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Speculation / Speculate

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(1)  憶測、 憶測する     (2)  投機、 投機する

 

  おくそく 【 臆測 ・ 憶測 】

物事の事情や人の心をいいかげんにおしはかること。
また、その推測。   当て推量。

(広辞苑 第七版)

「憶測」といえば、名詞  ” speculation ” 。

【発音】  spèkjəléiʃən
【音節】  spec-u-la-tion  (4音節)

確実でない情報に基づく推論は日常にあふれる。

あっという間に情報が広まる( go viral )、この ご時世  では、
確かな情報源をたどる方が難しいくらいだ。

動詞は、” speculate “。

【発音】  spékjəlèit
【音節】  spec-u-late  (3音節)   

語源は、ラテン語「見張った」(speculātus)。

【活用形】  speculates – speculated – speculated – speculating

自動詞と他動詞がある 。

基本的意味はどちらも「憶測する」。

その直後の前置詞または接続詞で違いが出るのが原則。

–  自動詞   speculate  aboutas toonupon
–  他動詞   speculate  that

 

◆  “speculate” と “speculation” には、「 憶測(する)」
以外に「 熟考(する) 」の意味がある。

「いいかげんにおしはかる」でなく、頭を使って考えること。

文法面が同じで、直後に続く単語(”about”、”on” など)まで共通する。

どちらの意味を指すかは文脈より判断する。

 

◆ 「憶測」と「熟考」では、受け手の印象がだいぶ異なるため、
時に翻訳者泣かせである。

日常使用では「憶測」の方が多めな感じ。

だが、「憶測」も「熟考」も確実性には欠ける。

たとえ真面目に頭を使い、深く考えたとしても、
その根拠に不確実な要素が残る点に変わらない。

そのため、迷った場合は「 推測(する) 」「 考える
といった、無難な和訳で済ます翻訳者が多い。

what ” や ” why ” などの wh節が、
” speculate ” に続く際、前置詞は略されることが多い。

上記例文では、”speculating” の直後に、
“on” “about” “as to” などを入れてもよい。

◆  “speculation” は 「 投機 」 をも意味する。

大半の人の日常に疎遠だろうが、ビジネスには大切な用法。

speculate

2.  to buy goods, property, shares in a company, etc, 
hoping that you will make a large profit when you sell them.

(ロングマン、LDOCE6)

【発音】  spékjəlèit
【音節】  spec-u-late  (3音節)   

「投機する」の “speculate” は自動詞のみ。

続く前置詞は “in” と “on” のいずれかがほとんど。

◆  なお、「投機」と「投資」の違いは、日英共通する論点。

次の各3語で検索すると、数多くの解説サイトが出てくる。

【動詞】 “speculating”  “investing”  “difference
【名詞】 “speculation”  “investment”  “difference
【名詞】 “speculator”  “investor”  “difference

※「 speculator = 投機家 」 「 investor = 投資家 」

「投機」のイメージが、あまりよろしくない点も、日英共通。

 

 

 

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