COVID-19 ( 新型コロナウイルス感染症 ※ ) による自粛期間
に、集中して英文法を学習する機会に恵まれた。
※ ” Coronavirus Disease 2019 “
【発音】 ˌkoʊ.vɪd.naɪnˈtiːn
勤務が不規則になり、 可処分時間がふんだんに生じたためである。
そこで、 新規投稿を 一旦休止 し、 英文法に専念することにした。
- 一心に打ち込める、 千載一遇のチャンス
- こりゃ、 ブログを書いてる場合じゃない
- 猛烈に忙しくして、 憂さを吹き飛ばそう
普段、 フルタイムで拘束されているせいか、 こう思い立ってしまった。
–
◆ ご参考までに、 今回用いた 21冊 をご紹介してみたい。
2020年3月から8月にかけて通読した英文法書のうち、
中級学習者 に推奨できると私が考える 21冊 である。
どれも市販されており、 全部自費で賄った。
通信教育や英語学校の独自教材は、 本稿の対象外。
また、 純粋の問題集・単語集・熟語集・表現集 も除外した。
–
◆ 2020年3~4月時点において、 日本国内で評判が高い
英文法書をくまなく調べ、 新本で買い求めた。
唯一の例外は、品薄で入手不可能だった 『 キク英文法 』。
当時の売れ筋らしく、 「 ほぼ新品 」 に定価の3倍を注ぎ込んだ。
増補版・補訂版・改訂版が出ていれば、 すべて買い直した。
せっかくなので、 旬の 「 最新版 」 をそろえてみたかったのだ。
もっとも、 従前より所有する本も含むが、 片手で数えられるほど。
最近の有名どころは、 大方網羅したつもりであるが、 どうだろう。
–
◆ 企てはすんなり進行した。
「 プロだし 」 と胸を張りたいところだが、そんな殊勝なものではない。
実は、 所属組織より外出禁止 ( shelter in place ) を命じられ、
いきなり手持ち無沙汰になり、 とことん参っていた具合だった。
通訳と司会の仕事は、 軒並み延期。
否、 中止か。
テレワーク扱いになった翻訳の リクエスト は、 来るのか来ないのか。
急な決定続きで、 正規職員のくせに、 手掛かりが皆目つかめない。
—「 どうなってんだ … 」
次第に、 得体の知れぬ先行き不安がこみ上げてきた。
—「 まずい … 」
それならばと、 仕事が少ない時は 「 英文法の自習 」。
これを「 課題 」と位置づけることで、 心と生活リズムの安定を図った。
「 課題 」とはいえ、 自己完結するので、 納期限 に気を揉まなくて済む。
常日頃から英語で仕事しているのだから、 さして困難なくできるはず。
宙ぶらりんな 業務上の懸念と暗い世相を打ち消すかのように、
ひたすら没頭した気がする。
英文法のほどよい刺激が、 心身バランスの乱れを防いでくれた。
–
◆ 完璧な理解は求めず、 ざっくり 「 8割主義 」 の心積もりで、
どんどん進めていった。
「 とりあえず、8割でOK ! 」 と割り切り、 勢いよく読み込んだ。
再学習の 必要性 を自覚した箇所には、 後日戻るべく目印を
つけておき、時間をかけすぎないよう心がけた。
結果的に、 自身の英語力の 「 弱点探し 」 になった。
すなわち、 力量が 「 8割 」 に満たない分野を特定できた。
各冊、 概ね 1〜3割 があやふやな感触。
これから、 きちんと勉強して、 知識を整理していこう。
新たな学びは、 弊サイトの投稿記事に反映させていく。
–
◆ 長年実務に従事してきた効果は、 殊の外、 著しかった。
学生時代に比べ、 理解度がぐっと増していたのである。
なにより、 若かりし頃の焦燥感と強迫観念が消え、 格段に身を入れやすい。
「 もしかしたら、 自分の歩んできた道は、 そう間違っていなかった … 」
ふと、 こんな安らぎが浮かんだ。
–
◆ 有力な学説によると、 書き言葉と話し言葉の語彙力は、
60歳代、70歳代まで伸び続ける。
–
–
–
[O]ur vocabulary skills, written and verbal,
require many more years before they
peak in our 60s and 70s.
–
2015年3月23日付
–【 当該記事が根拠とする学術論文 】
Hartshorne, J. K., & Germine, L. T. (2015).
When Does Cognitive Functioning Peak?
The Asynchronous Rise and Fall of Different
Cognitive Abilities Across the Life Span.
Psychological science, 26(4), 433–443.・ https://doi.org/10.1177/0956797614567339
・ https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25770099/
–
とすれば、 まんざら見当外れの妄想でもないらしい。
幾星霜を経て、 なんとか学習を継続してきた「 ご褒美 」なのかもしれない。
【参考】 上掲の学術論文が典拠の YouTube 動画 3本
–
–
– 【老化しない人の特徴】
40代50代が老けて行く原因と老けないための習慣とは
–
https://www.youtube.com/watch?v=VSLzWFbc7uU
–
2022年4月5日
–
うわさのゆっくり解説 【 18時30更新 】
–
※ 全長 19分19秒
–
–
【ベストセラー】 「 80歳でも脳が老化しない人がやっていること 」
を世界一わかりやすく要約してみた
–
https://www.youtube.com/watch?v=TGFtLdsj5Ig
–
2022年9月29日
–
本要約チャンネル 【 毎日19時更新 】
–
※ 全長 40分7秒
–
–
STOP脳の老化! 脳を10分で活性化する10の方法
–
https://www.youtube.com/watch?v=gvb7v91JXSI
–
2022年5月2日
–
ゆっくりは健康になりたい。
–
※ 全長 17分30秒
( 敬称略 )
–
晩成型のさらなる話は、 「 日本語と英語の違い 」 で詳らかにした。
( 図入り )
–
–
◆ 英文法は、 英語の実力がそこそこ身についてから復習するとよい。
暗記中心だった受験生の時分とは、 かけ離れた印象を受けるだろう。
–
■ 中級学習者 には、
ご自身の英語力を確認する力試しとして、
英文法のおさらい をおすすめしたいと思う。
英語への興味が深まり、 きっと幸せな気分が味わえる。
これまで積み重ねてきた知識の再確認だから、 楽しくないわけない。
◇ 中級に達したら、「 単語力 」 以上に 「 多読 」 を優先
▼ 中級学習者の勉強法を、 事細かにご案内 ▼
” no need ”、 「 自分の世界 」が広がる英語
–
–
■ 初学者・初級者 の場合、
英文法の 「 全体像 」 を大まかに把握するため、
定評のある本 の中から、
相性のよさそうなもの を選び、
何度も 何度も 繰り返す。
–
ご自分自身が 取り組みやすいと感じ取る、
薄めの文法書。 ← ↑ 【ポイント】
「 これならいけるかも … 」 といった、 ぼんやりした感覚で選んでよい。
例えば、 直感的に、 レイアウトが好き、 文字フォントが心地よいなど。
「 ざっと目を通すこと 」 だけを目指して、 最後までめくる。
眺め慣れたら、 少しずつ、 中身を読んでいこう。
かすかに理解できそうな部分から、 ゆっくりと。
難しい部分はパスしつつ、 一通り読んでみる。
–
どうにか1冊終えると、 言い知れぬ自信がつく。
–
経験すれば分かる。
その調子で、 もう一度、 読んでみたい。
さらに、 もう一度。
だんだん楽になってきて、 苦痛が減る。
誰しも最初は分からないことだらけ。
理解度が 「 3割 」 なんて普通。
分からない箇所は、 目印をつけて飛ばし、 先に進もう。
それほど神経質にならなくてもよい。
–
完璧を追求すると、 つらくて続かない。
” I shall return. ” と割り切り、 さっと前進する方がベター。
( 必ず戻る。 )
“ Trying to be perfect leads to procrastination. “
( 完璧を目指すと、先延ばしを招く。 )
–
そもそも 「 冠詞 」「 時制 」「 前置詞 」 などは、
初級レベルで 真に理解するには 無理がある。
–
英語の 「 全体像 」 がうっすら見え始めた中級学習者が、
ようやく把握できるようになってくる性質のもの。
私にとっての冠詞・時制・前置詞も、 まさしくこの流れだった。
つい最近まで、 詳しく分かってなかったことを潔く白状します。
長期間あいまいな知識で、 平然と使ってきたわけだが、 初級
レベルで把握できるほど、 浅はかな領域ではないに違いない。
己の理解は、 とんでもない自惚れだったと後から知りました。
40年以上、 文字通り毎日英語を勉強してきても、 このザマよ。
–
–
当初は私も、「 深さ50cm、 最深せいぜい2m 」 くらいに見積った。けれども、 実相は底なしの奈落であることを、 数十年後に知りました。
職業選択を間違ったかも、 と絶望して泣きました。
–( 中略 )
–何を隠そう、 脳に渦巻く猛烈な焦燥のあまり、 半ベソかきながら、
勉強したり翻訳したりと、 情けないあがきの、 星霜ここに幾十年。受験が苦しいのは言うに及ばず、 プロになっても、 なかなか大変。
やっと勘所を押さえた、 と喜びも束の間、 新たな疑問がすぐ浮き
上がるから、 いつまでたっても、 輪郭がおぼつかない状態のまま。
–
–
やっても、 やっても、 一向に不明点がなくならない …
そんなの当たり前で、 語学とはそうした学問。
むしろ、 向上すればするほど、 次々と疑問が生じたりする。
それを 「 正常 」 とみなして、 受け入れる方が、 気が楽。
–
–
上述の通り、 「 be動詞 」 は 「 極めて基礎に位置する 」 英語の必須知識。
議論の余地はないが、 実は「 be動詞 」 を抜いても、 おおよそ趣旨は伝わる。
その証拠のひとつとして、 記事見出し ( headlines )・ 看板 ・ 掲示板 ・
格言 ・ 慣用句 ・ 常套句では、 「 be動詞 」 と 「 冠詞 」 を略すのが一般的。視認性を重視する指示・注意喚起と等しく、 簡潔明快を旨とするため、 英文法
の基本から逸脱する表記が少なくなく、 「 be動詞 」 と 「 冠詞 」 なしが普通。プロの手による文言とはいえ、 「 be動詞 」 と 「 冠詞 」 を省略 して世間一般
に公開され、 必要十分な情報伝達ができている。
–◇ 「 見出し 」 英語の解説は、 こちらが秀逸 ↓
英語ニュースの読み方 ( 見出し編 ) RNN時事英語
–「 be動詞 」 がないと絶対通じない、 と神経質になりすぎないことだ。
大意は伝わるから、 学習者は英語の間違いをそんなに恐れないでよい。
日本人はむしろ、 英語を使わずじまいになる損失に、 神経質になるべき。
これこそ深刻な事態、 人生を費やし骨折り損のくたびれもうけに終わる。
–
–
” Please be aware that – “ より
––
もったいない。
–
–
◆ 学校の教材が分かりやすいのなら、 まずはそれに焦点を合わせる。
闇雲に着手すると、 混乱を招き、 虻蜂取らず に終わる可能性が高い。
情報量が多すぎて、 ご自分のリソース ( 時間・体力・能力 など )
に釣り合わなければ、 失意の淵に落ちて、 失望したまま挫折する。
その後、 激しい自己嫌悪に襲われたりするのが、 悪しきパターン。
この流れでは、 英語学習がしんどく、 嫌いになるのも無理はない。
–
◇ 初期に、 読みにくい本を選んでしまうと、
「 英語嫌い 」 になりがち。
–
なんとも、 もったいない。
もしも苦手であるならば、
–
ご自身がやりやすい
–
教材と方法を、 本気で探し求めることである。
「 これならいけるかも … 」 と感じる手段を手に入れる。
世界屈指の教材大国の日本で、 見つからないことはない。
【参照】 詐欺教材大国の日本
–
–
◆ 他人ではなく、 自分の視点 が決定打。
自分の目で見て、自分で決める。
–
押しつけられた教材では、 嫌になって当然。
やってみてダメなら、 再度吟味すればよい。
自分で選んだものには、 やり遂げようとするエネルギーが強く働く。
うまくいかない状況に、 あれこれと知恵を絞るのも、 勉強の一環。
ああでもない、 こうでもない、 と試行錯誤してみて血路を切り開く。
失敗は不可避の経験であり、 成功に向かう階段の段板に他ならない。
こういうタイプは、 己に適した方策に出会えば、 急成長を遂げる。
デメリットは事前 に見え、 メリットは事後 に知る 傾向が試練の特色。
失敗もどきの暗中模索が大輪の花を咲かせる、 遅咲き・晩熟型の語学。
自分に合う方法で続けていこう。
◆ 以下、 「 Gmail 」 で作る単語帳 より再掲。
–
■ 言葉は終生使うので、一生もの
■ 語学は、晩成型の学びの代表格
■ 焦らず、着実に積み上げていく
–
一般向けの語学でも、 異文化理解 ・ 人間理解 ・ 人心掌握
の実体験がかなり役に立つため、 長い人生経験が物を言う。
若い人よりも、 分かりが早く、 会得しやすい要素が多め。
▲▲ 再掲終わり ▲▲
◆ なお、 高得点を狙うための受験・資格は、 割り切って勉強する
方が効率的と私は考える。
後述するが、 成績や点数獲得を主な目的とする「 教科 」 の英語は、
点取りに特化した戦略の方が好都合。
残念だが、 大半の 日本語母語話者 は分けて対策する必要がある。
なぜなら、 両言語の性質は雪と墨で、 この上なく相容れないから。
「 教科 」 の英語と生々しい実際の英語はどうやっても乖離する。
–
–
時代が今後どう変わっても、 日本語母語話者の困難な側面はそう変わらない。より学びやすく進化していっても、 言語の本質は変わらず、 相容れないまま。
晩成型の学びであるため、 幸い右肩上がりの上達が期待できる点も変わらない。
素質と力量に合うやり方で正しく続ければ、 老若男女不問でしっかり報われる。
AIの普及で、 英語を自力で使える人と機械頼みになる人の二極分化が加速する。
–
–
「 日本語と英語の違い 」 より
◆ 活字が嫌で嫌でしかたない方は、 耳から学ぶとよい。
耳から学ぶのが得意な人は、 ” an auditory learner “。
音声教材中心に勉強し、 資格などを取得する人も案外多い。
無縁なものと諦めず、 どうすればいいのかと工夫してみる。
【参考】 ※ 外部サイト
- 情報処理法は、 6つの 「 認知特性 」 に分かれる
https://www.jimpei.net/entry/nintitokusei
2023年12月8日付
– - 多言語の習得は 「 音 」 から 脳領域特定、 文法理解早く
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF251YP0V20C24A2000000/
2024年2月26日付
◆ 私の観察するところ、 成人後の実用英語 ( 初級~中級 ) の習得
の成否は、 中学・高校時代の英語の成績の良し悪しと大して関係ない。
–
学校教育のせいではなく、 両言語は極度に異質なため、 単語・文法・読解・
リスニング・日常会話・ビジネス会話など、 ばらばら分けるしかないのだ。
日本の学校英語は、 基本的に「 教科 」として教えており、 実用英語とは別物。
この辺りの誤解は根強く、 解明を試みるのが弊サイト → 日本語と英語の違い
–
生真面目すぎる日本人の勉強家が伸び悩む原理は、 ” no need ” で深掘りした。
ひと言でまとめると、 「 りんご – くるま 」 の共通点をあくせく探る態。
一部引用する。
–
–
根源的に万事が天地で、 互換性を持たない日英は平行線をたどる。本腰を入れて勉強するほど、 非互換性の本質と永遠に相容れない性質
を見抜いてしまい、 焦りと絶望感に取りつかれて、 神経をやられる。心はずたぼろ、 自信は粉々で、 もう逃げるしかないから挫折する。
–
これに対して、
それほど生真面目ではない学習者は、 一筋に思い詰めない。
奥行きも平行線も非互換性も見えないから、 気に留めない。
必要以上に日本語と比較検討せず、 くよくよ思い煩わない。
「 ああ、 英語ってこうなんだ〜 ♪ 」 くらいに別物として捉え、
ピッチを上げてぐいぐい取り込み、 まっすぐ伸びていける感じ。–
–
” no need “ より
–
–
プロであれば、 好き嫌い抜きで、 強行突破する折が多々生じる。お金をいただいており、 正式に職責を負うためで、 言うを俟たない。
対して、 アマチュアの英語学習者の場合、 苦手でしんどい課題に、
あまり時間をかけすぎない方が、 好手ではないかと感じている。強行突破で金稼ぐプロ以上に、 不振に見舞われる危機に立たされる。
–( 中略 )
–非現実的な 「 理想 」 に執着するよりも、 ご機嫌に続ける方が、
最終的に勝ることは、 おびただしい学習者の挫折を見て学べる。最初から欲張らずに、 さして無理なく継続できるペースを保つ。
不得手分野は、 そこそこ自信がついてから、 戻ってくればよい。
一旦棚上げにし、 得意分野をきびきび歩む方が、 ぐんと伸びる。
手つかずでも、 影響がなさそうであれば、 後回しまたは手放す。
辞める・病める人間になる前に、 達成しやすい目標に修正。
自己評価が健全で成熟した勇気のある学習者なら、きっとこうする。
–” no need “ より
–
自分に合わないことは続かない。
再び ” no need ” より再掲。
–
–
初学者・初級者は、 しっかり教材に従い、 基礎固め。基礎知識は、 常に大事。 基礎力が弱いと、 行き詰まる。
基礎単語と基礎文法は、 今後ますます手放せなくなる宝。
英語学習にとどまらず、 一般教養としても、 欠かせない。
いかなる進路を取っても、 心強い味方になる素養である。
全力を投入しておけば、 人生の支えとなり、 結構尽くめ。
–
◆ 到達水準が基本レベルであっても、 まず無駄にならないのが英語力。
自己によく合う学習法を見つけ出し、 正しく継続すれば、 基本レベルまで
引き上げる 目標は、 大勢にとって現実味を帯びる話であると私は考える。
–
要は、
やり方さえ 間違えなければ、
何歳でも 実現可能。
上掲の研究によれば、一部の 言語能力のピークは 70歳代にやってくる。
自宅に居ながらにして、 低コストで達成できる時代は既に到来している。
英語圏の情報にアクセスしやすくなり、 喜びと楽しみの対象が地球規模
まで広がるため、 人生が彩り鮮やかに充実し、 この世を見る目が変わる。
見慣れた日常の光景が、 じわじわ変化していく驚きと快感はたまらない。
日々使う言い回しに、 英語由来の多い事実に気づけば、 母語を意識する。
-
- 異常に多い擬音語 ( オノマトペ、 onomatopoeia )
- 極端に少ない音が生む、 数多の 「 同音異義語 」
一説によると( 諸説ある )、
– 日本語の母音は 5 個、 英語の母音は 26 個
– 日本語の子音は 13 個、 英語の子音は 24 個
– 濁音・半濁音・短音など込みで、
– 日本語音 114 個、 英語音 2,100 個 - 多彩多様な助詞により、 自由自在に近い語順
- 3割超は外来語
- 複雑な敬語
- 表音文字・表意文字の併用 ( 英語は表音文字のみ )
- 世界に誇れる3重表記 ( ひらがな、かたかな、漢字 )
- 芸術的に繊細を極める我が言語
これほどユニークで、 高難度の言葉を操れるのは、 なかなかすごくない ?
どこか邪険に取り扱っていた母語の偉大さに感づき、 見直す瞬間が訪れる。
見えていなかった日本語の裏面の姿が、 急に浮かび上がってくる不思議。
まるで、 大好きなペットと会話するような新鮮味があり、 とにかく愉快。
英語の使い手は 15億人 もいるので、 ペットに負けず劣らず、 おもしろい。
英語母語話者( 英語ネイティブ )は、 世界の全人口の 約 5%。
つまり、 世界の 95% の人にとって、 英語は母語ではない。
◆ 国内に友達はできなくても、 外国在住の同好の士にめぐり会えたりする。
相手の方が、 一層ひどい ブロークン だったりする。
ブロークン 同士でも、 心は共鳴し、 共通する話題で豊かに盛り上がる。
どうしても届けたいと熱望するメッセージは、 なぜか伝わってしまうもの。
15億人の英語力は様々であることを体感できれば、 気が楽になるだろう。
翻訳機能 ( DeepL など ) を使ってもよいのだ。
私たち日本人が目指すべきは、 AIを味方にする 「 二刀流 」 の合わせ技。
頭と 機械翻訳 がタッグを組む 「 二刀流 」 で、 なんでもチャレンジすべし。
AI を敵視せず、 かけがえのない仲間にして、 大いに助けてもらおう。
頭脳も AIも 駆使する 「 二刀流 」 はかっこいい。
世界がぐっと広がる手応えが、 自宅に居ながら実感できる時代となった。
【参照】 「 二刀流 」のメリット、 AI vs 通訳、 AI vs 翻訳
【参考】 ※ 外部サイト
- 生成AIに仕事を奪われる ? 使い倒し、破壊者となった方がお得
https://reskill.nikkei.com/article/DGXZQOLM187SH0Y4A710C2000000/
2024年9月9日付
–
◆ 勇気を出して踏み出せば、 たった独りで世界と触れ合える ご時世ですぞ。
「 3時のおやつ 」 みたいに、 学習習慣を挟み込んでいくことだ。
–
言語習得の決め手は、持続性。
–
ほどよい弾みが気分を盛り上げ、 心身の不調を遠ざけてくれる。
良くも悪くも心が躍り、 不平不満にかまう隙が消えて、 気持ちが上向く。
知的で心地よいリズムが暮らしに加わり、 生きることが楽しくなってくる。
日本語オンリーの頃には、 夢想だにしなかった新たな視界がぱっと広がる。
英語好きな人に幸せそうな人が多い理由のひとつで、 物事が多重に見える。
これぞ語学の魔力で、 今まで知らなかった活力がみなぎり、 毎日が輝く。
【参照】 「 二刀流 」のメリット、 AI vs 通訳、 AI vs 翻訳
–
–
意志力以上に、 よい習慣と仕組みを味方にする。意志力にいつも頼るのは、 不安定で病みやすい。
自分に合う習慣と仕組みを設ける方が楽に続く。
–
( 中略 )
–
「 仕組み → 習慣化 → 無意識 」 で気が楽になる。
なにも考えずに、 反射的・自動的に動けるように。
楽々( effortlessly )できるようになってすごい。
※ 気まぐれな意志力を私はあんまり信用しない
–
–
【時間管理】視覚化して脳を安心させる より
–
–
崖っぷちに自ら追い詰めるやり方を、 私はおすすめしない。一夜漬けの短期決戦はいざ知らず、 長くは続かないからである。
その反動で燃え尽きたり、 得体の知れない疲れが残ることもある。
50年以上生きて振り返ると、 その潜在的な危険性が透けて見える。
なによりも、 心の状態に左右されない仕組み作りが大事 と考える。
–
–
「 単語の覚え方 」 より
–
【参考】 ※ 外部サイト
- 面倒くさいことを、やる気がなくても自動的に終了させる方法。
https://www.youtube.com/watch?v=tQGT5bAw82k
2024年7月8日付 ※ 動画全長 19分14秒
–
– - 先延ばしは変化を嫌う脳の防衛本能、 過大目標・恐怖・疲労が原因
https://www.youtube.com/watch?v=oicEi-YTMlY
2024年6月24日付 ※ 動画全長 19分53秒
–
– - ベビーステップ、 小さな一歩がもたらす習慣と成功
https://www.youtube.com/watch?v=Qn6lA95UAFE
2024年8月16日付 ※ 動画全長 17分18秒
–
◆ どうすれば、 ご機嫌に学び続けられるのか、 ちゃんと検討してみましょう。
本選びの一助になればと願い、僭越ながら、1冊ずつレビューしていきたい。
–
※ 各レビューは、 別項目に投稿しております。
–
◆ 写真は、実物の表表紙と裏表紙を合成したもの。
–
『 キク英文法 』 ↑
■ レビュー https://mickeyweb.info/archives/57470
一杉 武史 (編著)
アルク、 2007年刊、 【 CD2枚つき( 57分、54分 )】
18.2×13.1cm、 396頁
【 音声ダウンロード 無料 】
『 一億人の英文法 』 ↑
■ レビュー https://mickeyweb.info/archives/58771
大西 泰斗、 ポール・マクベイ (著)
東進ブックス、 2011年刊
A5判、 688頁、【 「アプリ」及び「CDブック」は別売り 】
『 総合英語 エバーグリーン 』 ↑
■ レビュー Coming soon
川崎 芳人、 久保田 廣美、 他 (著) 鈴木 希明 (編)
いいずな書店、 2017年刊
A5判、 672頁、
【 音声ダウンロード 無料 】
–
” English Grammar in Use, 5th Edition ↑
– with answers and ebook “
■ レビュー Coming soon
Raymond Murphy (著)
Cambridge University Press、 2019年刊
26.29×19.51×1.5cm、 392頁、 「第5版」。 日本語表記なし。
・ ” CEFR levels : B1, B2 ” と明記されており、中級学習者が対象
・ 外観が瓜二つの2冊 「 answers なし 」「 ebook なし 」も存在する
・ 「 ebook 」とは、別添冊子の形式ではなく、表紙裏面に印刷された、
—–個別のアクセスコードを指す “ This is your access code: ”
—–↑ 古本購入には、要注意
※ 別冊の学習手帳( A5、本文64頁 )がついた「 日本限定版 」
( Japan Special Edition )を購入
→ 手帳は「 ジャポニカ学習帳 」風で地味、シールつき
<出版社HP> <アマゾン> <楽天>
→ 別冊の学習手帳なし ( 洋書テキストの中身は同一 )
<出版社HP> <アマゾン> <楽天>
–
–
『 徹底例解 ロイヤル英文法 改訂新版 』 ↑
■ レビュー Coming soon
綿貫 陽 (改訂・著) マーク・ピーターセン (英文校閲)
旺文社、 2000年刊
B6判、 896頁
『 表現のための 実践ロイヤル英文法 』 ↑
■ レビュー Coming soon
綿貫 陽、 マーク・ピーターセン (共著)
旺文社、 2011年刊、【 「暗記用例文」音声CD2枚つき 】
本冊 A5判、 728頁 + 「暗記用例文」別冊 A5判、 48頁
『 英文法解説 改訂三版 』 ↑
■ レビュー Coming soon
江川 泰一郎 (著)
金子書房、 1991年刊
A5判、 568頁
『 英文法の核 』 ↑
■ レビュー Coming soon
西 きょうじ (著)
東進ブックス、 2016年刊、【 「例文」音声CD1枚つき 】
本冊 B6判、 420頁 + 別冊 B6判、 60頁
『 カラー改訂版 世界一わかりやすい英文法の授業 』 ↑
■ レビュー Coming soon
関 正生 (著)
KADOKAWA、 2018年刊
A5判、 272頁
『 英文法 TRY AGAIN! 改訂版 』 (※) ↑
■ レビュー Coming soon
山口 俊治 (著)
語学春秋社、 2014年刊
A5判、 572頁
(※) 写真は、2002年刊の「旧版」(A5判、557頁)。
上記は「改訂版」の情報。– 末尾に「索引」が追加され、
用紙がなめらかになった。 頁番号まで完全一致ゆえ、
手持ちの旧版に「改訂版」の「索引」を貼り付けて使用。
–
–
『 英語ライティングルールブック 第3版 』 ↑
■ レビュー Coming soon
デイビッド・セイン (著)
DHC、 2019年刊
A5判、 400頁
『 英文法用語の底力 』 ↑
■ レビュー Coming soon
田上 芳彦 (著)
プレイス、 2015年刊
四六判、 228頁
『 法助動詞の底力 』 ↑
■ レビュー Coming soon
安武内 ひろし (著)
プレイス、 2017年刊
四六判、 214頁
『 英語の冠詞がわかる本 改訂版 』 (※) ↑
■ レビュー Coming soon
正保 富三 (著)
研究社、 2016年刊
四六判、 180頁
(※) 写真は、1996年刊の「 旧版 」。
2016年に「改訂版」が出ていたが、気づかなかった。
上記は「改訂版」の情報。
–
–
『 aとtheの底力 』 ↑
■ レビュー Coming soon
津守 光太 (著)
プレイス、 2008年刊
四六判、 208頁
『 英語の複数と冠詞 』 ↑
■ レビュー Coming soon
小泉 賢吉郎 (著)
ジャパンタイムズ出版、 2020年刊
四六判、 240頁
『 これならわかる! 英語冠詞トレーニング 』 ↑
■ レビュー Coming soon
石田 秀雄 (著)
DHC、 2012年刊
四六判、 197頁
『 科学論文の英語用法百科 第2編 : 冠詞用法 』 ↑
■ レビュー Coming soon
グレン・パケット (著)
京都大学学術出版会、 2016年刊
菊判、 326頁
『 英文法「例外」の底力 』 ↑
■ レビュー Coming soon
田上 芳彦 (著)
プレイス、 2018年刊
四六判、 214頁
『 英語の歴史から考える英文法の「なぜ」 』 ↑
■ レビュー Coming soon
朝尾 幸次郎 (著)
大修館書店、 2019年刊
四六判、 268頁
『 英語教師が知っておきたい日本語のしくみ 』 ↑
■ レビュー Coming soon
高嶋 幸太 (著)
大修館書店、 2019年刊
四六判、 208頁
◆ 以上、21冊。
今後も、 追加予定です。
めぼしい英文法書を読破しまくる、 飽くなき野望、
もとい 「 ライフワーク 」 に目覚めてしまいました。
◇ 「 英文法の参考書 」 連載
▼▼▼▼▼ 追加分 ▼▼▼▼▼
『 真・英文法大全 』 ↑
■ レビュー Coming soon
関 正生 (著)
KADOKAWA、 2022年刊
A5判、 912頁
–
【 音声ダウンロード 無料 】
『 英文法は絵に描きやすいルールでできている 』 ↑
■ レビュー Coming soon
オールライト 千栄美 (著)
明日香出版社、 2022年刊
A5判、 540頁
–
<出版社HP> <アマゾン> <楽天>
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–
『 がっちゃん英語 キミに読ませたくて創った文法書 』 ↑
■ レビュー Coming soon
がっちゃん (著)
KADOKAWA、 2023年刊
A5判、 416頁
–
<出版社HP> <アマゾン> <楽天>
–
日英の音は、 舌・唇・歯・呼吸間の相互作用が
まったく違います
–
英 語 「 息の音 」
日本語 「 声の音 」
–
–
日本語母語話者にとって、
英語の発音は動物の鳴き声に近い。
日本語で表記しがたいのは言うもおろか。
犬猫の声と一緒で、 そもそも日本語では書き起こし
きれないのに、 英語音を無理くり邦文で表現しようとする。
等しく不条理だからアプローチを変える。
口周りをまじまじと見据えて、 模倣する。
👄 唇をよく見て 🫦
–
※ やり方は、 ” integrity ” へ ( 図入り、 動画入り )
–
【参考】 ※ 外部サイト
- 多言語の習得は 「 音 」 から 脳領域特定、 文法理解早く
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF251YP0V20C24A2000000/
2024年2月26日付–
◆ 以下、 ” integrity ” より再掲。
–
◇ 英独仏を含む、 大規模な印欧語族 ( インド・ヨーロッパ語族 ) を
母語とする学習者と異なり、 母語が日本語の私たちは、
手掛かり・足掛かり が全然つかめない。
–
文字表記・発音・音節・アクセント・語順 はほとんど重ならない。
舌・唇・歯・呼吸間の相互作用 が大違いで、 発音時の口周りも異次元。
言語面にとどまらず、 物事の見方を左右する、 文化的な違いも天地。
だから、 「 異文化理解力 」 も身につけなければならない。
母語 = 日本語の宿命を担うと、
英語習得はやたらと難しくなる。
–
母語が 「 踏み台 」 になってくれないから。–
やること多すぎ。
–
–
母語に比べて、 「 言語系統が別次元 」 とは、 こういうこと。
母語に存在せず、 イメージしづらいことだらけだから、
どうあがいても理解できない。
→ 「 日本語と英語の違い 」 にきめ細かく記した ( 図入り )
–
–
印欧語族同士は 「 りんご – ぶどう 」 、
日英間は 「 りんご – くるま 」 みたいな差。
この雲壌の相違が、 英語習得の難易度の隔たり。
–
–
英語に近い言語とは、 立ち位置が違う。例えば、 「 オランダ人は英語がペラペラ 」。
語順も文法も、 英語に類似する印欧語の代表格が、 オランダ語。
出自が同じだから、 学習上の手掛かり・足掛かりはかなり多い。
初歩から洗いざらい手ほどきを受けなくても、 普段使っている母語との
共通点を見出し、 規則性を汲み取ることで、 ある程度は独力で体得可能。Both languages share the same root.
「 オランダ人から学ぶ英語学習法 」
これに類した情報商材が堂々と売られている。
日本語母語話者の悩みを解決するには的外れ。
言語・文化が完全異質ゆえ、 逐一ねじり鉢巻きで勉強して学ぶ日本人。
–
–
「 日本語と英語の違い 」 より
–
◆ 一方、 中国人には英語堪能な方が多いとの反論がある。
確かに、 中国語は日本語と同じく、 印欧語族に属さない。
–
しかし、 日英に比べれば、 文法と語順が似通っていることは検証済み。
中国語( Mandarin )を大学の第二外国語で学んだ際、 自ら実感した。
–
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「 動詞 」 が出る前に詰まるから通じない–
日本語は語順が違うから、 機械的に置き換えにくい
→ 語順を入れ替えないと、 動詞までたどり着けない
–
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『 ITエンジニアが覚えておきたい英語動詞30 』 pp. 8-11.板垣 政樹 (著)
秀和システム、 2016年刊
A5判、 248頁【 音声ダウンロード 無料 】
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日本語の動詞は後半に来るから、 語順を全面的に再構成しないと通じない。
むごい試練で、 頭がしっちゃかめっちゃか、 その場で思考がフリーズする。
母語と英語の語順が似ていれば、 ぱかぱか代入するだけで伝わったりする。
◆ 英語と中国語・日本語・フィンランド語の語順を見比べた図の一例。
英語の動詞 ( to 不定詞 ” want to try ” ) がどこに該当するか目を向ける。
中国語は英語と同じく前半、 ぱかぱかいけそう。
日本語は末尾部に飛ばされ、 頭がこんがらがる。
–
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https://awed-frog.tumblr.com/post/617561392469393408/whoa※ 2024年3月22日 アクセス
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最終の ” Finnish ” とは 「 フィンランド語 」。
日中同様、 印欧語 ( インド・ヨーロッパ語族 ) ではない。
–
–
そのため単語も文法も全く異なります。
–
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https://twitter.com/FinEmbTokyo/status/225793076612972544※ 2024年3月22日 アクセス
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ちなみに、 朝鮮語と日本語の語順は酷似するが、 語族は別。
※ 言語学では 「 Korean = 朝鮮語 」 が正しく、 「 韓国語 」 は便宜上の名称
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https://blog-imgs-101.fc2.com/t/e/s/tesuto93/oXzhjas.jpg※ 2024年3月22日 アクセス
◆ 英語は 「 印欧語族 」 ( the Indo‐European languages )。
–
画像の拡大
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【出典】 小学館 日本大百科全書 ( ニッポニカ ) より
–
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” conclusive ” では、 歴史を振り返りつつ、 世上流布しない
正負の側面を事細かに考察した ( 地図入り )。
◆ 以下、 「 自分の世界 」 が広がる英語 より再掲。
語学は < 老化防止 >< 認知症予防 > に効果ありと検証済み。
これを実証する有力な学術論文( 英文 )は次の通り。–
2010年発表。
要旨は、
「 バイリンガルはアルツハイマー病を発症しにくい 」
–
–
Craik & Freedman (2010).
Delaying the onset of Alzheimer disease
Bilingualism as a form of cognitive reserve.
Neurology. 2010 Nov 9; 75(19): 1726-1729.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3033609/
–
【PDF】
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3033609/pdf/8193.pdf
※ PDF 全4頁、 855KB
◆ 以下、 ” conclusive ” より再掲。
–
2021年夏、 東京オリンピックの最中に、YouTube 動画
のコメント欄にあふれた文言が、
” Welcome to Japan ! ” ( ようこそ日本へ ! )。
選手らを歓迎する真心のこもった、 日本からの呼び掛けである。
このたった3語のメッセージが、 びっしり幾重に連なるコメント
欄をいくつも見つけ、 ある種の迫力とおかしみと感銘を覚えた。
かわいい絵文字や顔文字で差別化していたりする。 ※ 後述
ほっこりすると同時に、 日本人の実直さを垣間見た。
コロナ禍の中、 遠路はるばる来日してくれた海外選手たち …
どうしても皆様を称えたい、 励ましたい、 感謝を伝えたい …
こういった大勢の日本人の熱い思いが、 英語でコメントする
勇気を奮い立たせたのではなかろうか。
いろいろ調べて、 やっとたどり着いた英語表現かもしれない。
生まれて初めて書いた英文コメントかもしれない。
使い慣れない英語で投稿する興奮と高揚は、 いかばかりであろうか。
以上は勝手な推量であり、 これらの裏付けはかなわぬものの、
この際、 そんなことはどうでもよろしい。
自発的・内発的な動機や感激が生む、 意欲と行動力のすさまじさを、
ぜひとも力説させていただきたいのである。
やはり、 自ら英語を使ってみたいと思う日本人は、 大人数いるのだ。
国民のやる気を、 無下にあしらっている感のある英語教育を許すまい。
◆ 以下、 ” shrug off ” より再掲。
–
日本発祥の 「 絵文字 」 は、 ” emoji ” として世界中に普及している。
- ” I signed off the post with a sad face emoji. ”
( 悲しい顔の絵文字で投稿を締めくくった。) 😔
たくさんの絵文字なら、 名詞の複数語尾 “ s ” を伴い、 ” emojis “。
【発音】 imóudʒi
【音節】 e-mo-ji (3音節)
「 イ モゥ~ ジ~ 」 「 イ モゥ~ ジ~ス 」 と私には聞こえる。
英語に取り込まれる際、 出だしの母音の発音は、 /i/ になってしまった。
/i/ は、 「 イ 」 と 「 エ 」 の中間的な感じで、 短く発音する母音の
短母音( short vowel )。
–
【参考】 UnicodeのEmojiの一覧 ( 外部サイト )
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