どうでもいいけど。
会話中、”Whatever.”
と相手が一言放ったら要注意。
どこか投げやりで見放す姿勢に出ている。
「まっ、勝手にしなさい」「知るか」。
または「はいはい」と軽く聞き流している。
◆ 毎年恒例のMPO調査によると、
アメリカ人にとって、日常会話中、
最も煩わしい言葉が “Whatever“。
2017年12月実施の調査では、
9年連続トップを記録した。
For the ninth consecutive year,
Americans say “whatever” is
the most annoying word or phrase
used in casual conversation.
Dec. 18, 2017
http://maristpoll.marist.edu
◆ “whatever” には、代名詞・形容詞・副詞
・他動詞がある。
ここでは副詞。
間投詞とする解釈もある。
※「間投詞」(interjection)とは、
感動や応答を表す語で、
単独で文となりうる呼掛け言葉。
【例】”Oh ! “、”Alas ! “、”Oops ! “、”Whoa ! “、
“Gross ! ” “Welcome back ! “、”Well done ! ”
場面次第で、
- どうでもいいけど
- いいから(さっさとやって)
- 勝手にすれば
- はいはい
- 知るかよ
基本的に失礼な発言である。
無関心であることを露骨に表現している。
それを隠そうともせず、突き放している。
しかし、相手をうんざりさせた自分にも
問題があったはず。
依怙地、執拗、奇矯な態度や話題で
不快にさせなかったか。
“Whatever.”とあしらわれたら、
とりあえず離れよう。
一旦時間を置き、手段を練り直す方がよい。
–
【類似表現】※ 突き放す表現
“Believe what you want.”
(好きなように信じるがいい。)
“Do what you want.”
(好きにすれば。)
“Do as you like.”
(好きにすれば。)
“Suit yourself.”
(好きにすれば。)
“Have fun.”
(ご勝手に。)
“That’s all I’ve got to say.”
https://mickeyweb.info/archives/2227
(自分には、それしか言いようがない。)
“You are on your own.”
https://mickeyweb.info/archives/3445
(今後は自力でやりなさい。)
“Have it your way.”
https://mickeyweb.info/archives/8482
(どうぞご勝手に。)
“So be it.”
https://mickeyweb.info/archives/11846
(好きにすれば。それならそれでよい。)
【類似表現】※ 好意的で丁寧な表現
“Please feel free to – ”
https://mickeyweb.info/archives/70
(ご自由に、ご遠慮なく)
“as you see fit”
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(お好きに)
“It’s all yours.”
https://mickeyweb.info/archives/26580
(あとはご自由にどうぞ。あとはお任せします。)