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At short notice / On short notice

      2018/10/12

直前に、急に

“at short notice” と “on short notice” は同じ意味
前置詞は “at” でも “on” でもよい。
どちらも3語ワンセット>で、「副詞」の役割を担う。

類義語は多数あり、”suddenly” “immediately” “at once” など。

◆ “short” は、名詞・形容詞・副詞・他動詞・自動詞を完備。
ここでは、形容詞「短い」。
空間的な長短ではなく、時間的に短いことを指す。
「短時間」で、余裕がないので「急に」。

◆ “notice” は、名詞・他動詞・自動詞がある。
ここでは、可算名詞「通知」「予告」。
名詞なのだが、”at short” または “on short” で修飾すると、
<3語ワンセット>で「副詞」用法になるので注意。

“short notice” の直訳は「短時間の予告」だから、
“at” または “on” をつけて「急に」「直前に」と副詞化できる

  • “He went there on short notice.”
    (彼は急きょそこに向かった。)
  • “I canceled the trip on short notice.”
    (旅行を直前にキャンセルした。)
  • “They were fired at short notice.”
    (彼らはすぐに解雇された。)

“at” または “on” をつける “short notice” は、
「副詞」として使用するイディオムなので、
冠詞はつかない

【誤】 “at a short notice”
【誤】 “on a short notice”

日本の参考書で時々見かけるが、これらは間違い

「副詞」用法なら、

 冠詞なしの<3語ワンセット>

“at” または “on” をつけずに、
純粋に「名詞」、つまり通知そのものを指す場合は、
冠詞がつく

【正】 “I am sorry for such a short notice.”
(こんな直前の連絡をして申し訳ございません。)

→ 直前になってしまった電話やメールなどの通知
について謝罪している。
ここでは、連絡そのもの(=名詞)を話題
にしているため、冠詞が必要。

◆ 類似表現として、
“I am sorry for the last-minute notice.
(直前の通知で申し訳ございません。)

この “notice” は、同じく通知そのものなので名詞。
形容詞(late)の最上級の位置づけにある “last”
(最後の)ゆえ、冠詞は “the” が基本。

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確かに、冠詞の有無が分かりにくい。

 

◆◆◆ ポイント ◆◆◆
“short notice” の使い方が、
「名詞」か「副詞」か

「名詞」= 通知そのもの、”at” “on” なし
「副詞」= 直前に・急に・すぐに、”at” “on” あり

いずれの用法でも、和訳は同様になることが多いため、
日本人には理解しづらく間違いやすいのだ。

-「直前の通知で」(名詞)
-「直前に」(副詞)

この2つは、通常は同義だろう。
これぞ、混乱の根源。

だから、和訳を介さずに検討するとよい。

電話やメールの「連絡・通知そのもの」を指しているのか、
それとも、”at” “on” をつけて、「直前に」「急に」なのか。

上記ポイントを押さえると、冠詞への理解が一気に深まる。

※ 和訳が同様のため、冠詞で混乱しやすい例:
“on condition of anonymity”
https://mickeyweb.info/archives/10946
(匿名を条件として)

 

 

 

 

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