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Any given

      2017/11/15

任意の、どの~も、いかなる 

任意の内容を示す表現の代表例。
契約や規則には欠かせない文言。
堅い表現だが、日常的にも見かける。

“at any given – ”
(いかなる~においても)

◆ 直前につく主な前置詞は、
“at” “for” “in” “on” “with” “to”。

これらの前置詞は、”at any” の直後の
名詞に沿うのが基本。
よって、”at any” を抜いた状態で、
前置詞を決めるとよい。

a given” と表すこともある。
(後述のLDOCE6の定義参照)
ただし、こちらは「特定の」「所与の」の
用途が強く、必ずしも同義ではない。

———————————————
◆ “any” には、代名詞・形容詞・副詞がある。
– 代名詞「どれか」「どれも」「だれも」
– 形容詞「あらゆる」「少しの」
– 副詞「いくらか」「少しは」
ここでは、形容詞。

◆ “given” は、”give” の過去分詞形、
または形容詞・名詞・接続詞・前置詞がある。

ここでは形容詞で、過去分詞の形容詞用法」
– 形容詞「所与の」「与えられた」「天性の」

【例】
scared“、”self-inflicted“、”undisclosed“、
short-staffed”、”shell-shocked

◆ “any given” は、「どのような~」
「いかなる~でも」など、任意を示す。
※ 任意 = 「自由意思」「随意」「無作為」
(広辞苑 第六版)

“any given” “a given” =
any particular time, situation, amount etc
that is being used as an example.
(ロングマン、
LDOCE6)

◆「どの~」「いかなる~」だから、
内容次第で「毎~」と訳される場合もある。

“‘in any given week”
(どの週も)→ 毎週

“on any given day”
(どの日も)→ 毎日

“on any given night”
(どの夜でも)→ 毎晩

“in any given quarter”
(どの四半期でも)→ 毎四半期

ただ、完全なる同義ではなく、
あくまでも個々の文脈による。

また、肯定文と否定文の場合、
和訳が異なる場合も少なくない。
それは、”any” を英和辞典で引けば
自明であり、やはり文脈で判断する。

◆ “any given” には、基本パターンがある。
既記の表現に加えて、以下を押さえておこう。

“at any given time”
(どんなときでも)(いかなるときでも)

“I will provide support for you at any given time.”
(どんなときもあなたを助けます。)

“for any given individual”
(いかなる個人にとって)(すべての個人にとって)

“I think eating out is unhealthy for any given individual.”
(外食は誰にとっても不健康だと思います。)

“in any given situation”
(どんな状況でも)(いかなる状況でも)

“She will survive in any given situation.”
(彼女ならいかなる状況でも生き抜けるだろう。)

 

 

 

 

 

 

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