Don't mention it.
2017/01/19
とんでもございません。
お礼やお詫びに対する返答。
“mention” には、名詞「言及」と他動詞「言及する」がある。
直訳は「それを言わないでください」。
転じて「とんでもございません」。
直訳そのままの意味で使われることもあるが、
より頻出なのは、お礼やお詫びを受けた時の
「とんでもございません」。
日本語の「とんでもございません」は、
返答として文法的にどうかとの議論があるが、
広く使われている点に間違いはない。
この英語版として、”Don’t mention it.” はどんぴしゃり。
“You are welcome.”(どういたしまして)と比べて、
少々照れが感じられ、ちょいと素直でない。
しかし、礼儀は十分果たしており、感じはよい。
だから、ビジネスでもプライベートでも頻出なのだろう。