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In a nutshell

      2017/08/05

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要するに

堅めのエッセイ、ニュース記事や評論文に出てくる。
「要するに」同様、文頭に用いる場合が最多。
口頭でも使うが、どちらかと言えば文面が主。

◆ “nutshell” には、名詞(可算名詞)と他動詞がある。
– 名詞「どんぐりなどの堅果(けんか)の殻」
– 他動詞「簡潔に述べる」

“in a nutshell” の形で使われる場合がほとんどのためか、
「名詞」の表記しかない辞書が少なからず存在する。

LDOCE6(ロングマン)と OALD9(オックスフォード)
にも動詞表記はなく、”in a nutshell” の解説が中心。
また、他動詞でなく、自動詞と書いてある辞書も散見された。
論が分かれているようだ。

◆ 文法面は深く考えすぎずに、3語ワンセットで
“in a nutshell” =「要するに」
と覚えてしまおう。

初めて見ると、意味不明に違いない。
だが特徴のある言い回しなので、記憶に残りやすいだろう。
ここでしっかり覚えておけば、次回は思い出せるはず。

少し堅い内容の文章(メール含む)を書く機会があれば、
ご自分で使ってみるとよい。

◆ 学びたての英語表現を、初めて使う際はドキドキする。
私自身、30年以上ドキドキし、たっぷり恥をかいてきた。
意地悪な外国人もいたりして、もう恥だらけ。
このドキドキと恥とが、結果的に力量を上げてくれた。

“In a nutshell, he is not fit for the company.”
(要するに、彼はその会社に合わないのです。)
“In a nutshell, we need to change our plan.”
(要するに、計画を変更する必要があります。)
“In a nutshell, things went out of control.”
(要するに、とんでもないことになったのです。)
“Here is the situation in a nutshell.”
(手短に言えば、以下の状況です。)
“I guess that is my problem in a nutshell.”
(要するに、それは私の問題ってわけですね。)

 

 

 

 

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