蔵書の「自炊」記録(4)
2024/09/19
「 電子化は将来への投資 」
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この次に、 動機を強化したのは、
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「 今すぐ読みたい 」
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という欲望である。
読書好きなら、 きっと日常的に経験するだろう。
ふと、 ある本を思い出し、
読みたい欲求が抑えきれなくなる衝動を。
研究者・専門家なら、
文献を確認する必要が急きょ生じたりする。
自炊・OCR済みであれば、 いずれも造作ない。
クラウドまたはハードディスク
にアクセスするだけ。
望みはあっけなく叶う。
若干の条件を要するものの、
「 いつでもどこでも 」 は過言でない。
自炊した蔵書については、 私の場合、
本当に「 いつでもどこでも 」である。
「 自宅に帰ったら 」でなく、
その場で 即刻入手可能。
その結果、 家に縛られなくなった。
「 マイ本棚 」 を常に持ち歩いているのだから。
◇ 使用 ipad mini → 写真
果てしない解放感を覚えた。
◆ 自炊の実行により、
「 4,000冊以上の本があるから 」という言い訳が消えた。
「 商売道具なので処分不可 」との言い草も。
書籍の山を切り崩していくにつれ、
「 人生の選択肢 」が拡大した
気がする。
大好きな本が、 長年、
自分を束縛していた
ことを初めて知った。