プロ翻訳者の単語帳

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RSVP

      2020/07/22

ご返信ください。

英語を公用語とする組織に所属していれば、
きっと見慣れている単語。

イベントの参加募集時に、社内メールで流れてきたりする。

【発音】   ɑːr es viː p 

使い方はシンプル。  今、ここで覚えてしまおう。

◇  “RSVP” は、フランス語の頭字語(acronym)である。

略語(abbreviation)との解釈もある。

 Repondez s‘il vous plaît 

【直訳】  Reply, if you please.

初出は19世紀。 1845年説や1899年説がある。

https://www.etymonline.com/search?q=RSVP

英語の定訳は、Please reply.
(お返事をお願いします。)

ドットを入れて、R.S.V.P. とも記す。

意味は同じ。

読み方は、いずれもアルファベットを読み上げるだけ。

「アール  エス  ブイ  ピー」
【発音】   ɑːr es viː p  

“Repondez s’il vous plaît” で認識できる人は非常に少なく、

  “RSVP” または “R.S.V.P.” のまま使うのが常 

◇  基本は他動詞だが、名詞招待の返事」も指す。

複数形は、正式には “RSVP’s” (RSVPs も可)。

【現在分詞】   RSVPing または RSVP‘ing
【過去・過去分詞形】   RSVPed または RSVP‘d
三人称単数現在形】   RSVPs または RSVP‘s

  • “I am RSVPing.”
    (私は参加します。)
    ※ 現在分詞だと「参加する」の意で用いられる
  • “I RSVPed on Monday.”
    (月曜日に返信しました。)
  • “Have you RSVP‘d?”
    (返信した?)

◆  実際のところ、

  動詞・名詞とも原形 RSVP」が最頻出 

上記の 複数形や活用形は、一般的と言えず、
あまり見かけない。

つまり、<文法無視>で活用されているのが実態。

  ほぼ 記号扱い されている印象。

RSVP

used on invitations to ask someone to reply.
(ロングマン、LDOCE6)

※ 下線は引用者

【発音】   ɑːr es viː p  


  用途は、招待状

レターやカードに加えて、今では招待メールが多い。
公式・非公式、社内外を問わず使える。

招待状・招待メールでは慣習として “RSVP”
が多用される。

<社内>
食事会や歓送迎会などの年間行事

<社外>
発表会や展示会などへの顧客招待

<プライベート>
結婚式や各種パーティ

予算やスペース面で、出欠席の把握を要する。
“RSVP” は、相手に返信をお願いする典型フレーズ。



  用途<招待専用> 

Please reply. を意味するものの、

  通常業務で返信を求める時には使わない

<招待用の慣習文言>なので、文法面などを
深く考える必要はないのが現実。

あくまで形式的に使うもの。

メールやレターなどの文章では、
末尾に入れることが多い。

◆  以下の文例で、基本は十分だろう。

  • “Please RSVP.”
  • RSVP please.”
    (ご返信をお願いします。)
  • “Please RSVP to Mr. X.”
    (X氏までご返信をお願いします。)
  • “Please RSVP and pay before noon today.”
    (本日の正午までに、ご返信とお支払いをお願いします。)
  • “Please return the RSVP form below
    to Mr. X before Thursday, August 10.”
    (下欄の招待状を、8月10日の木曜日前に、
    X氏までご返信願います。)
  • “Please RSVP by Thursday, August 10.”
    (8月10日の木曜日までにご返信願います。)
    ※ 前置詞 “by” なしが正式だが、実際には
    入れることも多く、両方とも問題なく使える
  • “To RSVP, please sign your name on
    the
    list by Thursday, August 10.”
    (参加ご希望の方は、8月10日の木曜日までに、
    リストにご署名願います。)
  • “Please RSVP and pay before Tuesday.”
    (ご返信とお支払いは、火曜日前にお願いします。)

  • “Would you RSVP by tomorrow ? “
    (明日までにご返信いただけますでしょうか。)
  • A while back, I sent a gift with my RSVP.”
    (先日、招待の返事とギフトを送付しました。)
    名詞用法
  • “To RSVP, please respond to Ms. Y with
    the
    total number of people attending. “
    (参加者数を添えて、Yさんまでご返信願います。)
  • “The RSVP deadline has been extended to this Friday.”
    (返信期限が今週金曜日までに延期されました。)
  • Could you RSVP before 8pm ? ”
    (午後8時になる前に、ご返信いただけますでしょうか。)

すべて私が実際に受け取った文面である。

 

 

 

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