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In a – manner

      2020/01/02

〜の方法で、~の様子で

やり方や様子を描写する際に
重宝するのが “in a – manner”。

ダッシュ部には、形容詞を入れる。
形容詞を入れ替えれば、大半の状況が説明できる。

堅めの文書で用いられる表現である。

日常口語では、”in a – way” の方が一般的。

ダッシュ部には、同じく形容詞を入れる。
または、副詞1語で表すことが多い。

【例】

  • “The scenario has changed in a drastic manner. “
  • “The scenario has changed in a drastic way.”
  • “The scenario has changed drastically.” ※ 副詞
    (そのシナリオは、思い切り変更されている。)

この3文は同義。

つまり、”in a – manner” と “in a – way”
は、それぞれ<3語ワンセット>で副詞の役割
を果たすということ。

“manner” の筆頭の語釈は、”way” と同義扱い。

“manner”
formal
1. the way in which something is done or happens.
(ロングマン、LDOCE6)

※ 下線は引用者

【発音】  ˈmæn.ɚ

普段使いにおける、上記3つの頻出度を比較すると、

副詞1語 > way > manner

これは私の実感である。

とはいえ、煩雑な言い回しは世間一般に好まれないため、
大方外れてはいないと考える。

ほとんどの場合、この3パターンに換言できる。
後述の例文も、各3文で示す。

◆ 3つのうち、頻出度が最低なのに、なぜ取り上げるか。

繰り返しになるが、堅めの文書で起用されるからである。
公的文書や事件・事故関連の記事には、普通に出てくる。

中級の英語学習者であれば、”in a – way” と基本的な
副詞は学習済みであろう。

一方、”in a – manner” は、それほど身近でない。

かっちりした表現のため、ハードル高めであるが、

フォーマル文書には似つかわしい。
使用場面は限られるものの、それなりに重宝されている。

ここで学んでおけば、後日出てきた時に、すんなり
認識できるだろう。

◆ “manner” は「マナー」。

【発音】  ˈmæn.ɚ

「マンネリ」は「マンネリズム」で、
“manner”+”ism” = “mannerism”

語源は、ラテン語「手の」(manuārius)。
「マニュアル」(manual) と同源。

“manner” は名詞のみ。
可算名詞と不可算名詞を兼ねる。

原則は可算名詞なので、不定冠詞 “a” がつく。
以上の3つの特徴は、”way” と共通。

“manner” は名詞オンリーにも関わらず、
非常に多義である。

カタカナ「マナー」の「行儀・作法・身だしなみ
に加えて、「方法」「様子」「態度」「流儀
が主な意味。

“in a – manner” が、”in a – way” とほぼ同義で
あることから分かるように、ここでの “manner”
は可算名詞の上記青字。

状態の前置詞 “in”(~の状態で)と不定冠詞 “a ”
を伴い、”in a – manner” の直訳は、次の左辺。

  • ~の方法の状態で →  ~の方法で
  • ~の様子の状態で →  ~の様子で
  • ~の態度の状態で →  ~の態度で
  • ~の流儀の状態で → ~の流儀で

これではくどいので、”in” の和訳を一部省略
(下線部)したのが右辺 。

※ 同じ用法の “in” とその省略例

  • “in a bad mood”
    (不機嫌な状態で)→(不機嫌で)
  • “in a bad health”
    (不健康な状態で)→(不健康で)

◆ “manner”、”way”、先の青字。

いずれも、単語自体は漠然としており、
つかみどころがない。

ダッシュ部に形容詞を挿入することで、
ようやく情景が浮かび上がる。

先述の通り、3パターンずつ見ていこう。

 


  • “He finished the task in a timely manner.”
    “He finished the task in a timely way.”
    “He finished the task timely.”
    (彼はその仕事を適時に終えた。)
  • “I will deal with the situation in a decisive manner.”
    “I will deal with the situation in a decisive way.”
    “I will deal with the situation decisively.”
    (この状況にに断固立ち向かいます。)
  • “She always behaves in a narcissistic manner.”
    “She always behaves in a narcissistic way.”
    “She always behaves narcissistically.”
    (彼女はいつも自己陶酔的な態度を取る。)
  • “Write e-mail in a professional manner.”
    “Write e-mail in a professional way.”
    “Write e-mail professionally.”
    (メールはプロらしく書きましょう。)
  • “Act in a responsible manner. ”
    “Act in a responsible way. ”
    “Act responsibly.”
    (責任を持って行動する。)
  • “He managed everything in a smart manner.”
    “He managed everything in a smart way.”
    “He managed everything smartly.”
    (彼はすべてを上手に管理した。)
  • “She treated them in a fair manner.”
    “She treated them in a fair way.”
    “She treated them fairly.”
    (彼女は彼らに対して公平に接した。)
  • “The office was searched in a thorough manner.”
    “The office was searched in a thorough way.”
    “The office was searched thoroughly.”
    (その事務所は徹底的に捜索された。)

以上、8例。

ダッシュ部の形容詞次第で、かなり応用が効く
ことは、容易に想像できるだろう。

◆ 最後に注意点を1つ。

副詞1語が適切になるとは限らないこと。

  • “She introduced herself in a familiar manner.”
    “She introduced herself in a familiar way.”
    “She introduced herself familiarly.”
    (彼女はいつものように自己紹介した。)

※ “familiarly” = 親しげに → 文意が違ってくる

こうしたケースもあるとはいえ、概ね3パターンで表現できる。

自ら作文してみると理解が早まる。

 

 

 

 

 

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