I got it.
2020/01/04
了解です。分かりました。
略して “Got it.“。
主に近しい相手(身内・社内)に対して使う。
口語でもメールでも頻出。
日本語の「了解です」とニュアンスが重なる。
※ 「了解です」は同僚・目下に対して使う。
謙譲語の「承知いたしました」は目上・対外も可。
“got” は “get” の過去形。
ここでは、他動詞 “get”「理解する」。
その過去形だから「理解した」。
よって、直訳は「それを理解した」で、
「分かりました」「了解です」。
この場合の人称代名詞 “it” は総称的な意味合いで、
訳出しないのが一般的。
◆ なお、”I got it ! ” は、野球などの球技で、
自ら捕球する意思表示にも使う。
時制に忠実に考えると「意志未来」の
“I willl get it.”(私が捕ります。)
の方が適切に思える。
または、あえて「確定した未来」と考えて、
“will” 抜きの現在形 “I get it.” もありうるだろう。
しかし、実際には、過去形 “got“(私が捕った)
を用いる点が面白い。
捕る前から、「私のものだ」とアピールする。
“I get it.” の代わりに、所有代名詞 “Mine ! ” の1語で済ますのも普通。
【総称的な “it” 例】 ※ 普通は訳出しない
- “Have it your way.”
(どうぞご勝手に。)
– - “Let’s face it.”
(直視しよう。素直に認めよう。)
– - “Go for it ! ”
(頑張れ! やってみろ!)
– - “Just do it.”
(とにかくやりなさい。)
– - “We can work it out.”
(なんとかなるさ。)
– - “Get it over with.”
(けりをつける。)
– - “I’ve had it.”
(もうたくさんだ。)
–
【類似表現】
“Loud and clear.”
https://mickeyweb.info/archives/2776
(はっきり聞こえています。了解です。)
“Got you.”
https://mickeyweb.info/archives/11802
(分かった。了解。)