Hang in there !
2017/06/21
頑張れ!
落ちたら大変なので、必死にぶら下がり続けなさい。
すなわち「頑張りなさい!」
“hang” には、他動詞・自動詞・名詞がある。
古英語「上から垂らす」が本義。
多義で、本義から推測しにくい用法も含む。
ここでは自動詞「ぶら下がる」。
位置を示す前置詞 “in”(~に)と
副詞 “there”(そこに)を加えて、
直訳は「そこにぶら下がりなさい!」
両足をバタつかせながら、死に物狂いでしがみつく様子。
それを発言者が遠巻きに見物する光景が目に浮かぶ。
「対岸の火事」のような感覚を受けるため、
他人事すぎて残酷、と私は感じてしまう。
それでも、れっきとした励まし文句として定着している。
嫌みもなく、ごく一般的に使われている。
呼びかけでない場合も同様。
“If you want to succeed, just hang in there.”
(成功したければ、とにかく頑張ることだ。)
【類似表現】
“Go for it ! ”
https://mickeyweb.info/archives/7377
(頑張れ! やってみろ!)
【関連表現】
“Just do it.”
https://mickeyweb.info/archives/1722
(とにかくやりなさい。)
“Take a chance.”
https://mickeyweb.info/archives/3329
(一か八かやってみなさい。)
“I know you can do better than that.”
https://mickeyweb.info/archives/5664
(あなたなら、もっとよくできると分かっています。)
“Give it a shot.”
https://mickeyweb.info/archives/10716
(試してみたら。やってみれば。)
“You can do it ! ”
(あなたならできる!)