プロ翻訳者の単語帳

Professional Interpreter / Translator at Government Agency

Target date

      2020/11/10

目標期日

When is the deadline ?
(いつまででしょうか?)

翻訳の仕事を課せられた際、
私がまず確認するのは “due date“(締切日)。

  • due date
    (締切日、支払期限、出産予定日)
    →  形容詞 “due”(満期の)より
  • cutoff date
    (締切日、期限)
    →  他句動詞 “cut off” で「切り離す日」より
  • deadline
    (最終期限)
    →  囚人が越えると射殺される「死線」より

    【発音】   dédlàin
    【音節】   dead-line  (2音節)

    ※  ともに可算名詞

The deadline is quickly approaching. 

  • “These scripts were created on a rush deadline.”
    (これらの台本は、きつい締切りに合わせて作成された。)
    (これらの台本は、短時間で作成された。)
    (これらの台本は、急いで作成された。)

◆  自分一人で行う仕事は、提出期限日(submission deadline)
から逆算して、スケジュールに落とし込み、その通りに仕上げる。

外部的条件に左右されにくいため、実行しやすい。
締切日を確認し、マイペースで進めれば基本的にOK。

ところが、大勢が参加する中長期プロジェクト
ともなると、不確定要素に満ちている。

◆  プロジェクト管理の方法によって異なる。

一般的に「目標」とする期日を “target date という。

「目標完了日」は、”target completion date“。

※  両方とも “date” を省略した表記もある

一人作業ほど単純でないため、小分けにした目標設定
と綿密な工程管理が求められる。

そのためガントチャート(Gantt Chart)などを作成し、
幾つもの目標期日(target dates)を設定したりする。

予期せぬ変更や遅延にも確実に対応できるよう
随時計画を見直し、最終期限に間に合わせる。

プロジェクトマネージャーやコーディネーターの
手腕を問われるのが、この工程管理である。


 

“target” には、名詞・形容詞・他動詞がある。

語源は、中期フランス語「小盾」。

そこから、< 標的  →  目標 > になった。

– 名詞「標的」「目標・目標額」「対象」
– 形容詞「目標の」「対象の」「標的の」
– 他動詞「目標にする」「攻撃対象にする」

どれも「ターゲット」のイメージ通りで、
分かりやすい。

名詞は可算名詞のみ。

“target”

1.  something that you are trying to achieve,
such as a total, an amount, or a time.

2.  an object, person, or place that is deliberately
chosen to be attacked.

(ロングマン、LDOCE6)

【発音】   tɑ́ːrgət 
【音節】   tar-get  (2音節)
【同義語】   goal

スポーツやゲームではもちろん、
広告マーケティングにも欠かせない語。

  • target audience
    (標的視聴者)
  • target area
    (標的領域)
  • target customer
    (ターゲット顧客)
  • target company
    (標的企業)
  • target group
    (標的集団)
  • target language
    (目標言語)
  • target ship
    (標的船)
  • revenue target
    (収入目標)

上記いずれも可算名詞を伴い、「標的○○」
「目標○○」「ターゲット○○」「○○目標」。

今や「ターゲット」のままでも通じやすくなっている。

ここでの “target” は、名詞または形容詞。

“target date” も同様で、可算名詞 “date”(期日)
を合わせて「目標期日」。

中長期の工程管理の他に、小規模な計画管理にも
使われ、レジメなどの配布物でよく見かける。

“deadline”、”due date”、”target date” は
すべて可算名詞なので、冠詞は “a”。

周知の規定期日を指す場合は、定冠詞 “the”。
関係者にとって、大事な日として、特定しているから定冠詞

◆  3つに共通する主な動詞を挙げる。

基本はこれで十分である。

  • have a target date
    (目標期日を抱える)
  • work to a target date
    (目標期日に向けてがんばる)
  • meet a target date
    (目標期日に間に合う)
  • miss a target date by 3 days
    (目標期日に3日遅れる)
  • set a target date
    (目標期日を設定する)
  • change a target date
    (目標期日を変更する)
  • ignore a target date
    (目標期日を無視する)
  • extend a target date
    (目標期日を延長する)
  • move up a target date
  • shorten a target date
    (目標期日を繰り上げる)

日程や期間については、これらの動詞
がそのまま活用できる場合が多い。

難しい動詞は何一つない。
自ら使えるように覚えておくとよい。

【関連表現】

“out of date”
https://mickeyweb.info/archives/24084
(期限切れの、無効の、時代遅れの)

“TBD”
https://mickeyweb.info/archives/1948
(未定)

“NLT”  =  “no later than”  または   “not later than”
(~ よりも遅れることなく)

  • “I must complete NLT December 31.”
    (12月31日までに完了しなければならない。)

 

 

 

 

 

 

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