プロ翻訳者の単語帳

Professional Interpreter / Translator at Government Agency

Time frame

      2021/11/01

時間枠、   所要期間 

プロジェクトの期限設定時に頻出な名詞。

直訳は「 時間枠 」。

◇  1語の ” timeframe ” も同義


実務では、1語表記もよく見かける。

【発音】  ˈtaɪm ˌfreɪm
【音節】   time-frame  (2音節)

主に 「 特定の作業に要する期間 」 を指す 可算名詞

time frame

the period of time during which you expect or
agree that something will happen or be done.

( ロングマン、LDOCE6 )

< 参考和訳 >

何かの発生または遂行のために予定された 期間

※  下線は引用者


” time frame ” は「 期間 」を指すため、
その起点・終点は 状況次第。

一般的な定義はなく、 使い手が任意で決められる。

< 基本イメージ >

  時間の枠  

 可算名詞  ” frame ”  = 「 枠 」「 額縁 」
【発音】  freɪm  (1音節)


◆  例えば、「 受験勉強 」。

普通、「 勉強着手 」から「 受験日 」までが  ” time frame “。

人によっては、「 参考書選び 」の段階から、
「 合否発表日 」 までを ” time frame ” に入れるかもしれない。

あくまでも使い手が考える「 期間 」。

具体的な日程は別途明示されるはずなので、
” time frame ” の定義に拘る意味はない。

ざっくり「 所要期間 」くらいに理解しておくとよい。

「 これが 時間枠 です 」

  •  “Here are the time frames.” ( 複数 )
  •  “Here is the time frame.” ( 単数 )
  •  “Here is a time frame.” ( 単数 )

時間枠よ


◆  「 所要時間 」で多用されるのは、

” time frame ” は、名詞 ” time ” と 名詞 ” frame ”
が合体した複合名詞( compound noun )である。

◆  “ time ” には、名詞・形容詞・他動詞・自動詞 がある。

【発音】  táim  (1音節)

語源は、古英語「 時 」「 時間 」( tīma )。

圧倒的に使われるのは名詞。
不可算と可算を兼ねる。

基本的知識は、 以下の通り

◇  「 時 」は、個数として数えられないので、
基本は無冠詞の「 不可算名詞 」

この場合でも、「 この時間 ・ あの時間 」など
「 区別 」する場合は、可算名詞。

一方、 何時何分、 何月何日など 「 出来事 」 の時間
を示す場合は、「 可算名詞 」が原則。

次の差異が分かるだろうか。

  • Do you have time ?

    ( 今、時間ある

  • Do you have the time ?

    ( 今、何時


◆  名詞  “ time ” については、いかなる辞書を調べても、
不可算が優先 されている。

よって、「 基本は不可算名詞 」と覚える。

◆  ” frame ” には、名詞・他動詞・自動詞がある。

【発音】  freɪm  (1音節)

語源は、古英語「 材木を用意する 」(  framen )。

同じ1音節の「 炎 」( flame ) は、「 L 」。

カタカナで書くと、両方 「 フレーム 」 または 「 フレイム 」。
要注意。

” frame ” は多義であり、日常使用以外にも、
建築・電気・情報・通信・映像・自動車・スポーツ
などの専門用語として 確立 している。

基本的意味は、カタカナ「 フレーム 」に重なる。

–  名詞 「 枠 」「 骨組み 」「 額縁 」
–  他動詞 「 組み立てる 」「 立案する 」
–  自動詞 「 進行する 」    ※  自動詞はまれ

名詞は可算と不可算を兼ねるものの、可算名詞 が中心。

ここでも、可算名詞「 枠 」。

◆  以上より、” time frame ” の直訳は「 時間枠 」。

文字通りだが、そもそも「 時間枠 」の成り立ちは、
英語 ” time frame ” を和訳したものと考えられている。

社会一般に普及している語とは考えにくい。

けれども、仕事に従事している方であれば、
意味合いは難なく把握できるだろう。

前記の通り「 特定の作業に要する期間 」、
つまり「 所要期間 」で用いられることが多い。

期間

一定の時期から他の一定の時期までの間。

( 広辞苑  第七版 )


◆  仕事には「 目標期日 」が、すなわち「 締切り 」がつきもの。

関係者との時間枠の すり合わせ が欠かせない。

“ time frame ” が仕事に密接する理由に他ならない。

時間の 感覚 は、人によって驚くほど差がある。

事前に明確な日時を取り決めておかないと大変。

一般的な定義はなく、使い手次第。

作業の所要期間の一部分であれば、” time frame ”
と表せる。

  • “We need to include a time frame for review.”
    (レビュー期間も含めなければならない。)

  • “We should get together during a specific time frame.”
    (特定の期間には全員集まるべき。)
  • “I set the time frame for our project.”
    (我々のプロジェクトのための時間枠を決めた。)
  • “Our time frame is pressing.”
    (我々の持ち時間が切れそう。)
  • “She completed it within a short time frame.”
    (彼女は短期間でそれを終えた。)

  • “Lack of response within that time frame will result in
    the account being suspended.”
    (この期間内に対応しない場合、アカウントがサスペンド
    されることがあります。)

  • “I have to get this done within this time frame.”
    (この時間枠でこれを仕上げなければならない。)
  • “I will be gone around that time frame.”
    (その時期辺りは、私はいない。)
  • “I failed to provide information within the stated time frame.”
    (所定期間内に、私は情報提供できなかった。)
  • “Let’s review his work in the 2012-2016 time frame.”
    (2012年から2016年の彼の作品を確認しよう。)
  • “It may be difficult for me to complete the translation
    within the given time frame.”
    (ご指定の期間内に、この翻訳を終えるのは、
    私にとって難しいかもしれません。)

<  ” time frame ” の 類似語  >

  • time period  ( 期間 )

    ※  上掲 ” LDOCE6 ” の 下線部 ” period of time ” 参照
  • time slot  ( 時間枠、 時間帯 )
  • time window  ( 期間 )

普段使いでは、どれも ” time frame ” 同然の印象。

まずは「 期間 」と大づかみに押さえておこう。


◆  なお、” timeline “、” time line ” は、通常 「 予定表 」。

” time frame(s) ” をまとめた ようなもの。

フェースブックの  ” timeline ” は、時系列の 投稿記事のまとめ。

いわば 「 年表 」の役目。

 

 

 

 

Sponsored Link




Jetpack

 - 英語, 英語フレーズ