プロ翻訳者の単語帳

Professional Interpreter / Translator at Government Agency

Most importantly

      2019/01/05

最も重要なことは 

複数の要素を説明する際によく使われる。
「文修飾副詞」として、要因や実例のうち、
最も重要なものを挙げる直前に置く。

※ 「文修飾副詞」とは、文全体を修飾する副詞

相手の注意を促す効果があるため、
文頭に置くのが一般的。

 

◆ “most” には、形容詞・副詞・名詞がある。
英単語として、最頻出かつ最重要で、
日本では中学校で学ぶ。

口語・文面とも、頻出は<トップ1000語以内>。
重要も<トップ3000語以内>。
両方とも、最高ランクである。
(ロングマン、LDOCE6 の表記より)

だが、実は理解は容易でない。
形容詞と副詞の区別や冠詞 “the” の有無
が分かりにくいのである。

学習が進むほど、疑問が生じる基礎単語
のひとつ。

形容詞「最大の」「最多の」「大抵の」
“many” “much” の最上級

副詞「最も」「最も多く」
※ “much” の最上級
しばしば “the” がつくが、
副詞・叙述用法の場合は無冠詞が多い

名詞「最多数」「最大量」
※ “the” をつけるのが通例

ここでは、副詞「最も」。

 

◆ “importantly” は副詞のみ。
形容詞 “important” に、様態の接尾辞 “ly”
を加えて副詞にしたもの。

“important” は、ラテン語「重大である」
が語源の形容詞で、この意味でほぼ一貫している。
– 形容詞「重要な」「顕著な」「尊大な」

“importantly” は、その副詞だから、
– 副詞「重要なことは」「もったいぶって」

ここでは、「重要なことは」

よって、”most importantly” の直訳は、
「最も重要なことは」でそのまま。

<その他の文修飾副詞>
※ すべて副詞用法で無冠詞

  • more importantly
    (もっと重要なことは)
  • equally importantly
    (同様に重要なことは)
  • less importantly
    (それほど重要でないことは)
  • importantly
    (重要なことだが)

◆ “most importantly” は、発信者の
<主観的評価>としての最重要である。
客観的に適切とは限らない。

いずれにせよ、
その話し手・書き手が強調したい重要点
であるに違いない。

したがって、このフレーズが出てきたら、
受け手は集中力を高める必要がある。

口頭でも文面でも、これぞという時に、
ご自分で使ってみるとよい。

“Most importantly, I love my job.”
(これが最も大切なのですが、自分の仕事が大好き。)

“And most importantly, he won the game.”
(そして最も重要なことだが、彼は試合に勝ったのだ。)

“Most importantly, we need to talk things out.”
(何よりも、私たちは徹底的に話し合わないと。)

“Most importantly, I’d like to stress that
this case is serious.”
(無いよりも、この事例がかなり深刻である点を
強調したいと思います。)

“Most importantly, I’m a mother of two kids.”
(何よりも、私は二児の母なのです。)

 

 

 

—-

Sponsored Link




Jetpack

 - 英語, 英語フレーズ