There is no free lunch.
2016/11/21
ただで手に入るものはない。
“free lunch” とは、「ただ(無料)の昼食」。
よって、直訳は「ただの昼食はない」。
“such thing”(そんなもの)を加えて、
“There is no such thing as a free lunch.”
と強調した言い方も頻出。
【世渡りの原則】を端的に表している。
「ただ飯はない」なので、「ただで手に入るものはない」。
転じて、「ただほど高いものはない」という人生訓。
日常に根付いているフレーズである。
自戒や忠告として、よく使われる。
耳にする機会が多いためか、あまり偉そうに聞こえない。
使うタイミングを間違えなければ、反発されにくいだろう。
“free lunch” を得て、その時は得したと喜んでも、
長期的には損失が上回ることは少なくない。
やはり、相応の投資をしなければ「本物」は得にくい。
中年以降になって、我が身にしみてくる教訓である。