プロ翻訳者の単語帳

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Get things going

   

事を進める

多義の熟語 “get going” の間に、
“things” を挿入したもの(後述)だが、
<3語ワンセット> の決まり文句と
して定着している。

職場でもプライベートでも、
「物事を進める」
と言いたい時に役立つ。

———————————————
◆ “get things going” は、「事」の内容を
特定することなく、実行意思を示せて便利。
つまり、内容が漠然としたままでも、
「進めたい」との意欲を表現できる。

この点、以下と同じ。
“sort things out”
https://mickeyweb.info/archives/1464
(解決する。対処する。けりをつける。)
“talk things out”
https://mickeyweb.info/archives/5615
(徹底的に話し合う)
“work things out”
https://mickeyweb.info/archives/9698
(問題を解決する)

———————————————
◆ “thing” は名詞のみで、
基本的意味は「物事」=「物」「事」。
日本語の「物事」と同様、
抽象的・総称的な意味合いがある。
この用法では複数形 “things” が常で、
訳出されない場合も少なくない。

【関連表現】
“Things change.”
https://mickeyweb.info/archives/3326
(事情は変わる。)
“Things happen.”
https://mickeyweb.info/archives/9323
(こんなこともある。)

◆ 多義の熟語 “get going” の主な意味2つは、
1. Leave a place in order to go somewhere else.
2. Start happening or taking place.
オックスフォード

“going”(進む) なので、
いずれも<前進>(move forward)を示す。

“get things going” には、対象となる “things”
があるため「物事を進める」。
自分たち(us)が主語となる
“Let’s get going.” とは意味が異なる。

“Let’s get going.”
(さあ進ましょう。)
“Let’s get things going.”
(さあ事をましょう。)

◆ 文法上は明らかな差異があるものの、
日常使用では意識しないはず。

“Let’s get going.”
「さあ進ましょう。」(○)
「さあ進ましょう」(△、許容範囲)

<話し言葉>の和訳としては、
後者でも間違いには至らないだろう。

◆ 英語学習者であれば、このような微妙な
違いを理解することは大切と私は考える。
だが、日常使用では大差はないので、
時間をかけすぎるのは好ましくない。

この辺りの兼ね合いは難しい。

私もよく悩むが、最終的には、
<コミュニケーションなんだから、
相手に通じればいい!>
と折り合いをつけている。

“I have to get things going.”
(いろいろやらなければならない。)
(いろいろ始めなければならない。)

【類似表現】
“Let’s get down to – ”
https://mickeyweb.info/archives/562
(さあ、〜に取りかかりましょう。)
“Let’s roll.”
https://mickeyweb.info/archives/8889
(さあ始めよう。)

 

 

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