Drop it !
2017/05/11
やめろよ! その話はもうやめて!
“drop” には、名詞・自動詞・他動詞があり、
いずれも非常に多義で、意味が相当異なる。
ここでは他動詞で「やめる」「中断する」。
他動詞 “drop” の基本的意味は「落とす」であり、
“drop it” は「それを落とす」、転じて「それをやめる」。
“Drop it ! ” なら、相手の言動に対し「それをやめて!」
と要求または命令することになる。
“Drop it ! ” は、大声でどすを利かせると、迫力が出る。
忍耐尽きた聞き手が、”Drop it ! ” と叫び、
相手をはっとさせる場面を映画などで見かける。
加えて、 “Drop it” には「その話はもうやめて」という意味もある。
代名詞 “it” は「その話」を指すが、内容を示す要素が含まれるわけでなく、
慣習として、”Drop it ! ” が決まり文句として使われている。
【類似表現】※ その場で本人を制する言い方
“Don’t ! ”
“Quit it !”
“Knock it off ! ”
https://mickeyweb.info/archives/668
(やめろよ!)
“Cut it out ! ”
https://mickeyweb.info/archives/670
(やめろよ!)