プロ翻訳者の単語帳

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LDOCE(ロングマン現代英英辞典)

      2020/07/15

“LDOCE” は エルドス と読む。

Longman Dictionary of Contemporary English” の略称。

邦題 『ロングマン現代英英辞典』。

LDCE と旧式で略記されることもある。

読みは「エルドス」のまま。

 

<公式サイト>

https://www.ldoceonline.com/

  • 書籍版 LDOCE と同じ内容
  •  辞書を買わなくても、無料で検索可能 

https://www.ldoceonline.com/jp/

  • 2017年に『ロングマン英和辞典』を実装
  • 2018年に 和英辞典 も実装
        
    ※ ドロップダウンリスト(▼)から選択

 

◆ 私は “LDOCE” が大好きで、30年以上、毎日愛用している。

書籍版、アプリ版、電子辞書版すべてを入手し、
世界中どこにいても、参照できる環境を維持している。

【参照】   辞書の「自炊」と辞書アプリ

これほど愛用する理由は山ほどあるが、主な理由はこちら。

  •  2,000語 で、見出し 23万語

  •  他のノンネイティブ学習者向け
    英英辞典(EFL辞典)に比べ、

    収録語彙、例文(完全文!)、
    類義語の数が最多


  •  この上なくシンプルな解説


<比較対象>

・ オックスフォード(OALD)
https://www.oxfordlearnersdictionaries.com/definition/english/
= イギリス系

・ ケンブリッジ(CALD)
https://dictionary.cambridge.org/
= イギリス系

・ コウビルド(COBUILD)/ Collins
https://www.collinsdictionary.com/dictionary/english
= イギリス系

・ マクミラン(MEDAL)
https://www.macmillandictionary.com/
= イギリス系

・ メリアム ウェブスター
https://www.learnersdictionary.com/
= アメリカ系

→ この “Merriam-Webster’s Learner’s Dictionary”
は、”Merriam-Webster” 提供の英語学習者向けサイト

◆ “LDOCE” は、たった「2,000語」!

日本の高校1~2年までに学ぶ英単語だけで、
全23万語を説明。

こんなことが可能なのだ。

 

LDOCE6 Longman Dictionary of Contemporary English 6th Edition Longman Dictionary of Contemporary English (6E)
Paperback & Online

Pearson Education; ペーパーバック


※ オンライン辞書へのアクセスコード付き

 

◆ LDOCEは、学習英英辞典(EFL辞典)の代表格。

・初版(LDOCE1)は、1978年発行
・最新の第6版(LDOCE6)は、2014年発行
・2,162ページ、オールカラー
・実寸:23 x 14.8 x 5.5cm
・重量:1,600g

内容は、通常のLDOCE6 “Paperback” と同様(※)。

「アクセスコード付き」LDOCE6
( “Paperback & Online” または “Hardback & Online” )
の目印は、表紙と背表紙に表示されたマーク(各 1.2 x 1.2cm)。

※ このマークを除き、外観は瓜二つなので、要注意!



 

改訂される度に、見違えるほど改良されており、
EFL辞典のロングセラーとしての矜持を感じる。

Clear, easy-to-understand definitions
written using only 2000 common words

「2,000語ですべてを表現する世界」

“LDOCE” をぜひご覧あれ。

<公式サイト>   https://www.ldoceonline.com/

◆ LDOCE 情報サイト

◆ “LDOCE6” の iOS アプリの欠陥について

注意喚起 – 2020年 7月15日 現在 >

LDOCE最新版である第6版の iOS アプリは、
本家の “Pearson Education” が販売中。

ところが、なんと、

「不良アプリ」として知られている。

カスタマー評価は2.1点(5点満点)。

https://itunes.apple.com/jp/app/LDOCE6

「iOS9」までしか対応しておらず、
機能不全を起こすのが、主な理由である。

その他の欠点は、上記リンクのレビュー欄を
ご参照のこと。

【追記】 3年間の放置後、2020年2月より、手入れ
されているものの、評判は依然として芳しくない様子


◇  結果的に、ヘビーユーザーのほとんどが
  旧版 “LDOCE5” のアプリを使っている  私も。

アプリ版は、複数の企業(ロゴヴィスタ物書堂
ビッグローブ など)が、同一辞書を販売している
ケースが少なくない。

LDOCEの場合、本家 Pearson に加えて、上掲
English ChannelEnfour など。

  使い勝手に差があるため、選択にはご注意。

改訂履歴版数・各種レビューを調査し、ご自分に合った
ものを選ぶとよい。

LDOCE6のように、  まともに機能しない<純正品> 
も売られていたりする。  なんとも情けない。

“Always Learning” の社是が泣くよ、Pearson様。

◇ 辞書アプリ購入時の注意点

既記の通り、複数企業が同一辞書を販売している。
適切なアプリを選ぶためのチェックポイントを挙げる。

いずれも、当該アプリの販売サイトなどに掲載されている。

■ 改訂履歴(Version History)

改訂履歴にて、最新の改訂日と改訂数を必ず確認する。

自社製アプリの改善(バグ修正など)に
積極的な企業とそうでない企業がある。

リリース後、放置される高額アプリもある。

このようなアプリは、OSの大型アップデート後に
不具合が生じがち。

最悪の場合、ろくすっぽ起動できなくなる。

問い合わせても、なしのつぶて。
改善の目処が立たないまま、いつまでも使えない。

決して珍しくない話。

ぬかりなく改訂されている他社製アプリは、
大型アップデート後も、問題なく作動したりする。


■ 版数(Version)

異なる版が同時販売されていることは普通にある。

例えば、

  • A社 最新版の第7版
  • B社 旧版の第6版
  • C社 第7版及び第6版

実に紛らわしい。

「書籍版」辞書の発行日を下調べして、当たりをつけて
おかないと、望まない旧版アプリを入手するはめに。

「書籍版」から、数年遅れてアプリ版が発売される
場合もよくあるので、待つべきか検討する。

■ 性能(Features)

実装されている特徴・特性は、使いやすさの決定打。

気軽に使える感覚が大事。

たやすく使えないと、使わずじまいになってしまう。

例えば、電子辞書の特長であるジャンプ機能がどの範囲まで有効か。
例文にも適用されるか。

アプリ画面の外観(Preview)からも、自分との相性 が見えてくる。

◆ 弊サイトがお勧めする EFL辞典 の選び方

<3大学習英英辞典(EFL辞典)>

「3大EFL辞典」として、LDOCEOALDCALD
を私は挙げたい。

3点とも「イギリス系」の辞書。

「アメリカ系」の代表は「ウェブスターの名を冠する辞書。

上掲「メリアム  ウェブスター」や
Webster’s New World College Dictionary“(※)など。

※ “Webster’s New World College Dictionary“ は、
弊サイトが日本人にお勧めしているネイティブ向けの辞書
  →  辞書のご案内(写真入り): “tapped out

CALDではなく、”COBUILD”  すなわち『コウビルド英英辞典
Collins COBUILD Advanced Learner’s Dictionary
を入れる説の方が有力。

それを承知の上で、CALDを選抜した。

COBUILDは、伝統のある上質な辞書に違いない。
例文は完全文(full sentences)。

日本人学習者に人気が高いため、英語特化の
電子辞書に長らく搭載されてきた。

初版は1987年発売。   2018年には第9版を発売。

イギリスのコリンズ社が資金を出し、同じくイギリスの
バーミンガム大学が集めた、以下の英文データベースに基づく。

Collins Birmingham University International Language Database

頭文字をとって、”COBUILD“(コウビルド)。
大規模なコンピュータ・コーパスを活用しているのが強み。

これまた「イギリス系」である。

しかし “COBUILD” は、  自動詞他動詞の別を示さない。

日本人が英語の動詞を学ぶ際、この区別は大切。

とりわけ、中級者レベルに達すると、違いを強く意識するようになる

初学者は、なかなか気づかない。

英語ネイティブ向けの “Collins English Dictionary” には、ちゃんと
自他動詞の記載があるのに、学習者向けの上記辞書には欠けている。

昔からそうだ。 本当に残念な話

さらに、
“COBUILD” の語釈がすこぶる個性的で、冗長に流れがち
な弱み(?)も考慮した。

【例】
in / with regard to – “、”initial“、”pros and cons“、”thrilled“、”handy

以上の短所ゆえ、代わりに “CALD” を「3大」入りさせている次第。

この3冊の中から、 ご自分が  使いやすい 1冊を手元に置くと便利。

英和辞典に見られる難点(※)を補うために、
英英辞典が役立つからである。

※「難点」の例は、次の各項目で挙げている
deprivation“、”lambaste“、”impressive“、
check“、”clarify“、”reunite“、 “wacky / wacko

■ EFL辞典の選び方については諸説紛々だが、

   3冊とも 完成度は高く、安定して優れている。

よって、 <相性>で選んでよい   と考える。


◆ 日本には、英語の辞書に造詣が深い専門家や学習者が大勢おられる。

丹念な比較対照のレビューはとても参考になり、ありがたいものである。

ただし、レビュアーの方々が、常日頃から英語を使っているかは不明。

実際は、日常英語に縁遠い「辞書マニア」も数多く存在する模様。

したがって、批評記事を鵜呑みにせず、後述のオンライン検索
を実行したり、図書館や書店で辞書の実物を手に取ったりして、
 ご自分自身で  感触を試す行動力が望ましい。


<選び方>

先にご紹介した無料オンライン版で、

既習の同一単語を15個ずつ検索

してみる。

結果を比較し、ご自分がすんなり理解しやすい
解説を示す1冊を入手すれば、まず間違いない。

なぜ、既習(既に学習した)の単語かというと、
会得している分、パッとイメージしやすいから。

適不適も感覚的に判断しやすい。

未習単語のチェックはその後でよい。

一長一短があるのは当然であり、私たち英語学習者が
目くじら立てるのは、おこがましいのではないだろうか。

自ら選んだ「1冊」のみを使い倒す方が、達成感は大きいと思う。

きちんと使ってみて、それでもなお不満であれば、
さっと鞍替えすればよい。

私自身は、COBUILDを含む4冊すべてを用意し、
どれも常用している。

業務上、英語必須のプロだからに他ならない。
(普段使いは、最新版のアプリまたは電子辞書

専門家以外の一般学習者は、1冊だけの方が効率的と考える。

【参照】
語義の配列 → 発生順(歴史主義)か頻度順か
「自炊本」「紙」の辞書を含む 使用辞書一覧
—-→  世界最大 “OED” と 日本最大『日国』入手済み

◆ 大学入試と英英辞典

日本の大学の一般入試には、
最新版の英和辞典と和英辞典1冊ずつ
で十分と考える。

必ず最新版で。

英英辞典に手を出す必要はない。

時間がもったいないから。

他科目を勉強しない、もっともらしい口実になりうる。
大変危険。

時事英語が入試に頻出だとしても、
これはあくまでも大学受験。

英英がないと絶対解けない問題は出にくいはず。

英英辞典は、合格してから使おう。

もっとも、勉強時間のほとんどを英語対策に
当てられる受験生は、この限りではない。

  ※ ご家庭の事情などにより、必要な英和または和英辞典
入手が困難な中学生・高校生の方は、もしよろしければ 

お問い合わせ(Inquiry)」からご連絡ください。       

◆ 英語辞書は「紙」か「電子版」か

1. 初学者は紙中心がよい
2. 学習レベル不問で、併用がベスト
3. 
電子版は持ち運びが楽で、
気楽に確認できるのが利点

初学者  紙は必須
紙中心がよい。できれば、電子版も併用。

※ 日本の一般的な小学生・中学生・高校生
はこの範疇

中級者紙と電子版のいずれか使いやすい方。
併用がベスト。

■ 上級者英語のプロでない限り、電子版のみでよい。
紙も併用するとベスト。



※ 詳細は、英語辞書は「紙」か「電子版」か

 

 

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