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Follow suit

      2021/06/10

先例にならう

◆  ” follow ” は、名詞・他動詞・自動詞がある。

【発音】  fɑ́lou
【音節】  fol-low  (2音節)

語源は、古英語「 後についていく 」(folgian)。

基本的意味は、この意味合いを貫く。

動詞  ” follow ” の持ち味は、 ” follow through ” で詳述している。

ぜひ、ご確認いただければと思う。

–  他動詞  「後について行く」 「次に来る」 「続く」
–  自動詞  「後から行く」 「次に起こる」 「続く」
–  不可算名詞  「追うこと」 「追随」

ここでは、他動詞  「 ~ に続く 」

◆  ” suit ” にも、名詞・他動詞・自動詞がある。

【発音】  súːt
【音節】  suit  (1音節)

他動詞・自動詞は「適合する」が共通の意味だが、
名詞は非常に多義である。

【参照】   ” Suitable for –  ”
( ~ に適している。  ~ に向いている。)

◇  ” follow suit ” では、可算名詞 の “suit”。

  トランプ (trump) の「  を指す。

heart ( ♥ ) ・ club ( ♣ ) ・ diamond ( ♦ ) ・ spade ( ♠ )


  トランプの 「 」 が ” suit ” ( スート


◆  日本では 「 スート 」 または 「 スーツ 」と表記される。

それぞれ  ” suit “(単数形)  と  ” suits ” (複数形)。

■  ” follow suit とは、

  •  もともと 「 トランプ 」 で使う表現

  •  ” suit ” とは、トランプ 」 を表す 「 スート

  •  前に出たカードと同じ スート のカードを出す  こと
  •  ” play a card of the same suit と同義


長ったらしい   ” play a card of the same suit
に比べ、 はるかにシンプルな言い回しが、

■  ” follow suit ” =  先のスートにならう

転じて、 先例にならうの意に。

まねっこ

 

◆  家庭、学校、オフィスなど、所構わず出てくる。

「 トランプ 」由来と知らずに使っている人々が、
圧倒的多数だろう。

follow suit

to do the same as someone else has done.

( ロングマン、 LDOCE6 )

「口語」「話し言葉」とする英和辞書がある。

実際には、堅めの新聞・雑誌にも普通に出てくる。

  • “Other students will follow suit.”
    (他の学生もそれにならうだろう。)
  • “If you call it quits, I will follow suit.”
    (君が辞めるなら、俺もそうする。)
  • “Let’s follow suit.”
    (私達も後に続こう。)

 

◆  平板で、均一なリズムの日本語では、
“trump” は 「  –  – 」 で 「4音節」。

【発音】  trʌmp
【音節】  trump  (1音節)

英語では「1音節」なので、腹の底から ゲロする 勢いで、

と一気に吐き出す。

第45代米国大統領のドナルド・トランプ ( Donald Trump,  1946 – )
の姓  ” Trump ” も、同様に発音する。

→  音節の差異が顕著な日英比較は、” integrity ” 参照

 

 

 

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