プロ翻訳者の単語帳

Professional Interpreter / Translator at Government Agency

「Gmail」で作る単語帳

      2021/10/26

Gmail( ジーメール )を活用した「 単語帳 」の作り方を
ご紹介してみたい。

長年蓄積してきた「 紙 」の単語帳( 日本語用と英語用 )
の維持管理に困り果てた挙句、現在はウェブメールの
「 Gmail 」に軸足を置いて作成している。

この経緯は 「 語彙採集 」 で触れた。

Gmail の バックアップ は 毎日行い、
他社メルアドにも同時送付( CC )し、
データ消滅のリスク分散を図っている。

Gmail のサービスが、突如終わる可能性を踏まえ、
使用した諸々の設定を、忘れずに控えておく。

別環境において、他者を煩わせることなく、自力で再現
できるように準備しておけば、とりあえず心丈夫である。

◆  2009年11月14日に、「 紙 」から「 Gmail 」に移行開始した。

送付または受信すると、自動貼付 される私のラベルの一部はこちら。


自分の需要に合わせて、フィルタの条件を設定しておけば、
送信・受信の際に、希望通りのラベルが自ずと貼り付けられる。

◆  Gmail の「 ラベル 」は、「 フォルダ 」に似た役割を担う。

自動的にメールをラベル付けする「 フィルタ機能 」が作動し、
知らず知らずのうちに、フォルダ分けされるに等しい具合。

ラベルをクリックすれば、当該ラベル内の全メールにたどり着く。

必要情報の入ったフォルダに直行する感触が、たまらなく爽快。

そのため、過去分の検索と追記 がしやすくなる。

  •  検索により、適所に加筆修正 でき、新たな学びを続々と反映可能
  •  それが意欲を刺激し、記憶の定着が強化 される効果を感じている

自分の学習プロセスを、時系列の記録として、しっかり残せる。

結果的に、簡便な勉強道具となり、「 将来への投資 」につながる。

◆  例文作成時は、いの一番に 手持ち資料を調べるのが常例。

  投稿記事の用例選出時の、恰好のデータベース

 題名も 本文も 横断検索 ( = 串刺し検索 )可能
自炊した蔵書 同然

スキャン 及び OCR した書籍を Dropbox( 有料版 )にアップロード後、
検索にかけると、全書籍の中身より、求めた文字列が瞬時に抽出される。

欲しい情報が、目の前に一挙に現れるのは、実にうれしいこと。

しかも、インターネット環境さえあれば、いつでもどこでもOK。

使用機器やアプリの制約はなく、ネットカフェからもアクセス可能。

屋外・出先どころか、海外からも「 マイ本棚 」を引き出せる。

◆  生意気に粋がると、

  地球上、至る所 が「 我が書斎 」 

電子化していなければ到底不可能であり、一個人がこれほど手軽
に実行できるようになったのは、技術が進歩したおかげであろう。

Gmail でも同様なので、年がら年中、すこぶる重宝している。

世界中で使われているため、使用上のノウハウや接続障害を含む
有力情報が、各地より適時に発信され、自助自立が比較的簡単。

最新情報を入手できる英語力に、大いに感謝したくなる瞬間である。

総じて思い通りにコントロールが効き、その快感をいとおしんでいる。

最高水準のエンジニアが編み出した、最先端の技術が数多投入され、
随時アップデートしているシステムが、寄り添ってくれる心強さよ。

◆  「 ラベル 」と「 フィルタ 」の設定は、慣れれば造作ない。

Gmail の一般的な条件設定に、プログラミングの専門知識は 不要

◇  ちなみに申し上げると、弊サイト程度の ワードプレス
——-サイトなら、プログラミングのスキルがなくても作れる

また、本稿の スクショ や条件設定は英語表示となっているが、私の
環境設定がたまたま英語になっているだけで、日本語でも大丈夫。

個々の「条件」を決定するまでは、相応に頭を絞るものの、
ラベルは15秒、フィルタは25秒ほどで新規登録できる。

  •  設定後は 手間なし、変更も容易
  •  手近な 割に、かなり自由が利く
  •  とにかく手離れがよく、気が楽

機密・個人情報に関わる情報のやり取りは回避すべきだが、
最強レベルの検索力を誇る「Gmail」は確かに 便利 である。

「単語帳」に、打って付けの特長を備えているのだ。

◆  テーマの重要性・緊急性に従って、ラベルに色付けしている。

着色は約10秒。数クリックで、ささっと 仕上がる仕様が強み。

見逃し を防ぐため、重要項目には鮮烈な色合いのラベルを割り当て、
視認性を高めておく。

読者様よりいただいた フィードバック も、Gmail に転送されて
くるが、見落としようのない仕組みを、己に仕掛けている。

  コメント

  お問い合わせ


ひと目で気づくよう、真っ赤っ赤にして、
早めに対応すべく 優先順位 を高めている。

さらに「訃報」を例に、” terminally ill ” より再掲すると、

◆  同じく2018年8月、ある米上院議員のご逝去後、
私の Gmail はこんな感じに埋まった。

※  モザイクは故人名



速報( breaking news、news alert )の受信時刻をチェック( 右端 )。

わずか30分余りで、8本届いた。

次いで、2018年9月。   国際的に有名な映画スターの死。



これらの迫力に、ぎょっとしないわけにいかない。

  上記のGmail の全ラベルは、自動貼付された。

事前にフィルタを設定しておいたおかげ。

例えば、黒地に白字の ” Obituary “( 訃報 )ラベル。

口語では、” Obit ”  と略すこともある。

Obituary

 

フィルタ設定 はこういう風。

・ subject : dead
・ subject : died
・ subject : dies
・ subject : obituary
・ subject : obituaries
・ subject : 訃報
・ subject : 死去
・ subject : 死亡
・ subject : 逝去
・ subject : 逝く
・ subject : 死す

これで、 英日のほとんどの訃報に対応できる。



◆  2020年7月。  米公民権運動の偉大な指導者が旅立った。


世界中の著名人の訃に接するたびに、こうしたインパクト満載
の画面を目にする。

なおかつ、日本語の訃報が合流し、壮観を呈する。   不謹慎だな。

◆  悲報に限らず、愉快なテーマも同様にフィルタ設定している。

目下の興味の度合いによって、ラベルは目立つよう調整する。

海外の事件ならば、リアルタイムの英文速報がいち早く届く。

時差の関係で、日毎夜毎、どきどき刺激的ゆえに退屈しない。

2021年2月。



2021年7月。

 


◆  日本国内の 衝撃 ニュースですら、英語が先に流れてくることも。

2020年8月。


海外メディアが先んずるのは、なんだか妙。

忖度抜きだからなのか。

ニューヨーク・タイムズ は、どんな時も迅速な様子。

2020年10月。

ずらりと並ぶ件名には、各発信者のユニークな個性が響き合う。

販促を左右するため、互いにしのぎを削って作るから当たり前。

すなわち、「 件名 」こそ、購読するか否かの判断基準となる看板娘。

件名のみ読んでも、結構な情報量を収集でき、手短な勉強材料になる。

ニュースメールの「 件名 」は、ニュース記事の「 見出し 」に相当し、
完全一致も少なくない。

  「 見出し 」英語の解説は、ここが秀逸  ↓
英語ニュースの読み方(見出し編)RNN時事英語

思わず わくわく してしまう熱気や雰囲気が、伝わってこないだろうか。

抑えきれない知的興奮、驚き、楽しみが、どんと押し寄せる「 Gmail 」。

  ◇  上掲の英文速報は、日本からも無料で登録可能  

【参照】   「自分の世界」が広がる英語

◆  「 英語に親しむと、人生に退屈しにくくなる 」と考えるのは、
ささやかな工夫次第で、ご機嫌のきっかけを得られるからである。

退屈すぎると、よからぬ雑念に惑わされがち。   これはしんどい。

没頭 できる対象を いくつか 持っておくと、生きることは楽になる。

日頃の生活圏が半径5kmであっても、自宅に居ながら にして、
たった独り で、異次元の世界に触れ合える時代に生きている。

英語を介して眺めると、 この世には、息もつかせぬ快味が盛り沢山。

哀しみや不条理の多い衆生界だが、 胸弾む喜びと慰みも果てしない。
ふふっと笑みがこぼれる快活な場面が、 あちこち起こるのも世の常。

ちびっと勇気を奮い、踏み出してみると、 無為無聊の苦しみは減る。

良くも悪くも心が躍り、 軽微な不平不満にかまう隙が消えたりする。

自己の関心に沿って構築しているので、 心地よいのは至極当然。
条件の策定に思案を巡らすのが、 じわじわと面白くなっていく。

自分好みに巧みに仕立てれば、 頼れる秘書 の存在になってくれる。

基本的なやり方を覚えるのは難しくなく、 すぐ身につく。
ごく普通の中学生くらいの学力で、 充分に事足りる。

パソコンの基本操作ができれば、 70歳代以上でもいける。

慣れれば、 誰でもできるようになる。

たとえ間違えても、 やり直せばよく、 他人様に迷惑かからない。

要は、自身に都合よく、好きなように、思う存分やってよい のだ。

  低コストで、自己コントロールの効く 情報管理が たやすい昨今 
  日常を豊かにするのに、この 現代の恩恵 を生かさない手はない  

連載 にて共有したいと願うのは、 すっと手が届く身近な方法である。


◆  骨子を述べると、受信記事を「 教材 + 単語カード 」 にする。

他で見つけた気になる資料も、 自分宛にメールし教材化。
単語帳作りの一環に、 メールを縦横無尽に組み込む案配。

見るもの聞くもの、 好奇心が湧けば、 なんでもかんでも可。

お世話になった上司の叱責は、 こぞって単語帳入りしている。
さんざん油を絞られたため、 言い回しをふんだんに獲得した。

痛烈な言葉ばかりに意識が集中し、 肝心要なお咎めは上の空。

怒髪天を衝く姿に、 おののきつつも、 ちゃっかり語彙は 書き留めた

その表現に接すると、 かつてのボスのご尊顔を即座に想起する。
憤怒の形相の圧倒的な印象と強烈さが、 脳に焼き付き離れない。

情景がありあり蘇り、 五官と五感 の活用は学習に有効と悟った。

心ならずも、 叱られまくり、 日英の語彙力がぐんぐん伸びた。

【参照】   語彙採集、   ” no need

 

◆  大挙して押し寄せるスパムも、容赦なく教材になってもらう。

詐欺師顔負けのコピーライティングが垣間見れて、一挙両得。

森羅万象、全てが我が師。

各所で使用された単語や表現を自学自習し、知識を整理。
単語帳ばりに打ち込み、記事もろとも送付し、受信する。

市販の単語帳には欠けている、飛び切り新鮮な味わいが、グー。

既存の単語集は、 他人様が集めてくれた片言隻語の集大成。
それを片っ端から覚えていく流れとは、 全然違う気がする。

単語暗記にありがちな、単調なつまらなさとは無縁  ということ。

自分自身が手配した表現中心なので、能動的に頭が働く実感。

自発的・内発的な動機の底力と行動力の効き目はすさまじい。

着々と、ツールを独自開発する喜びが、もうなんとも言えない。

画像を添えたくなり、勉学ついでに、ちょこっと作図しちゃお。

どでかい 視覚効果

↑  投稿記事用  ” Take action


語釈がきっちり記載されている割に、なかなか際どく大胆な構図か。

こんなの序の口。   平素はずっと過激で、ちょっとお見せできない。

他人様に届けてしまうと大変

送信前に宛先を ダブルチェック

原則非公開となる、自作の自習教材( 単語帳含む )の性質からみて、
自身に都合よく、好きなように、思う存分やってよい 」 のだから、
他者への遠慮や配慮はいらず、いつだって天衣無縫で、豪快奔放。

時事ネタを拝借し、わざと奇妙奇天烈な例文を作り、脳に刷り込む。

あの人、この人を登場させ、 はちゃめちゃな突っ込みどころを設ける。
この際、苦手な此奴には、 あんなこと、こんなこと、やらせてしまえ。

支離滅裂で滅茶苦茶なストーリーの方が、記銘  →  保持  →  想起  が円滑。

ことさら「 記憶 」が昇華する感だが、 無論、 他見をはばかる文章になる。

げらげら笑いながら、自分用に作文する、傍目にはイカれた習わし。

文字サイズは、内容と理解度に応じて、あれこれひねくり回す。
派手な色味やハイライトを付け足すことも、しょっちゅうある。

どこかあやふやで、復習すべき発音には、リンクを挿入しておく。

作図を除けば、大概2分やそこらで完了する平易な操作なので、
ストレスを感じる余地もなく、四六時中ばんばんメールする。

余裕がない時は、本文は空白のまま、件名だけ入れて送る。

後日戻って、書き足せばよく、そんなに焦らなくてもよい。

ツリー状の「 スレッド表示 」で構成しておけば、全メールが
件名ごとのグループとして、時系列の単語カード風にまとまる。

画像の拡大

※  グレー部分は、メルアドとアイコン


当該件名で検索し、本文を記入後、そのまま被せてメールする。
新しく学ぶ度に、この工程を繰り返し、知見を積み重ねていく。

何度も取り上げる論点や深掘りする表現の場合、長期に渡り、執拗に
追いかけるため、単一スレッド内に格納されるメール数は2桁に達する。

スレッド内のメール数からも、自分の関心と不得手が、浮かび上がる。
既習なのに、忘れてしまった言い回しには、やたらとスレッドが立つ。

記憶から抜け落ちていても、己の頭の悪さを責めないようにしよう。
幼児のぬり絵みたいに、無邪気に重ね塗りしてやり、再びインプット。

<我が脳> が高揚しそうな趣向は、一切忌憚なく取り入れる。

【参照】   単語の覚え方

<我が脳> が上機嫌になる手応えは、市販本には大して望めないだろう。

あまりにも楽しすぎて、すっかり夢中、 悲壮な努力なんて、どこ吹く風。

◆  いわば「 なんでもあり 」の自由と創造性が保障されている場。

最近の出来事であれば、生々しく記憶に刻まれやすい。
なぜか私生活もリンクしたりして、習得がより自然に。

あたかも時代と一体化するような、清々しい気分が最高じゃん。

自分主体の別世界を展開 でき、不本意な退職など、そこにない。

  「 居場所 」を確保しておくと、冷や飯食わされても、どうにか凌げる。

なにがあっても、自我が保てて、根底から崩壊する危機を脱出できる。

艱難辛苦が降りかかってきた時、無事にやり過ごすための「 生きる知恵 」。

常日頃より、居心地のよい心の拠り所を周到に用意し、いざという時、
没頭 できる体制を整えておけば、身の破滅を免れることもできるはず。

心の落ち着く「 居場所 」があれば、 ぶっ壊れにくくなるということ。

健やかな心身 は「 宝物 」であり、原動力の基盤となる最大級の味方。

「 身体が資本 」「 健康第一 」「 体が元手 」「 健康資本 」
と重んじられつつ、ストレスと加齢により、減耗してしまう。

うまく付き合えるかどうかで、一生の幸福度が変わってくるに違いない。

ご自分なりに、真剣に対策を講じ、適度に折り合い、ぜひとも守り通そう。

そうこうするうちに、猛威をふるった集中豪雨は、勝手に過ぎ去っていく …

万物逃れられないのが 「 時の力 」。


こう考え、未成年時から、隠れ家 ( hideout ) を 複数こさえてきた。

そのうちの1つが、オリジナルの単語帳。

底知れぬ深遠な、厳しくも楽しい英語道にて、独力で開拓可能な場。

自身に都合よく、好きなように、思う存分やってよい 」。

「 語学 」本来の活力がみなぎり、彩り鮮やかに生が輝く。

◆  2009年11月から、10年以上かけて、こつこつ築いてきた。

ふとした思いつきや必要が生じる都度、気まま思いのまま、
次々に「 ラベル 」と「 フィルタ 」を付け足していく日々。

無数の試行錯誤を重ねたとはいえ、得手勝手にやりたい放題
だったので、割かし気軽な取り組みだった。

時が経つにつれて、作業はどんどん楽になっていった。

用を足した後、トイレットペーパーに手を伸ばす感覚。

生活にリズムがもたらされ、気持ちも上向き、毎日が楽しい。

ほどよい習慣は、心身バランスの大崩れを遠ざける。

同時に「 紙 」の利点は捨てがたく、紙の単語帳も適宜併用
し続けているが、今の主力は「 Gmail 」。

普段の「単語帳」に加え、弊サイトの材源の集積地としても
役立っているため、ご参考までに、ご案内できればと願う。

 

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「Gmail」で作る単語帳 は、
不定期連載として、続けてまいりたいと考えています。

引き継ぎ、よろしくお願い申し上げます。

 

◇  「Gmail」で作る単語帳  連載

 



★★★ 伝言板(Undeliverable Communication)★★★

2020年11月3日(火)

本稿にお問い合わせしてくださった「 かず 様 」へ。

本日、お預かりしましたメールアドレスに、
ご回答をお届けできませんでした。

> このメールアドレスは存在しません。

ご連絡用の貴メールアドレスをご確認いただき、
再度お知らせいただけますでしょうか。

==>   “お問い合わせ

お手数をおかけしますが、
どうぞよろしくお願い申し上げます。

■  詳細につきましては、こちらをご参照願います。
https://mickeyweb.info/undeliverable

 

 

 

 

 

 

 

 

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