Under the impression that -
2017/06/22
~という印象を受ける
“under” には、前置詞・副詞・形容詞がある。
ここでは、前置詞「~を受けて」。
接続詞 “that” 以下の状態を受けるということ。
“impression” は名詞のみで、
可算名詞と不可算名詞を兼ねる。
ここでは「印象」「感想」。
この用法では、可算にも不可算にもなりうる。
“under the impression that – ” の表現では、
冠詞は “the” で、”impression” は単数が常。
前置詞 “under”(~を受けて)+冠詞 “the” +
名詞 “impression”(印象)+
接続詞 “that”(~という)
で、ほぼ直訳どおり。
少々堅い言い方だが、プライベートでも
ビジネスでも頻出。
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◆ 真面目な内容について、
意見や回答を求められた時によく使われる。
日常範囲内で「証言」を求められた際にも
活用されている。
理論上、
その人が「受けた印象」を述べているだけ。
たとえ事実と一致しなくても責められないはず。
あくまでも「受けた印象」であるとして、
明確に予防線を張っている。
そのため、その後に問題が生じても、
責任をかわすことができるだろう。
心理的負担が比較的軽いため、重宝される。
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“I was under the impression that
she did not like him.”
(彼女は彼のことが好きでない
ような印象でした。)
“I had been under the impression
that they were fine.”
(彼らは大丈夫だと私は思っていました。)
【関連表現】
“I was under the impression that – ”
https://mickeyweb.info/archives/190
(私が受けた印象では~という感じでした。)
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◆「印象」を述べるため、主語は “I” が圧倒的多数。
だが、他者の気持ちを推察する場合にも使える。
“He must have been under the impression
that she is kind.”
(彼女が優しい人だという印象を
彼は受けていたはずです。)
自分の感想を述べても、
他者の気持ちを推量しても、
“under the impression that – ”
を入れるだけで、
生真面目な語り口になり、知的な印象
を与えることができる。
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“under the assumption that – ”
https://mickeyweb.info/archives/10764
(~と仮定して)