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Earn a degree

      2020/01/04

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学位を取得する 

経歴紹介に欠かせない典型フレーズ。
過去の事実なので、過去形(earned)が多い。

  • 口頭では、”get a degree” とも言う。
  • 過去形は、”got a degree“。

◆ “degree” は名詞のみ。

【発音】   digríː

可算・不可算を兼ねる。
語源は、古英語「階級」(degré)。

基本的意味は、語源のイメージに沿う。

  • 「度」(°、°C、°F)
  • 「程度」
  • 「学位」

ここでは「学位」。可算名詞である。

この用法の「学位」とは、通常は短大卒の
準学士(短期大学士)から。

複数の学位なら、”earn degrees”。
同時取得に限らない。

一般的な名称は次の通り。

  • 準学士号 an associate degree(AA)
  • 学士号 a bachelor’s degree(BA)
  • 修士号 a master’s degree(MA)
  • 博士号 a doctoral degree(PhD)※ 

“PhD” = Doctor of Philosophy

“philosophy” の基本的意味は「哲学」。

しかし、ここでの “philosophy” は「高等な学問」の意。

つまり「博士号」全般 を指す。

よく見かける和訳「哲学博士」は適切と言えない場合が多い。


◆ ポイントは “earn“。

【発音】  ɝːn
【活用形】  earns – earned – earned – earning

原義は「(農作物を)収穫する」。

他動詞と自動詞があり、どちらも「得る」が基本的意味。

額に汗して努力して手に入れる>こそ、”earn” の基本イメージ。

  • “She earns 100 dollars a day.”
    (彼女は1日100ドル稼ぐ。)

◆「取得する」「取る」に比べ、

“earn” は、長年の刻苦勉励の報い

として、大変誇らかに思う気概が伝わってくる。

経歴で多用されるのは当然である。

ただし、喜ばしくないものを得る場面でも、
“earn” を使うことがある。

マイナー用法とはいえ、さほど珍しくない。

  • “He earned a bad reputation for his tardiness.”
    (彼は遅刻魔との悪評を得た。)
  • “I earned a bad grade on the test.”
    (そのテストで悪い成績を取った。)

 

◆ それでもやはり、”earn” の基本はポジティブで好印象。

堂々たる力強いイメージである。

  • “I earned a bachelor’s degree from University of X.”
    (私は、X大学で学士号を取得した。)
  • “He earned a master’s degree in psychology”
    (彼は心理学の修士号を取った。)
  • “She earned a PhD from ABC University in 1980.”
    (彼女は1980年にABC大学から博士号を得た。)

 

【関連表現】

To what degree ?
https://mickeyweb.info/archives/8867
(どの程度?)

 

 

 

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