蔵書の「自炊」記録(1)
2019/02/03
本は重く、場所をとる。
蔵書が4,000冊以上に達し、かつ増える一方となると、
その維持管理が深刻な悩みをもたらす。
2010年、私は蔵書の電子化(以下「自炊」、外注分も含む)
の準備に着手した。
そして6年後、2015年12月より本格的に実行した。
通訳翻訳者という職業に加え、
読書を無上の喜びとする自分にとって、
いつでも気軽に利用できる蔵書は絶対欠かせない。
むやみに処分すれば、
人生と仕事の質が落ちると断言できる。
屋内に増殖し続ける本を手放すことなく、
生活スペースを守るにはどうすればよいか。
準備期間6年を経て、ようやく辿り着いた「自炊」の経緯を、
これから記録していきたいと思う。
<本読み>の皆様のご参考になれば幸いです。