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Skill set / Skillset

      2023/01/19

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( 仕事などに ) 必要な スキル一式

キャリア関係の記事でよく見かける語。

【発音】  ˈskɪl ˌset
【音節】  skill-set  (2音節)

資格要件・要項 ( requirements ) にも多用される。

人事・労務・キャリアの分野中心で使われるため、
専門用語に近い。

◆  その仕事を遂行するのに必要な 「 スキル一式 」 を示す。

本来の意味合いは、

◇  a  set  of  skills


不定冠詞  ” a ” は、  可算名詞 ” set ” に呼応する。

  • 可算名詞  ” set ” ( 一式 )
  • 可算名詞  ” skill ” ( 技能 )

よって、 ” skill set ”  は可算名詞 。

直訳は、

■  スキル一式
■  スキルのセット


skill set


文字通りである。

定訳はない風だが、  比較的理解しやすい。

カタカナの 「 スキル 」 も 「 セット 」 も日本社会に根づいている。

名詞2語が合体した 複合名詞compound  noun ) である
「 スキルセット 」 は、 日本語母語話者 ( 日本語ネイティブ )
にも発音しやすく、 日本語に取り入れる際のハードルは低め。

「 スキルセット 」 はカタカナとして、 このまま世間一般に浸透して
いくと私は推断する。

【参照】  カタカナで定着した英語 「 ~ する人( -er / -ist )」 20個

◆  ” skill ”  の語源は、 古ノルド語 「 区別 」 ( skil )。

日常的には名詞 ( 可算・不可算 ) ばかりだが、
まれに動詞 ( 他動詞・自動詞 ) でも用いる。

【発音】  skíl
【音節】  skill  (1音節)

複数形は  ” skills “。

 

◆  ” set ”  の語源は、 古英語 「 置く 」 ( settan )。

動詞( 他動詞・自動詞 )・ 名詞( 可算・不可算)・ 形容詞がある。

名詞は可算中心で、 不可算はまれ。

【発音】  sét
【音節】  set  (1音節)

 

◆  スペルは、 2語 ” skill set ”  または  1語 ” skillset “。

いずれも可算名詞なので、 単数には冠詞 ” a ” がつくのが原則。

2語か1語かの適不適は、 英語圏でも、 小さな論点となっている。

正しいつづりは、 2語の ” skill set ” とされる模様。

 

” skill set “

all the different skills that are needed to do a particular job.


https://www.ldoceonline.com/dictionary/skill-set


【 英英辞典 の 基本凡例 】

・  v  =  verb  =  動詞
・  T  =  transitive  =  他動詞
・  I  =  intransitive  =  自動詞
・  n  =  noun  =  名詞
・  C  =  countable  =  可算名詞
・  U  =  uncountable  =  不可算名詞
・  sb  =  somebody  =  代名詞( 誰か )
・  sth  =  something  =  代名詞( 何か )


◆  1語の ” skillset ” では、 主な英和辞典や学習英英辞典
はおろか、  ネイティブ用英英辞典にも記載なし。

次のオンライン版のいずれにも、 1語単独では項目立てされていない

すべて、 2語の  ” skill  set ”  だった。

※  2017年7月10日 初稿時点、  2023年1月1日 再確認


そのためか、 1語の  ” skillset ” では、 スペルチェッカーに
引っかかる場合が多い。

◆  どちらも1980年以降に使われるようになった。

キャリア上、 頻出用語となったのは1990年後半から。


< 単数:skill set / skillset >

< 複数:skill sets / skillsets >


https://writingexplained.org/skillset-or-skill-set


◆  基本単語の < 年代別の使用状況の推移 > は、

例えば、コウビルド(COBUILD)/ Collins
< Trends > をクリックすれば簡単に調べられる。

このCollins社の オンライン英英辞書 は、< Trends > に加えて、
時事から抽出した例文 < Example sentences > が豊富なので、
大変便利。

 



https://www.collinsdictionary.com/dictionary/english/skill


◆  COBUILDは、イギリスのコリンズ社が資金を出し、同じくイギリスの
バーミンガム大学が集めた、以下の英文データベースに基づく。

Collins Birmingham University International Language Database

頭文字をとって、” COBUILD “(コウビルド)。

大規模な コンピュータ・コーパス を活用しているのが強み。

イギリス系の辞書である。

OALD( オックスフォード )や CALD( ケンブリッジ ) など、 その他の
学習英英辞典( EFL辞典 )については、 別稿 ”  LDOCE  ”  で触れている。

 

◆  私の経験からは、 2000年以降は1語の  ” skillset ”
の起用が目立つと感じていた。

なぜなら、 この間( 2000~2022年 )に目にしたのは、
” skillsets ” ばかりだったから。

けれども、 上図によれば、2語の使用頻度は 約50倍 に上る。
先述の辞書の実態と一致している。

自分の感覚は、だいぶ偏っていたのだろう。

こうした統計は、自分の 思い違い を正してくれる。

疑問点のリサーチは、やはり大切だと考える。

  • “Here are the skill set requirements to become our translator.”
    (弊社の翻訳者になるために必要なスキルの要件はこちらです。)
  • “I’m hoping to take my skill set to the next level.”
    (自分のスキルを次のレベルに向上させたいです。)
  • “She has an excellent skillset of communicating with customers.”
    (彼女は卓越した顧客対応スキルを持っています。)
  • “Your skill sets will be evaluated constantly.”
    (あなたのスキル全般は絶えず評価の対象となります。)
  • “This training is designed to enhance the participants’ skillsets.”
    (この研修は、参加者のスキル全般の向上を目指しています。)

【参考】    ※  外部サイト

■  リスキリング ( Reskilling ) 

仕事を続けながら、 新しいスキルを継続的に身につけつつ、
現状の業務から少しずつ離れ、 最終的に新しい業務につく。

【発音】  ˌriːˈskɪlɪŋ
【音節】  re-skil-ling  (3音節)


■  リスキル ( Reskill )

新しく何かを学ぶことため、一度キャリアを中断すること
が前提で、  基本の流れは 「 働く  →  学ぶ  →  働く 」。

【発音】  riːskíl
【音節】  re-skill  (2音節)

 

 

 

 

 

 

 

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