プロ翻訳者の単語帳

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Up to speed

      2017/12/12

(1) 軌道に乗って (2) 精通して

副詞用法で使われるフレーズ。
口頭が多いが、文章でも使う。

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副詞 “up”(上がる)+ 前置詞 “to”(~へ)+
名詞 “speed”(速さ)

直訳は「速さへ上がる」。
つまり「速さに達した」。
よって「軌道に乗った」。
さらに「精通した」。

※「軌道に乗る」
仕事などが計画どおり順調に運ぶようになる。
(広辞苑 第六版)

◆ 期待されるスピードに達し(=軌道に乗る)、
ひいては熟達して知り尽くしている(=精通した)。
そんな状態が “up to speed”。
物事が順調に進み、良好な現状を示している。

(1) と (2) のどちらを意味するかは、
状況や文脈から判断する。
上記のとおり、好調なイメージは共通しており、
どちらにしても大きく外すことはないだろう。

◆ “up to speed” には定訳がなく、
文脈に合わせて様々な表現を用いて和訳する。

“Our managers are up to speed. ”
(マネージャーたちは期待に応えている。)
(マネージャーたちは精通している。)

“I’m trying to get up to speed.”
(早く軌道に乗れるように努めています。)
(一人前になれるよう努力しています。)

“Keep every employee up to speed with our business.”
(従業員一人ひとりに我が社の業務について十分理解させよ。)

“I want to get him up to speed.”
(彼を一人前にしたい。)
(彼を軌道に乗せたい。)

◆ 他動詞 “bring”(至らせる)を先に加えると、
<(1) や (2)の状態に至らせる>ゆえ、
「教える」「教育する」の意味に。
和訳は相手との関係を考慮しつつ適切に行う。

“I want to bring you up to speed. ”
(あなたが一人前になれるように教えたい。)

“Let us bring you up to speed about the information.”
(その情報について皆様にお伝えさせていただきたいと思います。)

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【類似表現】
“get off the ground”
(離陸する、軌道に乗る)

 

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