆  主格が 複数形 ( plural ) であれば、 基礎文法に従い、
” means ”  の代わりに  ” mean “。

末尾の ” s ” は、 動詞の「 三人称単数現在形語尾 」で、
名詞の複数形には伴わないのが原則だからである。

通称、「 三単現のS 」。

主語が 「 三人称 」 かつ 「 単数 」で、
動詞の時制が「 現在形 」( present )
→  動詞 「 原型 」 の語尾に  ” s ”
–

  • ” My friends mean a lot to me.”
    ( 私にとって、友達は非常に大切な存在です。)
    ー
  • ” Books mean a lot to my daughter.”
    ( 娘にとって、本はとても大事なものです。)
    ー
  • ” Pensions mean a lot to us.”
    ( 私たちにとって、年金は大変重要なものです。)
    ー
  • ” My sons mean a lot to me.”
    ( 私にとって、息子たちは死ぬほど大切な存在です。)
    ー
  •  “His routines mean a lot to him.”
    ( 彼にとって、ルーティンは極めて重要なものです。)
    ー
  • ” Students mean a lot to them.”
    ( 彼らにとって、生徒はかけがえのない存在です。)
    ー
  • ” You mean a lot to all of us.”
    ( あなたは、私たち全員にとって、大切な存在です。)
    ( あなたたちは、私たち全員にとって、大切な存在です。)
    ※  ” you ”  →  単複を区別しない二人称代名詞
    ( = 人称代名詞二人称単数及び複数形 )–

–
◆  主格が生物か無生物かで、 和訳が違ってくる場合が多いものの、

   意味合いは「 とても大切なもの 」で 一貫

かけがえのない人たち

 

◆  表題の  ” mean “ は、 動詞「 意味する 」。

【発音】  míːn  (1音節)

【活用形】  means – meaning – meant – meant

【発音】  mént  ( 過去形・過去分詞 ” meant ” )1音節

他動詞と自動詞があり、 自動詞はマイナー用法。

ここでも他動詞「 意味する 」。

  • 他動詞  「 意味する」「 つもりで言う 」「 つもりである 」
  • 自動詞  「 気持ちをもっている 」    ※  好意や悪意など

表題は他動詞  ” mean “( 意味する )の基本用法そのもの
なので、難しくないはず。

” ■■ mean(s)  ”   = 「 ■■ は意味する 」

 

< 形容詞「 意地悪の 」と名詞「 手段 」の  ” mean ” 相違点 >
–

【発音】

「 ミーン 」  míːn  は共通  (1音節)

【語源】

  • 動詞  「 意味する 」  →   古英語「 意図する 」( mǣnan )
  • 形容詞  「 意地悪の 」  →   古英語「 劣った 」( gemǣne )
  • 名詞  「 手段 」  →   ラテン語「 中間の 」( mediānus )

【重要度・頻出度】     ※  LDOCE6( ロングマン )の指標より
–

◇  動詞  “ mean ”

■  最頻出 かつ 最重要レベルの英単語
■  堂々 最高ランク の立ち位置を誇る

  • 重要度:最上位 <トップ3000語以内>
  • 書き言葉の頻出度:最上位 <トップ1000語以内>
  • 話し言葉の頻出度:最上位 <トップ1000語以内>

◇  形容詞  “mean”

  • 重要度:最上位 <トップ3000語以内>
  • 書き言葉の頻出度:3000語圏外
  • 話し言葉の頻出度:<2001~3000語以内>

◇  名詞  “mean”    ※  「 手段 」の意味では、” means “(下記)

  • 重要度:9000語圏外
  • 書き言葉の頻出度:3000語圏外
  • 話し言葉の頻出度:3000語圏外

◇  名詞  “means”    ※  「 手段 」の意味

  • 重要度:<3001~6000語以内>
  • 書き言葉の頻出度:<1001~2000語以内>
  • 話し言葉の頻出度:<2001~3000語以内>
    –
    【発音】  「 ミーンズ 」  míːnz  (1音節)

–

【関連表現】

–

◆  ” a lot “ は、数量( たくさん )と程度( すごい )
の甚しさを示す熟語。

ここでの  ” lot ” は副詞。
–

–
” a lot ” ( also ” lots ”  informal )

a large amount or number.
–

” a lot ”

used to say that something happens
to a great degree or often.

( LDOCE6、ロングマン )

–
ここでは数量( 前者 )ではなく、程度( 後者 )。

程度の甚だしい様子を示す。

よって、他動詞  ” mean ”  に伴った  ” mean a lot ” は、

「 ものすごく 意味する 」。

さらに、行為対象の前置詞 ” to “( ~ にとって )を加えた

” mean a lot to ” の直訳は、

「 ~ にとって、 ものすごく意味する 」

 

◆  これに、上述の主格( ■■ )と目的格( ●● )を足せば、

表題パターンの出来上がり。
–

” ■■ mean(s) a lot to ●●. “–

  •  直訳は、
    「 ●●にとって、■■は ものすごく 意味する 」
    –
  •  転じて、
    「 ●●にとって、■■は ものすごく 意味ある 」
    –
  •  より自然な日本語に直すと、
    「 ●●にとって、■■は とても 大切なもの 」

–

” a lot ” の代わりに、 例えば、 形容詞  “ much ” を入れてもよい。

けれども、 冒頭通り、 ” mean(s) a lot to ”  は  決まり表現。

” mean(s) much to ” に比べて、 しっくり合う印象。

定訳がないため、 全体の調和を加味して和訳する点は既に触れた。
ー

◆  以上をまとめると、

  1.  主格に森羅万象を据えることのできる応用力。
    使い手や使用場面は通常問わない。
    –
  2.  本人の大事なものを吐露 しているため、
    しんみりとした風情で、 受け手の 心に深く染み入る 感じ。
    –
  3.  全体的にポジティブ。
    内容的にネガティブな要素が入り込む余地は少ない。
    –
  4.  使用単語は基礎レベル。
    手間いらず で、使い勝手抜群。

–
自ら使えるようにしておくと便利。

–

◆  これまで述べてきた通り、 ” It means a lot ”  は、

心から 「 大切 」 「 重要 」 な対象へのポジティブな感情の表出。

ひいては、 感謝と喜びを伝える表現  としても使われる。
–

“ It means a lot to me. “

心からの感謝

 「 本当にありがとうございます。」

“ It means a lot. ” だけでも、

「 ありがたいです 」 「 うれしいです 」。

 

◆  繰り返すと、
–

” ■■ mean(s) a lot to ●●. “

  •  直訳は、
    「 ●●にとって、■■は ものすごく 意味する 」
    –
  •  転じて、
    「 ●●にとって、■■は ものすごく 意味ある 」
    –
  •  より自然な日本語に直すと、
    「 ●●にとって、■■は とても 大切なもの 」
    –
  •  ひいては、
    「 ●●にとって、■■は とても ありがたい 」
    –
    「 ●●にとって、■■は とても うれしい 」

 

【関連表現】

” You don’t know how much it means to me. ”

( 私がどれほど感謝しているか、あなたには分からないでしょう。)

< 直訳 >
私にとってそれがどんなに意味あることか、 あなたには分からない。

→  この上なく感謝している  ことを相手に伝える決まり文句

 

 

 

 

 

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