プロ翻訳者の単語帳

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No need.

      2022/05/24

・ Estimated Read Time ( 推定読了時間 ): 18 minutes

不要です。

” need ”  には、 名詞・他動詞・自動詞・助動詞 がある。

語源は、古英語 「 必要 」( nēd )。

【発音】  níːd  (1音節)

” need ” は、「 1音節 ( one syllable ) 」だから、
腹の底から  ゲロする 迫力で、 一気に吐き出し発音。

 

 

に ~

 

「 音節 」( syllable、シラブル )とは、発音の最小単位である。

「 発音の最小単位 」に切れ目がない「 1音節 」のため、
ゲロの凄みが出る。

「 音節 」の日英比較は、 ” integrity ”  で詳らかにしている。

◆  ” need ” の用法は多岐に及ぶが、「  必要  」 という
基本的意味は一貫する。

need ” は、日本語の「 必要 」に比べ、


「 感情 」に強く訴えかける単語

切羽詰まった「 神経質 」な響き


それゆえの < 注意点 > は、本稿後半にて詳述する。

【参照】   動詞  ” hope ” と  ” wish “” want ”  の比較

  • “We need to help families in distress.”
    (追い詰められた世帯を助ける必要がある。)
    (苦しむ世帯を救うべき。)

  • “If you need more time,  let me know.”
    (時間がもっと必要であれば、お知らせください。)

    (時間が足りなければ、教えて。)

  • “We need to admit our mistakes to move forward.”
    (前に進むために、自分たちの間違いを認める必要がある。)
    (間違いを認めて、先に進もうよ。)

  • “This battery needs to be changed immediately.”
    (この電池を、直ちに取り替えなければならない。)
    (今すぐこの電池を取り替えないとやばい。)
  • “I need to sit down with you.”
    (あなたと話し合う必要がある。)
    (話したいことがあるんだけど。)
  • “She needs constant attention from everybody.”
  • “She feels the need for constant attention from everybody.”
    (彼女はいつもみんなの注目を必要とする。)
    (彼女って、 かまってちゃん。)
  • “You need more education.”
    (あなたにはもっと教育が必要です。)
    (もっと勉強しろ。)
  • “You need to cancel it.”
    (それをキャンセルする必要があります。)
    (キャンセルしなさい。)
  • “I need your address.”
    (あなたの住所が必要です。)
    (住所教えて。)
  • “That’s all you need to know.”
    (あなたが知るべきことはそれが全部です。)
    (それ以外は教えないから。)
  • “You need to close your browser.”
    (ブラウザを閉じてください。)
    (ブラウザを閉じろよ。)
  • “We need to take a stand for what is right.”
    (正しいことのために、立ち上がる必要がある。)
    (正しいことを守らなければ。)
  • “We need to rent a fully-equipped meeting room.”
    (完全装備の会議室を借りる必要がある。)
    (完全装備の会議室を借りねばならない。)
  • “I need to prioritize my workload.”
    (自分の仕事に優先順位をつけねばならない。)
    (仕事にメリハリつけないとやってられない。)
  • “I don’t need your approval.”
    (あなたの承認は必要ありません。)
    (認めてくれなくても結構。)
  • “These are the high-priority items that need
    immediate attention.”
    (至急対応する必要のある優先事項はこちら。)
    (これらが直ちに対応すべき優先事項だ。)
  • “I need you to work on this.”
    (これに力を入れてもらいたい。)
    (これやっておいて。)
  • “I need you to be there.”
    (そこにいてもらいたい。)
    (そこで張り付いてろ。)
  • “Something needs to be done here.”
    (ここでなんとか対処する必要があります。)
    (なにかせねばならない。)
  • “This needs work.”
    (手直しが必要。)
    (ちゃんとやれ。)
  • “This translation needs work on the Japanese side. ”
    (この翻訳の和文には手入れが必要です。)
    (この翻訳の日本語はまずい。)
  • “This needs to be done by Friday.”
    (金曜日までに終わらせる必要があります。)
    (金曜までに終えておけ。)
  • “You need to take the lead.”
    (あなたがリーダーシップを取る必要がある。)
    (率先してやってもらいたい。)
  • “You need a haircut.”
    (髪を切った方がよい。)
    (髪切りな。)
  • “I’m needed elsewhere.”
    (他にも用事があります。)
    (もういいですか。)
  • “You need to get married soon.”
    (あなたは早く結婚する必要がある。)
    (さっさと結婚しろよ。)
  • “You need to stay organized in this dorm.”
    (この寮では、常に整理整頓しておいてください。)
    (この寮は、きれいなままにしておいて。)
  • “Before we subscribe you, we need to confirm you are a human.”
    (ご登録前に、人間であることを確認させていただく必要があります。)
    サブスク するなら、自分が人間だと証明して。)
  • “The public needs a coronavirus vaccine ASAP.”
    (国民には、コロナウイルスのワクチンが至急必要。)
    (今すぐ、国民のためにコロナワクチンを用意せよ。)
  • Please feel free to take what you need.”
    (必要なものをご自由にお取りください。)
    (欲しいものを好きなように持ってって。)
  • “We need to provide a translated copy to her.”
    (彼女には翻訳版を提供する必要があります。)
    (彼女には翻訳版を渡さないと。)
  • “You need to take this class.”
    ( この講義を受ける必要があります。)
    ( この講義を受けろ。)
  • “Class attendees need to read & write English
    without assistance.”
    (受講者は独力で英語の読み書きができなければなりません。)
    (英語の読み書きが自力でできないなら、参加しないこと。)
  • “You don’t need to do anything.”
    (なにもする必要はありません。)
    (放っておいていいよ。)
  • “We need additional information to proceed.”
    (進めるには、追加情報が必要となります。)
    (よく分からないまま、進めるわけないだろ。)
  • “We need to do something about disgruntled employees.”
    (不満を抱く従業員に対し、
    なにかしら対処しなければならない。)
    (不満分子をどうにかするべし。

  • “You need to break off relations with your toxic parents.”
    (あなたは毒親と縁を切る必要がある。)
    (毒親なんかと縁を切れ。)
  • “We need to work together.”
    (お互い協力し合う必要があります。)
    (みんなで協力すべき。)
  • “Bullying needs to be addressed now.”
    (今こそ、いじめに対処する必要がある。)
    (いじめを早くなんとかしないと。)
  • “I need help now.”
    (今、支援が必要なのです。)
    (すぐ、助けて。)
  • “The child needs your love.”
    (あの子にはあなたの愛が必要だ。)
    (あの子を愛してあげろよ。)
  • “You need to pay us upfront.”
    (前払いでお支払いいただく必要があります。)
    (前払いのみです。)
  • “You need to rest.”
    (あなたには休養が必要です。)
    (ちゃんと休みなさい。)

  • Needs  improvement.”
    (改善が必要。)
    (もっと頑張りましょう。)

 


もっと がんばりましょう

 


動詞  ” need ”  の典型例を挙げてみた。

直接耳にすれば、どれも神経に響く 「 きつい 」 感触。

いかがだろうか。

◆  名詞  ” need ” は、可算名詞と不可算名詞を兼ねる。

–  不可算 「 必要 」「 必要性 」「 要求 」「 欲求 」「 窮地 」
–  可算 「 必要なもの 」「 必需品 」

  • “We should help each other in times of need.”
    (必要な時は、お互い助け合うべき。)
    (窮地に陥った際は、相互に助けるべき。)
    (困った時は、お互い様。)
    →   不可算名詞の  ” need ”
  • “Please consider helping those in need.”
    (困っている人たちの支援をご検討ください。)
    (困窮者を助けることを考えてみてください。)
    →   不可算名詞の  ” need ”
  • “She was a refugee in need of safe haven.”
    (彼女は 安全な避難場所を必要とする難民だった。)
    →   不可算名詞の  ” need ”
  • “Donate masks to hospitals in need.”
    (窮地の病院にマスクを寄付しよう。)
    →   不可算名詞の  ” need ”
  • “I’m in desperate need of another cash handout.”
    (なんとしても、もう一度、給付金が必要なんです。)
    →   不可算名詞の  ” need ”
  • ” A friend in need is a friend indeed. ”    ※  ことわざ
    (困った時に助けてくれる友こそ、真の友。)
    →   不可算名詞の  ” need “

  • “Children are in urgent need of help. ”
    (子どもたちは早急の支援を必要としています。)
    →   不可算名詞の  ” need ”

  • “There is an urgent need for blood.”
    (血液が緊急に必要です。)
    →   可算名詞の  ” need ”


◆  カタカナ「 ニーズ 」は、可算名詞  ” need ”  の複数形  ” needs “。

【発音】  nidz  (1音節)


ニーズ 【needs】

必要。  要求。  需要。
広辞苑 第七版

  ニーズ 【needs】

必要。  要求。  需要。
デジタル大辞泉 )

  ニーズ 【needs】

必要。  要求。
大辞林 第四版

  ニーズ 【needs】

必要。  要求。
明鏡国語辞典 第三版

  ニーズ  

求め。  要求。  需要。  必要。
▽  needs
岩波 国語辞典 第八版

  ニーズ (名)
〔 needs = ニード(need)の複数形 〕

要求。  求め。
三省堂国語辞典 第八版


それぞれ語釈全文である。

” needs ”  本来の、

ぴりぴり 神経をとがらせた、待ったなしの 緊迫感

を表す上で、「 必要 」 「 要求 」 「 需要 」 「 求め 」
では、 やや物足りない感がある。

カタカナで日本社会に根付いたのは、穏当な流れと考えられる。

  • “We should decide who receive the cash handout
    based on their needs.”
    (この給付金の受取人は、各自のニーズに応じて決めるべきだ。)

定訳に至った ” needs ” もある。

  • “Special needs peer groups are very important for
    children with special needs.”
    (特別支援を必要とする子どもたちにとって、
    特別支援の仲間グループはとても大切である。)

    ◇  ” special needs education ”  =  特別支援教育
    →  各自の「 特別なニーズ 」に応じた教育の提供
    が目的で、必ずしも身体障がいに限定されない

 

◆  日頃、 英語の時事ニュースで見かける「 ニーズ 」は次の通り。

  •  emotional needs  ( 情緒的、心理的、精神的 )
  •  physical needs  ( 身体的、 肉体的 )
  •  financial needs  ( 財政的、 経済的 )
  •  social needs  ( 社会的 )

和訳は代表例。

主体が個人か組織かによって、 訳し方が違ってくることもある。

例えば、 ” financial ” は、「 金銭 」的な意味を幅広くカバー。

  •  企業  →  財政、 財務、 会計、 金融、 資金
  •  個人  →  経済、 家計、 資金

※  「 ~ 」 「 ~ 」「 ~ 」などの接尾辞的な語
を加えた形も含む

【発音】  fənǽnʃəl 
【音節】  fi-nan-cial  (3音節)


◆  敢えて大胆な言い方をすれば、

限界状態に身をよじり、 もう 我慢できず、
ギャーギャー 騒ぎ立てる有様 が  ” need “

ヒステリックな気配で、 押しが強い。

日本語の 「 必要 」 「 要求 」 「 需要 」 「 求め 」
が備える、 品よく、 しっとりした落ち着きには乏しい。

どこまでも自分側の意思通りに、 無理無体に事を運ぼうとする
強引さ。

とにかく、余裕がない。


切羽詰まると( ” under the gun ” )、 こうなる。

◆  ” no need ” は、シンプルだが、応用の効く表現。

口頭で  ” No need. ”  と2語完結した場合、 通常、

 ” There is no need. ”
( その必要はない。)

を略したもの。

” no need ”  の後にまだ続く場合、
” No need to. ”  と3語完結になることも。

代不定詞( PRO-infinitive )である。

文脈から不定詞の内容が明らかな場合、” to ” だけ残し、
以下を省略することがある。



 徹底例解  ロイヤル英文法  改訂新版 』  pp. 467-468.

綿貫 陽 ( 改訂・著 )   マーク・ピーターセン ( 英文校閲 )
旺文社、 2000年刊

<出版社HP>    <アマゾン>    <楽天ブックス>

 

◆  一見、「 There is 構文 」に見えるが、 そうではない。

「 There is 構文 」は、主語( Subject )と 動詞( Verb  ※ )
の語順が逆となる基本構文。

※  具体的には、 述語動詞( Predicative Verb )で、主語と同じく、
「 基本5文型 」に必須の動詞。  必須でないのは準動詞( verbal )。

すなわち、「 S → V 」  ではなく 「 V ← S 」。

そういう「 倒置 」( inversion ) の修辞を用いており、
実は高度な基本構文なのが、「 There is 構文 」である。

「 There is 構文 」は、日本人学習者が乱用しがち。

 ■  「 私の本はテーブルの上にあります。」

 △  ” There is(V)my book(S)on the table. ”
 〇  ” My book(S) is (V)on the table. ”
 〇 

前者は、完全な間違いとまでは言えないものの、不自然な英語。

ところが、 日本人の英作文においては、 珍しくもなんともない。

◆  ” There is no need. ”  は、英語ネイティブも普通に使う。

上記「 There is 構文 」の特徴である 「 倒置 」は見られず
” No need. ” は単なる 「 省略構文 」( 狭義 )である。

語句を省略しても、 文脈上意味が伝わるため、語句が略されている
だけで、 修辞上のひねりはないのが、 狭義の「 省略構文 」。

簡潔明快を旨とする、格言・ことわざ・慣用句・常套句に目立つ。

こちらも「 省略構文 」パターンで、両者とも自然な英語。

 〇  ” There is no smoke without fire. ”
 〇  ” No smoke without fire. ”
 〇 火のない所に煙は立たない。)


” No need.”、 ” No need to.”、 ” No smoke without fire.”
には、 いずれも述語動詞( Predicative Verb )が入っておらず、
英文の「 基本5文型 」からは外れる。

「 基本5文型 」 とは、英文の分類を指すのではなく、「 動詞 」
の種類を区別するための用語であるから、 動詞がなければ論外。

無骨でぶっきらぼうだが、

この上なく明瞭

 

  ぴしゃり「 不要です

There is no need.


◆  表題  ” no need ”  では、名詞。

既に触れたように、可算・不可算兼用。

” need ”  = 「 必要(必要性)」を
形容詞  ” no ” で否定し「 不要 」。

この場合の  ” need ” は、
不可算名詞  の  単数名詞 が通例。

「 単数名詞 」( singular noun )とは、
単数形で使われるのが一般的な名詞

英英辞書では  “ S ”  または  “ sing ”  と略記されたりする。

【発音】  síŋgjulə 
【音節】  sin-gu-lar  (3音節)

◆  上述の通り、もともとは  There is no need. の略。

2語単独で使え、応用が効くのがポイント。

口頭の2語完結以外の頻出表現は、

  •   no need to –  ( 主に動詞が続く )
  •   no need for –  ( 主に名詞が続く )

意味は「 ~ する必要はない 」 または 「 ~ は不要 」。

「 不要 」  =  ” no need ” 

と覚えておけば、意思は確実に伝わる。


◆  ” It is not necessary ”  や  ” not necessary ”
とほぼ同義だが、次の 3つの持ち味 を押さえておきたい。

  ” no need ” の方が、

1 ) 簡明直截
2 ) 強い否定
3 ) 感情的


” It is not necessary ” は、副詞 ” not “  で
be動詞 ” is ” を否定( = isn’t )するのに対し、

” no need ” は、形容詞 ” no ”  で、名詞 ” need ” を否定。

この場合、形容詞 ” no ” の方が、副詞 ” not ” よりも、
否定の度合いが強い。

取り付く島もなく、 拒絶する勢いの ” no need “。

 

「 神経質 」で「 感情的 」な ” need ” の語感  
と相まって、 すげない印象を与えがち


もっとも、 個人的感情を排する事務的な冷たさ
であり、 必ずしも悪気があるわけではない。

片や、

◇  ” not necessary ”  と  ” unnecessary
は、 単に
不必要 」であることを表し、 ずっと中立的


【発音】  nésəsèri          【音節】  nec-es-sar-y  (4音節)
【発音】  ʌnnésəsèri      【音節】  un-nec-es-sar-y  (5音節)


感情抜きで、 淡々と「 必要ありません 」「 要りません 」。

現状では不要であることを、 客観的に示すにすぎない。

◆  否定の接頭辞 ” un “、” in “、” non ” が 同じ語につく場合、

強い否定の順に、 in  >  un  >  non

◇  これらの「 接頭辞 」以上に 強い否定 が、副詞  ” not ”

副詞 ” not ”  >  接頭辞  ” in ”  >  ” un ”  >  ” non “


既述のように、形容詞 ” no ” の方が、副詞 ” not ” よりも、
さらに否定の度合いが強いため、大づかみの順序は次の通り。


 no need   >   not necessary
   >   unnecessary 

 形容詞  ” no ”    >   副詞  ” not   >   接頭辞  ” un ” 


「 大づかみ 」なのは、” need ”  と  ” necessary ”  が異なる単語だから。

同一単語みたいに、 単純比較はできない。

「 ほぼ同義 」とはいえ、 主な品詞すら異なる。

■  need  →  動詞・名詞中心  (※)
■  necessary  →  形容詞中心

” need ” に、 名詞・他動詞・自動詞・助動詞がある点は、
冒頭に記した。

” necessary ” には、形容詞 と 名詞がある。

語源は、ラテン語 「 必要な 」( necessārius )。

ne – ” ( 否定 not )+  ” cess ” ( 譲る )  +  ” – ary “( ~ の )

” need ” に形容詞はなく、 ” necessary ” に動詞はない。

にもかかわらず、両方とも「 必要 」を表し、同義扱いされている。

これは、大方の日本人学習者が混乱する、品詞と和訳の問題である。

この辺りは、” aware ”  と  ” vocal ”  で、
事細かにご説明しているので、ご覧いただければ幸い。

 

(※)  LDOCE6( ロングマン )の指標によれば、

  動詞  “ need ”
–  重要度 : 最上位 <トップ3000語以内>
–  書き言葉の頻出度 : 最上位 <トップ1000語以内>
–  話し言葉の頻出度 : 最上位 <トップ1000語以内>

  名詞  “ need ”
–  重要度 : 最上位 <トップ3000語以内>
–  書き言葉の頻出度 最上位 <トップ1000語以内>
–  話し言葉の頻出度 : 最上位 <トップ1000語以内>

【発音】  níːd  (1音節)


  動詞用法も名詞用法も、
全項目において、最重要かつ最頻出
  英単語全体における立ち位置が、最高水準の ” need

こんな英単語は、そうそうない。

重要単語であっても、品詞によって、頻出度に違いのある方が普通。

例えば、 動詞 ” want ” ( 後述 ) も最高水準で、最重要かつ最頻出。
なのに、 名詞 ” want ”   の頻出度は、書き・話しとも、3000語圏外。

” want ” の名詞用法は、動詞用法に比べて、はるかに格下ということ。

抜きん出る英単語だからこそ、 本稿では  “ need ”  と  ” want
の要注意な 「 強烈さ 」 を強調したい。

私たち日本人は、 使い方を誤りやすい。

【参照】

 ” No need ”  も 『 断る力


  • “No need to fight.”
  • “No need for a fight.”
    ( 喧嘩は不要。)
  • “I’ll help you.”   “No need.”
    ( 手伝いますよ。)  ( 不要です。)
  • “No need to shout. I hear you.”
    ( 叫ばなくてよい。聞こえてます。)
  • “No need to get angry.”
    ( 怒る必要ないだろ。)
  • “No need for your approval.”
    ( あんたの承認なんていらん。)
  • “No need to remind me.”
  • “No need for a reminder.”
    ( 教えてくれなくて結構。)
    ( 思い出させないでよい。)
  • “No need to discuss it.”
  • “No need for discussion.”
    ( 話し合いは必要ない。)
    ( 議論は不要。)
  • “No need for a talk.”
  • “No need to talk.”
    ( 話さなくてもよい。)
  • “No need for installation.”
  • “No need to install.”
    (インストール不要。)
  • “No need for a signature.”
    ( 署名は不要。)
  • “No need to register.”
  • “No need for registration.”
    ( 登録は不要。)
  • “No need to stay up late.”
    ( 夜更かししなくてよい。)
    ( 夜更かし不要。)
  • “No need to translate.”
  • “No need for translation.”
    ( 翻訳は不要。)
  • “No need to worry.”
    心配無用。)
  • “No need to raise your voice.”
    ( そんな大声を出さなくてよい。)
  • “No need to bribe politicians.”
    ( 政治家たちに賄賂を渡す必要はない。)
  • “No need to reply all.”
    ( 全員に返信しなくてよい。)
  • “No need to intrude here.”
    ( こちらに侵入する必要はない。)
  • “No need for a mask.”
  • “No need to wear a mask.”
    ( マスク着用は不要。)
  • “No need for gimmicks.”
    ( 小細工は不要。)
  • “No need for an interview. ”
    ( 面接は不要。)
  • “No need to take action.”
    ( 対応は不要。)
  • “No need to apologize.”
  • “No need for an apology.”
    ( 謝る必要はない。)
    ( 謝罪は不要。)
  • “No need to cry.”
    ( 泣くな。)
  • “No need for you.”
    ( あんたなんか要らん。)

【 ご注意 】
need ” と ” want ” は、差し迫った要求。
きつく聞こえがち なので、対人では 注意 !

日本語の「 必要 」に比べて、 かなり感情的


<対面>
で使う際は要注意。 特に相手が<目上>の場合
  やたら ” I need 〇〇 ” と 要求 してはならない。

前記の 「 ギャーギャー 騒ぎ立てる有様 」 そのもの。



◆  相手との関係・状況・言い振りにも左右されるが、
ここでは日常的なビジネスの場を想定する。

例えば、

■  上司に面と向かって、

I need it. “

私はそれが必要なのです
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

とっとと渡せよ 」 「 早くやれ

こんな風に受け取られる可能性がある。

 

すぐやれ!

 


命令の勢いを帯び、 上司ならカチンと来ても不思議でない。

部下にいきなり「 大至急やれ 」と居丈高に厳命された心境。

よって、平時には  ” I need – ”  の出番は少なめ。

文面でも、 同じ傾向が見られる。

  •  ” I need – ” による要求は、高圧的な感じで、
    誤解を 招きやすい

  • 他動詞  ” want ”  の  ” I want – ” も、
    同様の印象を伴う

トラブル予防には不可欠な知識なのだが、日本の学校教育では
教わる機会が少ない。

至極残念である。

  • 自分の目標 抱負を述べ ような使い方にはよいが、
    対人用途 では 高リスク

学校の教え通りに、 ” I need 〇〇 “、 ” I want 〇〇 ” と無邪気に
口にする日本の中高生を思うと、 なんともやりきれない。



◆  よろしくない例は、こちらのシーン。

動画開始後  21:08  で飛び出した、堀江貴文氏の  I want ”  発言である。

I want you to –

レバノンで カルロス・ゴーンと 対談しました ( 2020/3/6 )


堀江貴文 ホリエモン ( 公式チャンネル
2020年3月10日 公開


◇  ゴーン元会長に対する物言いとしては、不適切と考える。

前後の文脈を勘案しても、「  おまえ、 ~  をやってくれ  」。

おまけに、人差し指で指差しつつ述べている。

ひどい。

暴挙に近い無礼さに、見ていて恥ずかしくなってしまう。

 ■  日本語字幕 ( 公式版 ):
「  私はあなたに 日本の司法制度が良くない事を
世界に広めて欲しいと思っています  」

 ■  実際の口調 ( 拙訳 ):
「  日本の司法制度が良くないって、
おまえが世界中に広めてくれ  」

思うに、

  失礼な一幕で、 手振りも口振りも、
  ゴーン氏に対する「 命令 」

かのようだ。

先述のまずい会話を、見事なまでに具現している。

無性に活発な両手の動きが人目を引く。

とりわけ、人差し指は上図と紛うばかりの存在感。

ジェスチャーは、大勢の認識以上に注目されやすい。

なにより、対談中、何度も頬杖をつくのが目立ちすぎ。

” want ” の弱点 はともかく、指差し頬杖 は基本マナーに背く。

堀江氏は気づいていない模様。  癖かもしれない。

しかし、「 キャラ 」「 個性 」で済まされる所作とは言えないだろう。

社会人として、 もったいない。

◇  一方、ゴーン氏の聞き手としての態度は、誠実で立派と感じる。

世界を舞台に長年活躍してきた、 トップマネジメント特有の物腰。

射る眼光が放つ荘厳さに加え、底知れぬ静穏な佇まいが醸すオーラ。

多様性に日々もまれ、職務上「 異文化理解力 」を要求されてきた
ビジネスパーソンに共通する雰囲気。

経験上、 そんな気がする。

数々の無作法な言い回しにも、 気分を害する素振りを見せることなく、
集中力を維持したまま、 熱心に討議する姿が動画を通じて見て取れる。

英語力は言わずもがな、 体の構え( 姿勢 )の差異も際立っている。


※  ホリエモン風にやったら、 私なんかは  即刻クビ  になる


◆  「 英単語の丸暗記こそ、最強の英語勉強法 」
と公言する方々は、 応分の高い英語力を有する割には、
なぜか「 場違いな 」基礎表現を乱発するきらいがある。

40年以上に渡り、 幾多の学習法と学習者を見聞きしてきた感想。

なぜかしらん。   基礎なのに。   難しい単語もご存じなのに。

高度な語彙力の持ち主として推断すると、 異様なギャップに驚く
こともしばしば。

優秀な頭脳を加味すれば、 完全に不相応で、 なんだか不気味なほど。

真剣に商談していた有用な人材が、 突然、 赤ちゃん言葉で
ばぶばぶ話し始める、 衝撃的な場面に立ち会うかのごとし。

「 英単語の丸暗記 」に重点を置きすぎた方の陥りがちな陥穽
なのか、堀江氏の英語を拝聴し、ふと典型を見い出してしまう。

数ある著作で「 英単語の丸暗記 」の有効性を主張し続けるホリエモン。

確かに「 英単語の丸暗記 」は、受験対策には効率がよく、効果的。

◆  けれども、実力が 中級 に達した後は、めったに出会わない単語
を羅列する教本に執着せず、 リアルな英文に接することの方が大事。

市販の単語集で一生懸命勉強し、 どんなに語彙数を増やしても、

英文を読まねば、無意味に近く、紙上に兵を談ず。

仮に、記憶術などを駆使して、 3万語を覚えることができたとする。

見上げた努力だが、これだけで英語力が上がったと言えるだろうか。

とんだ勘違いであろうが、 こういう日本人学習者は相当数にのぼる。


文章を機械翻訳を使って外国語に置き換えていけば
意思疎通が可能だと思っている人が多いのですが、
これは間違いです。

機械翻訳は、言葉の置換はできても、
それがその文章に適切な表現なのかを判断することはできません。


「 間違いだらけの多言語サイトで危ぶまれる翻訳の未来 」
https://diamond.jp/articles/-/287089
2021年11月11日付

※  太字は引用者


こうした指摘同然の懸念が浮かぶ。

AI( 人工知能 )翻訳の品質評価で、 頻発している問題点。

世間一般には、 流布していない実態である。

【参照】   AI vs 通訳AI vs 翻訳

語義が分かることと、的確に使いこなせることは、まったく別の話。

日本語だって、 そうではないか。

私たちが普段おおよそ使わない、 日本語の難しい語彙をたくさん
知っている日本語学習者が、 日本語ペラペラで堪能とは限らない。

「 ちょいと眉唾物かも … 」 どことなく勘繰りたくもなってくる。

外語ゆえんなのか、 こと英語に関しては、 さして思考し整理することなく、
ごっちゃにした末に、 単語一辺倒の風潮に色濃く染まっているのが悔しい。

長期に渡って、教材に取り組み続けると、「 勉強している 」 自己満足に
酔った挙句、 上辺だけの見せかけ英語に流れてしまう危険が待ち受ける。

やばくない ?

かるたみたいに、単語を並べるのみなら、それでよいかもしれない。

ニュアンスで使い分ける視点も理解力もなく、ほとんど暗記ゲーム。

語感の持つ重要性を知れば、闇雲に単語数を増やそうと思わない

なぜなら、 まともに使いきれない上級語を増やして悦に入るよりは、皆
が使う基礎単語の正しい使用法を習得する方が、 実用的だと感づくから。

漠然と単語の意味が分かるぐらいでは、4技能( 聞く ・ 読む ・ 書く ・ 話す )
を万遍なく、 一定水準まで高める目的には程遠く、 的外れな注力となる。

はっきり申し上げると、 使い物になりそうもない、 偽の英語で終わる。

通じる英語から、 知らず知らずかけ離れていく、 几帳面で必死な勤勉さ。

痛ましい結果が、「 使える英語 」とは別物の、 自己満英語の出来上がり。

ご本人は 「 英語ができる 」と思い込んでいるから、 救いようがなく厄介。

言葉の使用場面を誤るとどうなるかは、 先ほどの動画が示唆してくれる。

誰しも使うような、 最重要かつ最頻出の基礎単語の誤用は避けたい。

限られた時間で学習する以上、 実際に使える英語を目指そう

勉強時間の使い方を間違えてはならない。

【参考】    ※  外部サイト

–  英検1級に必要な語彙数は、 英語ネイティブなら中学生未満

◆  いつ使うか予期できぬ字面をひたすら暗記するより、現に目の前
で取り上げている具体例から学ぶ方が、 よっぽど気楽で飽きにくい。

英会話や英作文を通して、 自ら語彙を運用できれば、 なおよい。

「 語彙力 」は教養の土台を形作るが、 相手あってのコミュニケーション。

受け手の理解度及び反応に寄り添って、 語彙運用する心遣いが望ましい。

「 頭がいい人 」 「 できる人 」 と思われたいなんて、 もってのほか。

そもそも、場にそぐわない難解な言葉を用いても、本能的に反発されて、
心理的に 距離を置かれて しまうどころか、 そっぽを向かれるのがおち。

【参照】   ” perceive

衒学的な尊大さが、 鼻につくのだろう。

ましてや、 私たちはノンネイティブ ( 非英語母語話者 )。

ネイティブを英語力で打ち負かそうなどと、 思い上がることなかれ。

【参照】   ” Please advise. ”

◆  こう考えた私は、「 生の英語 」に触れるよう、多読・多聴に努めた。

ここで言う「 生の英語 」とは、一般人の生活で多用される英語。

インターネットが普及した今では、メルマガ  及び  インターネットラジオ
も存分に活用している。

便利な時代だ。

今の若者がうらやましい。

 

散歩 や 筋トレ では、 骨伝導ヘッドホン
耳が疲れにくく、おすすめ

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古いスマホを再利用して、 浴室でも リスニング

 

のんびりごろごろ、 長続き

◆  「 単語力か、多読か 」は、 英語学習の不朽不滅の論点。

1980~90年代、 本気の英語学習者の一部に知られていたのが、
渡部昇一 ( 1930-2017 ) と  松本道弘( 1940- ) の論争。

英語学者として 「 単語力 」 を強調する渡部教授に対し、 一貫
して 「 多読 」「 速読 」 を力説する、 通訳者の松本氏に私淑
していた若かりし頃の私は、 氏の説く手法をやんわり踏襲した。

松本氏の初期の著作、 とりわけ  『 私はこうして英語を学んだ 』、
速読の英語 』、  『 「タイム」を読む 』、  『 「FEN」を聴く 』、
速聴の英語 』 は、 むさぼるように何度も読んだ。

そして、 毎日、 愚直に実行した。

※  いずれも旧版、  80年代頃の松本作品は良質だった …

1975年刊の 『 GiveとGet 』 は、 何べんも反復して読み返し、
サイデンステッカー( 1921-2007 )との共編 『 日米口語辞典 』
の 「 増補改訂版 」 は頭に叩き込んだ。( 「 決定版 」は 2021年刊 )

◆  「 単語力 」 以上に 「 多読 」 を優先してきて、 大正解。

分からない単語に   いちいち気を揉む代わりに、
力量に見合った  英文を  大量に  読み込む心構え。


単語の暗記・単語帳の作成 よりは、英文を読む時間 を重んじた。

不明部分に拘泥しなくても、 決定的な支障が出ない読み方を会得した。

試験には通用しがたいかもしれないが、 これぞ自然な「 読書 」に似通う。

常日頃、多くの人は母語で活字を楽しむ時、 無意識にこうしているだろう。

外語は勝手が違うとはいえ、 力がついてくると、 母語の読書に近づく。

文脈・用例から意味を推理し、かれこれ読み取っていく読解力の発露

一部抜粋されると誤読・誤訳してしまう晦渋な英文であっても、 文脈
に沿ってだいたい読めていれば、 すらすら読み解けていたりするもの。

試験並みの厳しく丁寧な吟味がなくとも、 一応「 読書 」できている。

目にした瞬間、 脳天に一撃を食らわす、 あの猛烈な英語アレルギー。

英文に見慣れれば、 そんな心理的障壁も薄れ、 心地よくなってくる。

辞書を通読する気力があるなら、 多読に充てる方がベターと感じる。

◆  しんどい一因は、 他人が集めた  片言隻語  ばかりに向き合っているから。

多読・多聴で学んだためか、「 よく我慢できるな …  」 と生真面目さに心底感心。

身近にあふれる面白い英文を無下にして、単語集に没頭する理由がどうにも不可解。

根気に欠ける私は、 ” No need  for  much  secondhand  info ! ”  と激しく思う。

暗記中心で、 英語の実力が本当に伸び続けるなら、 無論こうは言わない。

実は「 受け身 」的な、つらい苦行。    無味乾燥で、つまらなくて当然。

だからこそ、 いつまでも既存の単語集・表現集に依存せずに、 早々切り上げて、

得意分野の英文を がんがん読もう


そっちの方が、 変化に富み、 きっと無理なく続く。

少なくとも、市販の教材にしがみつくより、「 自信 」がつくぞ !!  

「 案外、読めるわ。  なんか、いけるかも …  」  芽生えが始まる。

これまでの積み重ねの成果を目の当たりにして、 バイリンガルの
仲間入りする自覚が高まり、 苦労が報われた実感で胸がときめく。

能力と相性に沿う英文を選ぶことが、なによりも大切で、成否を決す。

なんとなく、 心身の調子が上向く程度の難易度がちょうどよい。

もし、 ストレスがたまるなら、 まだまだ難しすぎるため、 選び直す。

辞書を引かなくても、充分読めるレベル 」 からスタートしてみる。

ご自身と相談しながら、 難易度  及び  ペース  を上げ下げしつつ調整。



◆  インターネットが普及した現代は、 自分に適した英語を自由自在に選べる。

それ以前の日本社会では、 英語に接するまでに、 手間暇・コストを要した。

英語のケーブル放送を目当てに、 都内のホテルにて自主合宿したもんだ。

自宅では、 高価な 短波ラジオ で、 ノイズにめげずに国際放送を受信していた。

2か国語放送は1980年代、 BS・CSは90年代より徐々に家庭に浸透していった。

英字新聞・雑誌を 定期購読 し、 海外発送分は「 国際郵便為替 」で毎年送金。

なにかにつけ、 あれやこれやと費用がかさんだ。

選択肢が手薄い当時は、 しくじると浪費に直結したので慎重だった。

一般個人は、 こうもしないと、 生の英語までたどり着けなかった。

◆  勇気を奮って、「 補助輪 」 を取り外し、 思い切りペダルを漕ぐべし !

教材づくめの学習法には、 それほど期待できない濃厚な目覚め。

この喜びは、原文を読みこなして、 味わっていただくしかない。

英文の場数を踏むと「 弾みがつく 」現象は、やってみれば分かる。

素材さえ合っていれば、 中級者は着実に進歩し、 自信がぐっと高まる。

あらぬ方向に突き進んで、 自滅してしまう可能性は低い。

この安定感こそ、 初学者とは 一線を画す、 実力者の強みなのだ。

教材相手では到達困難な領域を自ら開発し、 独自に展開していく興奮よ。

自発的・内発的な動機の底力と、 自主的な行動力の効き目はすさまじい。

早めに 原文に 着手しましょう

 


◆  一般的な日本人の生活環境を考慮すると、 インターネットなどで英文を読む
ことこそ、「 英語を使う 」 ことに接近するための手軽で手近な手段と考える。

市販教材は、 部分的に抜き出した抄出素材ゆえに、 真の読解力を体得できず。

著作権の問題があり、 欲しい題材を安易に取り込むことはできないのである。

世界中の英語学習者に対して発信される、 本場発の講義動画も絶賛推奨する。

一例として、 ” Oxford Online English ”  を  ” integrity ”  でご案内している。

お気に入りの作家・映画の作品をリピートする習慣も、 ぜひ取り入れておこう。

【参考】    ※  外部サイト

–  コミュニケーションと違い、 リーディングは自学自習できる

 

◆  「 似て非なるもの 」 の区別を認識しないと、 悲惨な学びを招く。

詐欺 まがいの英語教材も然りで、 昔から出ては消えての繰り返し。

好例は、「 文法不要 」 「 カタカナで学ぶ 」 「 聞き流すだけ 」。

お口で うんこ の教材、 と私は密かに銘打っている。

文法無視で丸暗記する 「 九官鳥 」 「 インコ 」 系が殊に人気。

旅行者向けだったら、 これでよい。

正確な文法解説には、 日英の文法に精通する高い学力 を要するため、
ネイティブ音声を吹き込んだ素材を売る方が、 手間いらずなのです。

「 文法不要 」の背景には、 両言語の学識が浅すぎる事情がからむ。

日本語と英語の文法を、 ろくすっぽ知らないために、「 文法不要 」。

真っ当な商材で勝負せんとして、 精進されなかったのだろうか。

以下、 「 英語を使う仕事に変えるべきか 」 より再掲。


日本人が書く英語教育系のメルマガを、 私は多数購読している。

取り上げる表現及び解説により、 発信者の英語力は推量可能。

めったに使われない英語表現が、 頻繁に記載されていれば、
ご自身の実生活で、 英語は疎遠であることが明らかになる。

おそらく、 和英辞典などから抜き出したのだろう。

英語ができるふりを装っても、 結局ばれるわけだ。

真っ当な発信者を探す方が難しい感で、 もう詐欺師だらけ。

詐欺師呼ばわりは失敬だが、 見分けのつかない学習者に、
器量不足の者が企画した商材を売りつけるのは許せない。



◆  自分の口を動かさずに、 耳で聞き流すだけでペラペラなんて、

口から排便するようなもの。

×  お口で うんこ

にもかかわらず、 大枚をはたき、 時間を投じる人が後を絶たない。

お口で うんこ したがる日本人学習者が、実に多い模様。

どうも正気の沙汰とは思えない。



◆  不自然な英語学習法は、 見る人が見れば、 即座に見抜いたりする。

たとえ見破っても、 見透かしたことは、 おくびにも出さないはず。

お見通しでも、 黙っている。

わざわざリスクを冒して、 他人の流儀に口を挟んだりしないのが大人。

【参照】   ” hiatus “、 英語を使う仕事に変えるべきか


何十年も延々と、 漢字ドリルだけを 一心不乱に解きまくる日本語学習者
をもし見かけたら、 日本語母語話者として、 どのような気持ちになるか

そうやって、日本語が身につきにくいことは、我々ネイティブには感じ取れる。

思わず 「 ちょっと違うよ 」と、 くるりと方向を変えて差し上げたくもなる。

無駄骨を折る結末を察知し、 見るに見かねて 口出し するのも、これまた大人。

教材だらけで英語を継続している私たちの様子も、 大して変わらないのでは。

◆  日本語の4技能 ( 聞く ・ 読む ・ 書く ・ 話す )のうち、
最も難易度が高いとされているのは 「 書く 」。

アニメ・映画・ドラマを観まくって、 日本語が堪能になる
外国人もいるが、 同程度の日本語が書ける人は皆無な印象。

このタイプは 「 聞く・話す 」 特化型 が中心を占める。

また、 日本語ペラペラの外国人が用いる日本語の講演原稿・
台本・台詞・カンニングペーパーが、 ローマ字表記で構成
される場面は珍しくない。

ひらがな・カタカナ・漢字では、 充分読めないらしく、
和文原稿をローマ字変換する作業を私は何度も担当した。

まさか、 ローマ字原稿だなんて、 視聴者には思いもつかない。

初めて目にすると、 息が止まるほど、 びっくり仰天する原稿。

舞台裏 のすっぱ抜き話でなく、 ざらにありふれた手順なのだ。

口上はうまく、 いささかのよどみもないのだから、 さすが。

しかし、 「 日本語の達人 」 と称するには、 まあまあ微妙。

こういった実情は明るみに出ない。

語学力を判定するには、 「 4技能 」 を万遍なく精査すること
が望ましい。

” conclusive ”  では、 歴史を振り返りつつ、 世上流布しない
暗い裏側に触れた。

【参照】   母語が確立できていない 「 セミリンガル 」 の苦難

◆  もしも、ご自分が日本語学習者であるとすれば、どうやって日本語を学ぶか。

日本語ネイティブ( 日本語母語話者 )の視座から考察してみよう。

特殊な環境・才能に恵まれた人を除けば、 母語と外語とでは、習得過程が異なる。

さりとては、 このような見方をしてみると、 意外な気づきが視野に浮かぶ。

果たして、 「 〇〇〇点が目標です 」  と周囲に宣言し、 高得点と資格取得に
ふつふつ執念を燃やし、 過去問を買い続け、 平気で何十年も費やすだろうか。

【参照】   ” I have a question for you.


◆  毎年、 新作がのべつ出てくる教材大国の我が国では、 良かれと思い、
やり始めたら  きりがなく、英語をろくに使うこともなく寿命が尽きる。

これでは、 単なる亡羊の嘆にとどまり、 せっかくの苦心が水の泡。

酷ではあるが、 愚の骨頂。

たまらなく、 悲しく切ない話である。

しかしながら、 心掛け次第で、 この悲劇は回避できる。

一日も早く危機を察し、 皆様に脱出してもらえればと祈っている。

 

◆  やっても、 やっても、 一向に不明点がなくならない …

そんなの当たり前で、 語学とはそうした性質の学問。

むしろ、 向上すればするほど、 次々と疑問が生じたりする。

それを 「 正常 」 とみなして、 受け入れる方が、 気が楽。

際限のない語学なのに、 きっちり勉強さえすればマスター
できる、 とノンネイティブの私たちが信じ切る背後には、
身のほど知らずの虚栄心と傲慢な思い違いが潜んでいる。

実相は底なしゆえに、 きりがない  と強硬に言い張りたい。

40年以上、 文字通り毎日英語を勉強してきたものの、 私の
実態なんぞ、 途方もなく無様な格好で、 内心忸怩たるもの。


何を隠そう、 脳に渦巻く猛烈な焦燥のあまり、 半ベソかきながら、
勉強したり翻訳したりと、 情けないあがきの、 星霜ここに幾十年。

受験が苦しいのは言うに及ばず、 プロになっても、 なかなか大変。

やっと勘所を押さえた、 と喜びも束の間、 新たな疑問がすぐ浮き
上がるから、 いつまでたっても、 輪郭がおぼつかない状態のまま。

英文法の参考書 『 一億人の英文法 』


それなのに、「 プロ翻訳者 」と自称しつつ、 利いた風な口をきき、
偉そうにブログまで披露しているんだから、 いけ図図しい奴だわ。


弊サイトではなく、

生の英文素材を 読みましょう

 

◆  本質的に、 言語習得の決め手は持続性

資格を取得したら、 一丁上がりではなく、 常々使ってなんぼ。

点数 単語数 を気にしまくる受験生の意識は、 もう卒業しよう。

その 完璧主義 が、 不毛な自己嫌悪と停滞をもたらしているのだ。

あろうことか、 教材大国・翻訳大国 という世界に誇るべき美点が、
日本人全般の英語力を巧まずして弱めてきた、 と私は考えている。

教材も翻訳も乏しい国では、 原文に当たるより致し方なく、
それがかえって無駄を省き、 英語習得を加速させている。

頼れる手立てがないから、 全身全霊で原文に向き合うしかない。

教材を選り好みできる、 私たちのような「 甘え 」が許されない。

原文重視の正攻法「 眼光紙背に徹す 」 を、 否が応でも達成する。

教材や翻訳に依存できない厳しい境遇ゆえに、 速習が実現しやすい。



◆  翻って、 我が国の現状はどうか。

英語教育業界の巧妙な不安のあおりを真に受け、 適従すべく、
高品質の「 補助輪 」をつけっぱなしのまま、 脇目も振らず、
せっせとインプットに励む、 至極素直な日本人。

原文を押しのけ、 教材がのさばる危ない潮流に乗って流され、
はっと気づけば、 時間切れで、 残りいくばくもない生涯。

  •  なんか、 あまり英語を使った気がしないけど …
  •  なんのために、 長く英語やってきたんだっけ …

  •  教材やるためだったのか  !?
  •  人生こんなはずじゃなかった。

気づかないと、 後年こうなります。

日本の英語教育業界がそういう仕組みですから。

教材や資格には「 中毒性 」があり「 向学心 」を刺激する。

前掲の軽率な自己満にはまり、 迷路に踏み込む土壌が丹念に整備されている。

1963年の開始当初は3級しかなかった級認定を、 約30年間で7級まで増やし、
くまなくキャッシュポイントを設けた 「 英検 」 が分かりやすい。

ビジネスの動向としては至当であろうが、 個々人の希望に適う寸法かは、
各々が検討する必要がある。

さもないと、 日本で英語を続ける限り、 終始一貫、 教材尽くしで終わる。

 

◆  とは申せど、 教材をこなすことや資格取得を、 ご自分の
究極の狙いに定めるのであれば、 なんら問題はない。

各人各様の目標設定があって、 しかるべきである。

※  「 長期目標 」としては、 いびつで味気なく、 推奨したくない。

◆  英語を盛んに使って仕事する実務家は、 TOEIC に構わない方が大半。

天下に威勢を示す TOEIC の弊害を、 苦々しく受け止める人も目立つ。

高得点なのに即戦力から程遠い、 多数の社会人にお会いするとこうなる。

洋画どころか、 定例会議で聞き取れないのだから、 発言には至らない。

まるで冗談だが、 よくある実話。

ナレーターやキャスターら、 プロのしゃべりに慣れてはまる、落とし穴。

プロ音声と違い、 速度も口調も間合いも容赦のないのが、リアルな社会。

もごもごしてる間に、ビュンビュン意見が飛び交い、スルーされてお終い。

敢えないものである。

一体、なにを試験してるのか、 との疑念と警戒心が沸き起こってくる。

「 TOEIC満点 」 と自惚れを口走れば、 笑い者にならぬとも限らない。

話題の糸口になりえないくらい、 皆一様に歯牙にも掛けない印象。

「 すごいけど、 よくそんなヒマあるな … 」  本音はこんな感じか。

「 録音相手に、 なにやってんのやら … 」  空しくならないのかねぇ。

生身の人間相手に勤しんでくれば、 人為的な匂いを敏感に嗅ぎ取る。

羨望の的となる 「 TOEIC満点 」 を誇負する振る舞いが、 大概の
実務家の目にどのように映っているか、 ご想像いただければと思う。

 

◆  TOEIC は上質な試験であり、 高得点獲得までの学習過程の意義は大きい。

けれども、一途に 「 満点 」 を狙い、ずっと問題集中心なのは、やはり妙。

実務家の見地に立てば、 建設的で生産性 ( constructive and productive
の高い企てとは到底思えず、  時間をかけて対策する価値を見出しがたい。

「 満点 」 目指す意欲に恵まれているならば、 仕事関連の最新情報を
貪欲に吸収する方が、より賢明で妥当な戦略と考えるが、どうだろう。

とかく、 フルスコアに固執する労力が惜しく、 私なら迷いなく手を引く。

この点、 教育産業に身を置かれる方々とは、 基本的見解が一致しない。

現場の英語と試験英語を一緒くたにするのは、 無謀な感が否めない。

日本語だって、 そうではないか。



◆  英語教育畑で食い扶持を稼いでいない私は、 教育行政や業界の意向を
忖度する ポジショントーク 抜きでも、  からっきし困らない立場に立つ。

「 先生 」 でもなんでもなく、 一介の通訳・翻訳者 でございます。

また、 専業のブロガーではないから、 広告収入には頓着していない。

したがって、 弊サイトでは、 己の信じることを、 好き三昧ぬかしている。

教育者には見えずらい側面を、直の見聞に基づき、ご紹介できればと願う。


 Trying to be perfect leads to procrastination.


「 自信 」と「 喜び 」につながらない学習法は、 見切りましょう。

おそらく、 ご自分に合わない努力をしているから、 苦しいのです。

◆  森一郎 ( 1923-1991 )の 『 でる単 』 や  伊藤和夫 ( 1927-1997 )
の 『 英文解釈教室 』 で試験勉強した、我が世代から大きく様変わりして、
近頃の単語集は例文も豊富に掲載している。

頻出単語の推移を積極的に把握すべく、 改訂頻度が高めで素晴らしい。

この事実は、重々承知している。

それでも、是が非でも「 多読 」 の効用を唱えてみたいのである。

ちょこっと例文をつまむのと、長文から解釈するのでは 全然違う

脳の働きがまるで違うと言っても、 そう差し支えない気もする。

後者はまさしく、前述の  文脈推理力と読解力を発揮させる行為

繰り返すと、

文脈・用例から意味を推理し、かれこれ読み取っていく読解力の発露

長い目で見れば、 どれほど大差がつくか …

英語が苦痛なら、 やり方に頭を巡らし、 やりやすく工夫してみよう。

【参照】   従来の 演繹法 でダメなら、 帰納的アプローチ にトライ


中級の英語力があれば、 最重要かつ最頻出の英単語は習得済み。
英文法の基本も仕上がっているため、 あらかた大意はつかめる。

つまり、分からない単語はどんどん飛ばしても、 どうにか読める。
どうしても無視できない位置づけらしい単語は、 きちんと調べる。

単語帳に載せずして、 多読中に自ずと身についた英単語は数知れず。

単語についても、 やり始めたら  きりがなく、 それよりは多読して、
文脈推理力と読解力  を磨く方が 現実的 で、使える英語を引き寄せる

【参考】    ※  外部サイト

–  大学受験用 「 日本三大英単語集 」
–  英単語帳の始まりは 「 赤尾の豆単 」から

◆  中級学習者 であれば、

  相性がよさそうで、自力でも対応可能なレベルの英文を探し出そう

  これができれば、他人が作った単語集にすがる違和感に気づくはず


単語帳 は自作し、 コツコツ積み上げることで、 学習の歩みと成長の軌跡
を反映した、 長期的に役立つ道具、 かけがえのない資産にまで成熟する。

◇  採用した英文の選択基準 ( 中級時 )

(1) 実力相応 の難易度  →  難しすぎるのはパス
(2) 興味が湧く 内  →  つまらないと挫折する
(3) ジャンル・媒体 は問わない  →  コメント欄もおすすめ


既に述べた通り、

辞書を引かなくても、充分読めるレベル 」 からスタート

してみると、 ストレスを抱えずに着手できる。

換言すると、 最初のうちは、 たやすく読める素材を選ぶとよい。

辞書抜きで、 かっ飛ばしていこう。

ご自身なりの要領を心得たら、 実力相応分にトライしてみたい。



  初学者・初級者は、 しっかり教材に従い、 基礎固め

基礎知識は、 常に大事。   基礎力が弱いと、 行き詰まる。

基礎単語と基礎文法は、 今後ますます手放せなくなる宝。

英語学習にとどまらず、 一般教養としても、 欠かせない。

いかなる進路を取っても、 心強い味方になる素養である。

全力を投入しておけば、 人生の支えとなり、 結構尽くめ。

【参照】   英文法の参考書

 

  中級以降になると、 一段と増長する要素が、

習うより慣れよ


相性抜群の「 生の英語 」を、孜孜として読んで聴く。

遮二無二猛進すれば、 日増しにずんずん伸びていく。

得意で大好きな分野に、「 的を絞る 」と実効性が上がる。

市販教材にかまけず得意分野を多読・多聴 せよ

この「 成長期 」に、 凡百の教材に投資するのは、 下策。

伸び盛りに、 そんじょそこらの教本に取り組む暇はない。

四の五の言わずに、 大好きな方面の英語を攻めろ。

 

◆  細かいことは気にせず、 好きな対象にのめり込むとよい。

ざっくり 「 7割主義 」 の心積もりで、 てきぱき進めていく。

意味不明の 「 3割 」 は、 気にするな。

このまま踏ん張れば、 ちゃんと分かるようになるから、 今はパス。

神経質になりすぎずに読み進められるようになるから、じっと辛抱。

この時期は、 相性の合わない英語素材に手を出さない方が上達する。

いけそうな英文を見つけて、 果敢にチャレンジ、 無理なら乗り換え。

中級の実力の持ち主であるなら、 この辺の判断はすんなりできる。

胸突き八丁の プラトー を見事に乗り越え、 過信しにくいからだ。

頓挫しても、 うじうじ悩まず、 すたこらさっさ、 次へと移れ

素材は「 無限 」に広がるから、 そんなに抱え込まなくても大丈夫。

失敗分は、 再び挑戦する際、 英語力の伸長の目安になってくれる。

 

◆  1日30分以上、 2か月間続ければ、 なんらかの変化を自覚する。

無変化なら、 多分、 中級の力量がなかった  and/or  素材の選択ミス

「 成長期 」を粗末に取り扱うのは、 本当にもったいない。

萌芽を閉じ込め、 手ずから根こそぎ摘み取る愚挙に他ならない。

伸び盛りに、 ちまちま問題集を解くゆとりなぞ、 決してありませぬ。

試験問題を解くのもよいが、 すいすい読める気概の方が心丈夫では。

「 成長期 」を 逃がすと、 契機不足で、 たくましく発達しがたい。

結局、 さっぱり手応えがつかめず、 大いなる損失になりかねない。

初級者同様に、 教材中心のまま だと、 こうなりやすい  と感じる。

 

◆  来る日も来る日も教材学習の果てに、 いつの間に 「 年受験生 」。

あたかも「 勉強のための勉強 」に堕し、 懐疑にとらわれ、 立ち往生。

心ならずも、 教材にまみれて溺れてしまった学習者は少なくない様相。

TOEIC などにこだわりすぎると、 この運命が待ち構えている。

こうなりたい ?

私の感覚では 「 目を覚ませ」 とぶん殴りたいくらいの異常事態。

意気地なしなのか、 怠け者なのか、 バカなのか、 わけ分からない。

もしかして、 どこぞの 「 先生 」 に、 洗脳されているのかしらん。

それとも、 どこかの認定団体 ?  教義 評論家 ?  世間体 自己愛 ?

中級に達するほど頑張ったのに、 どうして今も教本ばかりやってんだ。

手入れの行き届いた解釈入りの 「 補助輪 」 に、 死ぬまで頼るの ?

ゆえなくして、 幼児三輪車をこぎ続けている大人をイメージしてみて。

中級らしく、 そろそろ自立し、 生の素材に堂々と挑んでみたらどうよ。

うんうん 教本に立ち向かってきた中級者であれば、 とりあえず当面、
ぶいぶい 生の英語を読み散らかしてみる。

目下 「 7割主義 」 でいこう。

どっちが 「 弾みがつく 」 か、 一度お試しあれ。

ご自分の切実な願望に向き合い、 学習計画を検証してみましょう。


  英語力が「 上級 」に至ると、概ねなんでも読める。

相性・難易度などは、 さほど気にかけなくてよくなる。

「 語彙力 」に傾注すると、 英語力が本物になる段階。

 

新鮮な素材のおかげで、 倦怠感なく、 実に楽しく学び続けられた。

特定の教材に頼らず、 したい放題ゆえ、 八方塞がりになりにくい。

とことん自律的で、 煩わしい「 やらされ感 」から解放されている。

あまりにも愉快で、 すっかり夢中、 刻苦勉励なんて、 どこ吹く風。

計り知れない英語の喜悦で活力がみなぎり、 彩り鮮やかに生が輝く。


【参照】


適性を重視し、 試行錯誤と決断を重ね、 自分に合う方法を実践しただけ。

数多の 転職 後、 幸運にも念願叶い、 英語・外国に関わる仕事に就いた。

多年、 無数の失態と恥を忍んで習い、 日々こうやって訓練しているのだ。

 

お口で 発音

 


いつまでも自立しないから

できるようにならない



  「 英単語 」と「 英文法 」に、 たっぷり時間をかけても、

英語が使えるようになるとは限らない。

試験では通用するものの、 ほぼ駆使できない 「 古文・漢文 」
にも共通する現象。

「 英単語 」と「 英文法 」 に必要以上に時間をかけてはならない。

拙い自己満足に堕し、 報われない努力になりがち。

既述の通り、 「 英語の資格 」 にも同様の弊害が見受けられる。

  日本語に置き換えて、 英語学習法の適否を見越してみる。


  現実として、  きりがない   のが語学。

この 「 限界 」 をまず認め、 ご自分の求める未来像を思い描く。

そうして、 早めに 「 生の英語 」 に取り掛かる。

教材中心から、 能力相応の 「 未加工素材 」 に切り替える。

「 本物 」 に接している限り、 大幅には外れない。

万巻の教本を読破しても、 英語の使えない方が大勢いる日本。

  教材に依存しすぎると、 知らぬ間に逸脱して危険極まりない。



初級と中級を隔てる分水嶺は

市販教材から自立できるかどうか

 



◆  私が  ” I need 〇〇 “、” I want 〇〇 ”  と他者に 要求する のは、
締切日 が迫っているのに、 相手が ぐずぐずし、 承認の 署名
いただけないようなケースである。

きつめに「  さっさと サインして ちょうだい 」という具合。

  •   I need your signature.
  •   I want your signature.
  •   I need you to sign this.
  •   I want you to sign this.

率直 この上ない。

こっちは 締切 厳守なので、鬼気迫る。

もはや、遠慮はない。

生意気にも、脅迫 めいた言い様である。

◆  もちろん、 普段はたおやかに、

  •   Would you sign this for me ? 
  •   I would like to ask you to sign this.
  •   May I have your signature ?
  •   I would like to ask for your signature.
  •   Could you sign your name here ?

などとお願いしている。

【参照】

【類似表現】

◇  以下の Q&Aサイトでは、” no need ”  の日本語表現を
英語で議論している。

日本語母語話者( 日本語ネイティブ )の目にはどう映るか。

https://japanese.stackexchange.com/questions/62770

日本語学習者も大変に違いない。

 

【参考】    ※  外部サイト

◇  英語母語話者を対象とする「 言語習得難易度表 」

米国務省の外務職員局( FSI : Foreign Service Institute )発表

日本語は最難関 ( 4段階中、最高ランキング )

超難しい


Super-hard

exceptionally difficult for native English speakers

https://www.state.gov/foreign-language-training/


割かし頻繁に引用される資料なので、 信用に値すると考えられる。

70 years of experience in teaching languages to U.S. diplomats

米外交官に、 70年間、 外国語教育を施した実績が叩き出したランキング。

英語ネイティブにとって、 日本語がかなり難しいのは、 確かであろう。

要は、 我ら双方にとって大変であり、 まったくもって、 お互い様。

integrity ” にて、「 音声 」 「 音節 」 の日英比較を深掘りしている。

 

 

 

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