プロ翻訳者の単語帳

Professional Interpreter / Translator at Government Agency

蔵書の「自炊」記録(4)

      2018/03/23

「電子化は将来への投資」
の次に、動機を強化したのは、
「即座に読みたい」
という欲望である。

読書好きなら、日常的に経験するだろう。
ふと、ある本を思い出し、
読みたい欲求が抑えきれなくなる衝動を。

研究者・専門家なら、
文献を確認する必要が急きょ生じたりする。

自炊済みであれば、いずれも造作ない。
クラウドまたはハードディスクにアクセスするだけ。
望みはあっけなく叶う。

若干の条件を要するものの、
「いつでもどこでも」は過言でない。

自炊した蔵書については、私の場合、
本当に「いつでもどこでも」である。

「自宅に帰ったら」でなく、その場で即刻入手可能。

その結果、家に縛られなくなった。
「マイ本棚」を常に持ち歩いているのだから。

果てしない解放感を覚えた。

自炊の実行により、
「4,000冊以上の本があるから」という言い訳が消えた。
「商売道具なので処分不可」との言い草も。

書籍の山を崩していくにつれ、
「人生の選択肢」が拡大した気がする。

大好きな本が、長年、
私を束縛していたことを初めて知った。

 

<蔵書の「自炊」記録> 連載一覧

 

 

 

 

Sponsored Link




Jetpack

 - 本の「自炊」, 読書